サーカスというと、昭和な私が想像するのは赤や白のピラピラな三角のテント内に砂がまかれていて、動物臭い匂いの中、ピエロが現れたり、ハイレグのくいこんだお姉さんが綱渡りしたり…とかそういうイメージが強いし、絵本に出てくるだろうサーカスはまさにそんな感じですが、今ではなかなか日本各地を移動しているサーカスを見る機会も無くなったと思います。
人々も、もっと高度な技を求め最新の演出をせねばなかなか集客できないでしょうし。

そんな感じのノスタルジーを感じさせるサーカスが毎年やってくるのでそろそろ3歳のジュニア兄も連れて行ってみても楽しめるかと思い友人と一緒に行ってきました。

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入り口周辺では動物愛護団体の数人がプラカードを掲げて反対運動をしていました。
数年前からノルウェーも像などはサーカスには出られなくなりました。

今回サーカスに出演した動物は、ロバ、ラマ、犬、猫、だったかな。

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演者さんも旧ユーゴあたりの国の元スポーツ選手かな?なんて思う顔つきの人が多く、内容も服装もバタ臭くて、めちゃめちゃ嬉しかったです。

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マジックショーもありました。これまた昭和的で箱の中にお姉さんが入った後、ブスブスとナイフで刺し(しかも箱から手を出して中に居ますよ〜とか一切なく)全てのナイフをぬいたあと、箱を開けてお姉さん無事だったよ〜とか。😁

ジュニア兄の目に映るそれらは魔法を見てるような感じなんだろうな…と、1つ1つに大きな拍手をおくる息子が可愛く見えました。

私自身が、昭和に(絵本の中に)酔いしれてしまい、欲しがってもいないのに、絵に描くようなキャンディを買って息子に食べさせたり。

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移動式遊園地もそうだけど、サーカス団がやってくる、ってなんかわくわくします。

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私は大人目線から演者やスタッフ、楽団達は一緒に移動するなかで、惚れたはれただの色々事情もあるんだろうな、とかあの人は毎回化粧濃いから肌も荒れるよなあ、とか要らん心配をしながら中学生の三元日のとき深夜に放送していたイタリア映画の道を思い出し、それと重ね合わせノスタルジーを感じた2時間をすごしました。