今晩は
カメレオン女優引退後
好きな事と幸せな事だけしててね♡
とプロポーズされちゃう
鴨川みちこです
カメレオン女優???
引退???
なんじゃ???
ですよねーーー
七色七変化
カメレオンの皮膚には
とても小さな結晶を含んだ細胞の層があり
この細胞の伸縮によって体の色を変化させています
どんな役にも染まって
変幻自在な演技を見せる俳優さん
*女性だからカメレオン女優ね
では早速
カメレオン女優誕生について
私のstoryをお話しさせてください
〈〈役を演じる俳優さんにとって〉〉
豊かな感性は必須だそうです
私は
海や山に囲まれた自然豊かな
坂の街で幼少期を過ごしました
高台にある自宅の二階から
瓦屋根に昇り
よいしょと寝転がる
見上げるお日様は眩しくて
空は果てしなく広がっていて
ゆったりと進む大きな雲を
眺めつつ目をつぶる
見渡す限りの雄大な自然に
泣きだしてしまいそうなくらいに
感動していた
感受性豊かな女の子
豊かな感性はもう生まれてますね
〈〈役を演じる俳優さんにとって〉〉
与えられた役の心理描写の探究は
徹底しているそうです
私には5歳違いの兄がいます
老若男女から愛される優秀な兄
何をやらせてソツなくこなし
色々な賞をもらっていました
その兄ですが
高校の頃失恋の痛手から不登校に
なってしまいました
狭い田舎ですから
私に何の関係も無いのに
不登校の兄がいる=いじめの対象に
優しく明るかった両親も一変
いつも私の手ひいて人目を避け
児童相談所へ通い
学校から呼び出しを受け
父との話し合いを幾度となく
とても私のいじめなんて言えない
両親は疲弊していました
どうやったら笑ってくれるか
どうやったら喜んでくれるか
どうやったら助けてあげられるのか
そのことばかり考えてました
逆に言えば
どうやったら?を考えている時は
いじめられているなんて底レベルな思考
は入る隙もありませんでした
学校での私
ご近所さんからみた私
まずは
この小さき狭い世界で大人から
評価をもらおう
すると
自慢の娘になる
これこそが両親の笑顔につながると
心からそう思いました
まだまだ幼き私
能力も追いついておらず
与えられた役割をこなそうと
頑張るも
出来ることと
出来ないことがあり
出来ないことが露呈されると
途端に
役にはまらず中途半端な自分が出る
出来る
出来ないではなく
役割を完璧にこなすことこそが大事
そうして
与えられた役割を完璧にこなせるように
なると、周りからの絶対的評価が格段と
上がりました
両親の笑顔はもちろん
お友達からもモテモテ
先生達はすごいすごいと褒めてくれて
ご近所さんはニコニコ声かけてくれて
心配しくれた祖母まで笑顔に
期待に応える
私自身の存在価値を高め
私自身の評価に繋がり
私を必要としてくださった方へ
恩返しができる
なにより
私はココにいていいんだって
絶対的な
安心に繋がった気がしました
これがカメレオン女優誕生のきっかけ
続く