2010年、私は不妊治療を始めました。

なかなか子どもとは縁が無く

ある程度、納得が行くまで頑張って

『やりきった』感情が生まれれば

そこでストップしようと決めていました。


ある日、IKEAで買い物を済ませたあと

帰る途中で『鉱石物展示会』をやっている

会場を見つけたので夫に寄り道したいと

お願いして停めてもらいました。


私は天然石が好きで二十代の頃から

天然石を身に着けていたので

『鉱石物展示会』なんて見ると

目がキラキラしてしまいます🤩


そして色々な石を見て回っているときに

ピンクの石を見つけて立ち止まりました。


なんてかわいい色なんだろう

まるでいちごミルクのような

いちごポッキーのような😍😍😍😍


こんな人工的なピンク色をした石が

存在しているなんて…


とあまりにも可愛いので夫に聞いて

購入してしまいました。

サイズ的には幼児の握り拳サイズです。


金額はノルウェー産だということと

磨かれていない原石ということで

かなり良心的だった記憶があります。


早速自宅に戻ってからこの石をネットで

調べました。

初めて知る名前 チューライト


チューライトは母性を強調、

母と子どもの関係

子宝のお守り


と、不妊治療の私からはそんなワード

ばかりが目についたのを覚えています。



嬉しいなあ。

これは大切に枕元に置いておこう…


と強い見方ができたような気分でした。

そして、その1ヶ月後に治療が成功し

長男を授かりました。


天然石を身に着けているのは

やはり守られている、という安心感からです。

神社やお寺からの御守り同様です。


これを持っているから叶ったんだ、

というわけではないだろうと思います。

でも、『守られている』という安心感は

私の勇気を後押ししてくれるアイテムで

あるには違いないでしょう。

そういう意味で私はチューライトが

大好きで愛しくなりました。


私が以前から好きな石は

パライバトルマリンという石ですが

パライバトルマリンは興奮して

自分を気高くさせるような美意識が

感じられるのですが、

チューライトは、なんていうかもっと

素朴で可愛くて気持ちが優しくなります。


それが私の初めてチューライトを知った

きっかけでした。