ベル「そういえば結局、前回の♯FEHクイズの答えはAとB、どちらだったんですかね」

エマ「ベルまで乗らないでよ」

ベル「そんなことを言ったら私含めてゲームのキャラクターってブーツ率高いですよね」

エマ「中世ヨーロッパ世界をモチーフにしているから仕方ないよね」

ベル「私は引きこもりではないのですが、ゲームでそういうキャラになってしまったので、この本から」

エマ「最後の方が、この本の存在意義含めて疑問を呈していたのが印象的だった」

ベル「引きこもり界にも、元ひきこもりで現在は『成功している』ひきこもりタレントのような方々が幅をきかせ、あたかも彼らの体験がひきこもりの一般論であるかのように論じられてしまっている。このことに納得がいかない。と、そんな風に書いていましたね」

エマ「10人ほどのひきこもり体験について書かれていたのを読んだけれど、文体とか特有のこだわりとか、読んでいて自閉症スペクトラム圏の方が多いなと感じた。以前にもブログで問題提起したけど、ひきこもり当事者はそのかぶりを把握できているのかなって」

ベル「残念ながら、あまりできていませんね」

エマ「こんな本もあった。明らかに著者の大学教授、自閉症スペクトラム障害だ。ただ、上手く学生時代を切り抜けて大学教授の職を得たことで、この人は人生においてそう困らなかったわけだ。ぶっちゃけ、社会で居場所を得られるか、ひきこもりになってしまうかは、運にもよるのだと感じる」

ベル「子どもさんの発達障害は遺伝ですよね。今学校現場で問題になっているのは、発達障害が疑われる子どもに介入しようとすると、やはり発達障害が疑われる親の理解を得られないこと。遺伝病なんです。100%とは言いませんよ」

エマ「精神科医の方が『急に自閉症スペクトラム障害を中心とする発達障害が増えたのは、軍隊式だった学校教育現場が緩くなったからではないか』と指摘していた。僕たちは根性論は嫌いだけれど、前回に引き続いて、今だったら発達障害圏の子も、体罰が横行する昔の学校教育現場に放り込まれたら、それが顕在化することなく、悪い意味で『矯正』されたのかもな、とは思った」

ベル「逆に、社会全体がコミュニケーションスキルを必要とする仕事が多くなったからこそ、今たくさんの『おとなの発達障害』の方があぶれてしまう現状もあるわけです」

ベル「脳の医療は立ち遅れていますから、すぐに特効薬が開発されるということもなさそうですね」

 
 

エマ「これ、教育ジャーナリストという希少なジャンルの方の本なんだけど、この人、知性に欠けてあまり好きになれないんだよね。東洋大学社会学部卒という学歴をさげすむわけじゃないんだけど、タイトルに「バカヤロー」とかつけたり、「青田買い」を「青田刈り」と表記したり、そういうミスがちょっと受け入れられない自分がいます」

ベル「きっとこの人自身の学歴コンプレックスが学歴社会に立ち向かう原動力になっているのだと思いますけどね。でも、現役学生に向けて親切に色々な手助けをされていますから、よしとしましょうよ」

エマ「まぁね」

エマ「著者が好きになれないけれど類書を手掛ける人がいない(=独占)という点では、坂爪さんの性風俗シリーズも同じだな」

 

ベル「コロナ禍で、性懲りもなくまたこんな本を上梓されていますね」

マグダラのマリア「私、この人嫌い。風俗嬢に寄り添っているようで、その本質を理解していないのだもの」

エマ「マリアの感情なんだよね」

 

エマ「今日は何?」

ミネルヴァ「私も嫌いです。杉並三駅」

エマ「分かったから。君の力で何とかしたらいいよ」

 

 
 

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