コンシェルジェという名のサービス(2)
2000年9月に我が国で初めて,VISAプラチナカードが住友クレジットサービスから発行された。住友クレジットサービスは,従来の住友VISAゴールド2100をVISAプラチナに改めたもので,VISAプラチナは,発行カード会社(住友クレジットサービス)が提供するサービスを除いて,直接Asia Pacific地域を管轄するVISA International支部組織がサービスを提供するという国内発行の国際ブランドの中でも初登場のサービスだったと言えるのではないだろうか。
中でもパーソナル・コンシェルジェと謳ったVPCC(ビザ・プラチナ・カスタマー・センター)は,24時間主に旅行を中心としたコンシェルジェ・サービスを提供しており,私も随分とお世話になった。住友VISAプラチナカード発行直後は,VPCCは東京デスクがあり,旅行以外のエンターテイメント等些細なことでも相談に乗ってもらえたが,2000年12月にはデスクはシドニーに集約された。それでもコンシェルジェ・サービスという看板はダテではなく,特にFAXやE-mailでの利用が可能であること,また,Asia-Pacific VISA PlatinumのWeb上からも利用が可能で,個人の手配旅行を含めかなり重宝するサービスであった。
FAXでのやりとり(会員側からは,メールか電話で依頼することになる。)は私の場合でも数十枚にも上り,全て無料でやってくれたのが良かったと思う。私が依頼したのは,GW中の安価なレートでの航空機の予約,ホテルの予約,リムジンの手配,オプショナルツアーの予約等であり,航空券については,繁忙期であったため,福岡のJTBから直接自宅に送付があった。担当者はシフト制になっており,最初に依頼を受けた担当者が最後まで付いてくれることになるのだが,退社後は別の方が代わりに依頼を受けてくれるし,当然ながら申し送りまであったので,依頼したことはスムーズに流れていったようである。
ただ,VPCCはVISA International,住友カードのプラチナデスクは住友クレジットがサービス提供を行っているため,それぞれの情報の共有はなく,場合によっては住友カードのサービスをVPCCで依頼したかった面もあったが,そのあたりは難しかったようである。
残念ながら三井住友カードのVISAプラチナ会員は,2003年10月からVPCCを利用できなくなった。コストの関係だろうか,三井住友カードはVPCCのサービスを打ち切った。私の場合も,VPCCの担当者の中には,親しみを持った方も少なくなかったので,契約解除は本当に残念であった。2003年10月からはVPCCに代わり近畿日本ツーリストの子会社であるツーリスト・インターナショナル・アシスタンス・サービスになった。名称も三井住友VISAプラチナコンシェルジェデスクである。一方,VISA Infiniteのアジア・パシフィック地域での発行を受け,VICC(ビザ・インフィニット・カスタマー・センター)のサービスも始まり,VPCCのスタッフ数人がそのまま配転したようである。
現在のところ,VPCCを利用できるのはCITIBANK VISA Platinumだけになるが,最近のサービスレベルはどの程度かは私にはわからない。以前のスタッフが健在であれば,いろいろとやってくれているものと思うのだが。。。
「コンシェルジェという名のサービス」で述べた日本ダイナースの頃のダイナースやVPCCを利用してみて感じたのだが,この手のコンシェルジェを上手く活用するのも会員の依頼内容次第という印象を持っている。漠然とした依頼はいくらコンシェルジェサービスという看板を掲げていても,相手は困惑するだろうし,ある程度は利用する側で依頼内容を絞り込んだ上で利用すると期待はずれや間違いのない手配が可能になるのではないかと思う。また,安価なレートや優待等は,それほど期待はできない。繁忙期の手配であるとか,時差のある海外レストランの予約とか,Webでも実現が難しい部分で依頼すると利用者も重宝するのではないかと思う。海外旅行中の家族用の連絡先としてコンシェルジェサービスのデスクを使うのもいい利用方法かと思う。時差があったり家族が直接海外のホテル等に連絡を取るのも敷居が高い場合も少なくないだろうから。
つづく
中でもパーソナル・コンシェルジェと謳ったVPCC(ビザ・プラチナ・カスタマー・センター)は,24時間主に旅行を中心としたコンシェルジェ・サービスを提供しており,私も随分とお世話になった。住友VISAプラチナカード発行直後は,VPCCは東京デスクがあり,旅行以外のエンターテイメント等些細なことでも相談に乗ってもらえたが,2000年12月にはデスクはシドニーに集約された。それでもコンシェルジェ・サービスという看板はダテではなく,特にFAXやE-mailでの利用が可能であること,また,Asia-Pacific VISA PlatinumのWeb上からも利用が可能で,個人の手配旅行を含めかなり重宝するサービスであった。
FAXでのやりとり(会員側からは,メールか電話で依頼することになる。)は私の場合でも数十枚にも上り,全て無料でやってくれたのが良かったと思う。私が依頼したのは,GW中の安価なレートでの航空機の予約,ホテルの予約,リムジンの手配,オプショナルツアーの予約等であり,航空券については,繁忙期であったため,福岡のJTBから直接自宅に送付があった。担当者はシフト制になっており,最初に依頼を受けた担当者が最後まで付いてくれることになるのだが,退社後は別の方が代わりに依頼を受けてくれるし,当然ながら申し送りまであったので,依頼したことはスムーズに流れていったようである。
ただ,VPCCはVISA International,住友カードのプラチナデスクは住友クレジットがサービス提供を行っているため,それぞれの情報の共有はなく,場合によっては住友カードのサービスをVPCCで依頼したかった面もあったが,そのあたりは難しかったようである。
残念ながら三井住友カードのVISAプラチナ会員は,2003年10月からVPCCを利用できなくなった。コストの関係だろうか,三井住友カードはVPCCのサービスを打ち切った。私の場合も,VPCCの担当者の中には,親しみを持った方も少なくなかったので,契約解除は本当に残念であった。2003年10月からはVPCCに代わり近畿日本ツーリストの子会社であるツーリスト・インターナショナル・アシスタンス・サービスになった。名称も三井住友VISAプラチナコンシェルジェデスクである。一方,VISA Infiniteのアジア・パシフィック地域での発行を受け,VICC(ビザ・インフィニット・カスタマー・センター)のサービスも始まり,VPCCのスタッフ数人がそのまま配転したようである。
現在のところ,VPCCを利用できるのはCITIBANK VISA Platinumだけになるが,最近のサービスレベルはどの程度かは私にはわからない。以前のスタッフが健在であれば,いろいろとやってくれているものと思うのだが。。。
「コンシェルジェという名のサービス」で述べた日本ダイナースの頃のダイナースやVPCCを利用してみて感じたのだが,この手のコンシェルジェを上手く活用するのも会員の依頼内容次第という印象を持っている。漠然とした依頼はいくらコンシェルジェサービスという看板を掲げていても,相手は困惑するだろうし,ある程度は利用する側で依頼内容を絞り込んだ上で利用すると期待はずれや間違いのない手配が可能になるのではないかと思う。また,安価なレートや優待等は,それほど期待はできない。繁忙期の手配であるとか,時差のある海外レストランの予約とか,Webでも実現が難しい部分で依頼すると利用者も重宝するのではないかと思う。海外旅行中の家族用の連絡先としてコンシェルジェサービスのデスクを使うのもいい利用方法かと思う。時差があったり家族が直接海外のホテル等に連絡を取るのも敷居が高い場合も少なくないだろうから。
つづく