コンシェルジェという名のサービス
岩田昭男著「クレジットカードサバイバル戦争」(1995年1月,ダイヤモンド社)を見ると,アメックス・プラチナカードのエピソードとして次のことが紹介されている。
------------------------------------------------------
”「とにかくどんなものでも添えないサービスはありません」(アメックス)という究極のカードなのだ。たとえば,夜中の2時に電話がかかり,「明日の朝7時に帝国ホテル前にタクシーをつけて,その後部座席に1万円分の花束を用意しておいてほしい」というものや,「イタリア旅行に行くのだが,名前もわからないが,とにかく旨い店がある。その店主が最近店を閉じて故郷に帰ったというが,それがどこなのかはわからない。しかし,ぜひ行ってみたいので探してほしい」といった無理難題が持ち込まれる。ちょっと信じられないような話なのだが,このようなエピソードは枚挙にいともあがない。”
------------------------------------------------------
一方,ダイナースについては,
------------------------------------------------------
”うちはカード会社ではなく,選ばれた会員のためのクラブです。 (中略) だから,サービスについても基本的な発想が違うわけです。会員が困っているときに本当に親身になって対応できるというのが強さなんです」(広報部)。たとえば,「今,アメリカのホテルにいる。とにかく早く,現金100ドル持ってきてくれ」「昇進記念のゴルフボールを配りたいが,30個だけその人の名前を入れて送ってくれ」という難題にも,できるだけ答えるようにしているという。”
------------------------------------------------------
実は,これらのサービスのことをコンシェルジェという名のサービスであるということは,私自身,後日身をもって知ったのであるが,確かに上記のようなサービスがあれば年会費が少々高くても使う人にとっては,便利なカードに違いない。
日経トレンディ1998年3月号によると,アメックスは1997年6月頃あたりから,サービスメニューに謳っていないことは断るという方針に転換したようである。
1998年にアメックス・ゴールドを取得した私にとっては,当時のサービスは年会費から見ても,期待はずれで,ネットの掲示板で繰り広げられる上位のプラチナに興味をそそられていたが,1998年当時でも,実際にアメックスに問い合わせたところ,例えば,「ゴールド会員であれば,海外においてもし,お気分が悪く,薬の用立てが必要であれば,宿泊先のホテルの部屋まで薬を届けることは可能です。」という説明もあり,コンシェルジェという名のサービスは海外では取りあえず存在しているように思えた。
アメックスについては,古い会員の方から,謎のサービスはネット上の掲示板で随分と聞かされてきた。それだけ,会員の要望にはなるべく応えようというアメックスの方針があったからだと思う。残念ながら私がアメックスに加入した時期は,上記の方針転換時期とだぶるし,プラチナの年会費値上げがあった頃だったので,きめ細かいサービスができるような状況ではなかったのかも知れない。
一方のダイナースは,実際にどの程度サービスをやってくれるかどうか試したことがある。例えば,「今,北海道の○○○ホテルにいる。カニが美味しい店を探して,ホテルまでFAXしてほしい。」などである。FAXで送られてきた回答は,しっかりしたもので,さすがダイナースと思ってしまった。年会費9,000円の日本ダイナースの頃の話である。この頃のダイナースは,対応一つとってもさすが!と唸らせられることが多かったと記憶しているが,母体がシティコープに変わってからは,試したことがない。
つづく
------------------------------------------------------
”「とにかくどんなものでも添えないサービスはありません」(アメックス)という究極のカードなのだ。たとえば,夜中の2時に電話がかかり,「明日の朝7時に帝国ホテル前にタクシーをつけて,その後部座席に1万円分の花束を用意しておいてほしい」というものや,「イタリア旅行に行くのだが,名前もわからないが,とにかく旨い店がある。その店主が最近店を閉じて故郷に帰ったというが,それがどこなのかはわからない。しかし,ぜひ行ってみたいので探してほしい」といった無理難題が持ち込まれる。ちょっと信じられないような話なのだが,このようなエピソードは枚挙にいともあがない。”
------------------------------------------------------
一方,ダイナースについては,
------------------------------------------------------
”うちはカード会社ではなく,選ばれた会員のためのクラブです。 (中略) だから,サービスについても基本的な発想が違うわけです。会員が困っているときに本当に親身になって対応できるというのが強さなんです」(広報部)。たとえば,「今,アメリカのホテルにいる。とにかく早く,現金100ドル持ってきてくれ」「昇進記念のゴルフボールを配りたいが,30個だけその人の名前を入れて送ってくれ」という難題にも,できるだけ答えるようにしているという。”
------------------------------------------------------
実は,これらのサービスのことをコンシェルジェという名のサービスであるということは,私自身,後日身をもって知ったのであるが,確かに上記のようなサービスがあれば年会費が少々高くても使う人にとっては,便利なカードに違いない。
日経トレンディ1998年3月号によると,アメックスは1997年6月頃あたりから,サービスメニューに謳っていないことは断るという方針に転換したようである。
1998年にアメックス・ゴールドを取得した私にとっては,当時のサービスは年会費から見ても,期待はずれで,ネットの掲示板で繰り広げられる上位のプラチナに興味をそそられていたが,1998年当時でも,実際にアメックスに問い合わせたところ,例えば,「ゴールド会員であれば,海外においてもし,お気分が悪く,薬の用立てが必要であれば,宿泊先のホテルの部屋まで薬を届けることは可能です。」という説明もあり,コンシェルジェという名のサービスは海外では取りあえず存在しているように思えた。
アメックスについては,古い会員の方から,謎のサービスはネット上の掲示板で随分と聞かされてきた。それだけ,会員の要望にはなるべく応えようというアメックスの方針があったからだと思う。残念ながら私がアメックスに加入した時期は,上記の方針転換時期とだぶるし,プラチナの年会費値上げがあった頃だったので,きめ細かいサービスができるような状況ではなかったのかも知れない。
一方のダイナースは,実際にどの程度サービスをやってくれるかどうか試したことがある。例えば,「今,北海道の○○○ホテルにいる。カニが美味しい店を探して,ホテルまでFAXしてほしい。」などである。FAXで送られてきた回答は,しっかりしたもので,さすがダイナースと思ってしまった。年会費9,000円の日本ダイナースの頃の話である。この頃のダイナースは,対応一つとってもさすが!と唸らせられることが多かったと記憶しているが,母体がシティコープに変わってからは,試したことがない。
つづく