暗証番号 | クレジットカードミシュラン・ブログ

暗証番号

 最近,ゴルフ場での組織的キャッシュカードのスキミング事件を受け,カードの暗証番号に係わるセキュリティについても議論されることが多くなった。

 では,クレジットカードの暗証番号のセキュリティはどうだろうか。各カード会社の会員規約から読み取れるカード会社責任と会員責務についてみてみたいと思う。カード会社では,会員規約の中に暗証番号の条項を規定し,その中で会員の責務について規定している。内容を見ると,ほとんどのカード会社は,会員責務について暗証番号の管理義務を課している。

 例えば,会員側に対し最も厳しい規約を規定しているJCBとUFJの場合,
http://www.jcb.co.jp/kiyaku/pdf/kojin.pdf
http://ufjcard.com/kiyaku_ufj/regulation1.html

(UFJ VISAカード・MasterCard個人会員規約 抜粋)
第4条 (暗 証 番 号)
(1項省略)
2 会員は、暗証番号を他人に知られないよう、善良なる管理者の注意をもって管理するものとします。カード利用の際、登録された暗証番号が使用されたときは、暗証番号について盗用その他事故があっても、そのために生じる一切の債務について会員が支払いの責任を負うものとします

とあり,UFJの会員規約を見る限りは,暗証番号盗用についての被害は会員の責務となっている。他のカード会社はどうだろうか。

三井住友カードとダイナースの場合は,
http://www.smbc-card.com/mem/kiyaku/pop/kiyaku_kojin.html
http://www.diners.co.jp/footmenu/rule/index.html

(三井住友VISAカード&三井住友マスターカード会員規約 抜粋)
第8条(暗証番号)
(1項省略)
2.会員は、暗証番号を他人に知られないよう、善良なる管理者の注意をもって管理するものとします。カード利用にあたり、登録された暗証番号が使用されたときは、当社に責のある場合を除き、本会員は、そのために生ずる一切の債務について支払いの責を負うものとします。

とあり,三井住友カードとダイナースの場合は,「当社に責のある場合を除き」という除外規定があるものの,内容については,UFJとほとんど変わらないとみなしていいだろう。

つづく