女生徒 | 阿久澤菜々のブログ

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~Nana Akuzawa Official Blog~

冬。12月。2020年。

今年はなんという1年だったのでしょうか。
 
人生に予想外のことは、起きたら素敵だなと思うけれど、こういう予想外は求めてなかったな。
来年はぜひ、いい方のサプライズにしていただきたいよ、なんて。
 
さて、久々の朗読です♪
太宰治の「女生徒」を選びました。長いので2つに分けています。
 
*前編*


 
*後編*

 
ある女の子の、朝起きてから眠りにつくまで。1日を通した頭の中。
計2時間ずっと、とりとめもなくぼやいているので、寝落ちに最適かもしれません。や、聴いてほしいけどさ!
 
読んでいて段々、自分の吐露かと思えてくるから不思議。
女は歳を重ねると、やがて少女に戻るらしい。それってどうにも愛おしいな。
私も「なんじゃらほい!」とつぶやいて、今日を過ごそっと。
 
それにしても初夏の話だったので、次は季節感合わせた作品選ぼうかな。
ではでは皆さま、おやすみなさい。良い夢を。
 
 
追伸。
結局3倍の時間がかかってしまった30日チャレンジの続きです…
 
・DAY 25 舞台が現代ではない映画
 
伝記もの歴史もの、数ありますが、ここは私の5指に入る大好きなドラマ、「ダウントン・アビー」の劇場版を。
その後のお話なので、まずはドラマ全6シーズンをコンプリートしていただきたく。
その頃には自然と、お気に入りの映画になっていることでしょう。
 
 
・DAY 26 原作のある映画
 
翻案作品ということで、「ファントム・オブ・パラダイス」。
第一印象は、恐ろしくテンポのいい映画。ヒロインのダンスが地味にツボです。
 
 
・DAY 27 映像が印象的な映画
 
テオ・アンゲロプロス監督「霧の中の風景」。
胸がつぶれそうになる話なのに、あまりに美しい画の連続で目が離せなかった。
 
他、定番どころたくさん。
「ビッグ・フィッシュ」「バグダッド・カフェ」「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」「ブレードランナー」「未来世紀ブラジル」「ポンヌフの恋人」「気狂いピエロ」「暗殺の森」etc.
 
 
・DAY 28 居心地が悪くなる映画
 
不快で不穏で不安定にさせてくれる、ヨルゴス・ランティモス監督いかがでしょう。
「籠の中の乙女」「ロブスター」「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」
 
 
・DAY 29 恋がしたくなる映画
 
あんまり観ないみたいだ…
「エターナル・サンシャイン」「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」「ノッティングヒルの恋人」
 
好きな映画たくさんあるので、むしろこっちのテーマを差し込みます。
“夫婦やカップルで観たら、思うところがあるかもしれない映画”
 
「こわれゆく女」「マリッジ・ストーリー」「ブルーバレンタイン」「クレイマー、クレイマー」「さざなみ」「別離」「わたしはロランス」「アニー・ホール」、etc.
 
 
・DAY 30 終わり方が気に入っている映画
 
かっこいい。かっこいい。
「ファイト・クラブ」「裏切りのサーカス」
 
いやもっと、絶対もっとあるはずだ。
「第三の男」「スティング」「俺たちに明日はない」「テルマ&ルイーズ」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「八月の鯨」「桜桃の味」、etc.
 
 
以上!
好きな映画って、聞かれるとちょっと緊張してました。なんだか、感性や知性や、ともすると人間性まで曝け出すようで。
映画は好きなのに、映画を好きと声に出すことは萎縮してしまう。

でも少なくとも、自分の好きには嘘をつかないように、その瞬間は忘れないように。
今を楽しく備忘録。いずれ邦画版も考えようね。
またね!