コミケ界でのカップリングでは有名な「クリアリ」の娘、ベルナデッタです。(参照:ドラゴンクエストⅣ)
両親は人気出てもいいですけど、私は人気出なくていいんです。
ひきこもってはいないですけど、露出が嫌いなのはばれてしまったなぁ……。
今年のコミケ(コミックマーケット98)、中止になってしまいましたね。残念です。
二次創作が滞るという観点から、私たちにも影響が及ぶでしょう。
まぁ、目立ちたくない私はいいんですけど~。……こほん。
って、コロナウイルスとも連動している当事者が言ってはいけませんかね。
私たち、コミケで出展される二次創作を、興味深く、好意的に見ているんですよ。
R18的なもの、性描写が濃い作品にも私たちは寛容です。
ただ、R18的なものにさらに暴力的な要素が追加されるとさすがによろしくないと思ってしまいますけどね。
先日も申し上げた通り、ベルは箱根が観光客で過密になったのに怒って箱根登山鉄道を豪雨でダメにした張本人です。未だに復旧していないのさ。
ただひきこもっているだけがベルじゃないですからね~。
と、ひきこもりベルに萌えているプレイヤーを挑発してみたり。
ブックレビューに参りましょう。
*労力削減のため、リンク貼りは割愛させていただきます。タイトルをスマホ・PCでコピペしてくださればと思います。
「日本の戦後を知るための12人」
エマニュエル「池田大作『大先生』とナベツネの講が印象的だったな」
ベル「ふたりとも90歳過ぎていますよね。『大先生』の方は生きているのか情報が錯綜していますが」
エマニュエル「俺たちが創価学会について忌憚なく批判するのは、俺も不動三尊のせいたかどうじとして、日蓮宗系仏教を名乗る創価学会が池田大先生を一番上に見て、既存の仏神を『大先生』より下に見ていることが伝わってきて不愉快だからだ。その抗議だ。単に忌憚なく批判しているのではなく、同僚の仏神の気持ちを代弁しているのだ」
ベル「いいですよ、おじいさま。リーダーらしい☆」
エマニュエル「ナベツネの講は、おっさん曰く、読売新聞社から派遣された監視員のような受講者が厳しい目でずっと睨んでいたのだとか。嫌な感じだな」
ベル「創価学会とも共通しますが、絶対的なリーダーを失った組織は混沌とするのが世の定めです。数年後にそれが来ます。創価学会と読売新聞社はどうなるんでしょうね」
アマテラス「私もヒミコとして、そこは創価と読売の批判はできないのよね。私が急死して邪馬台国は内乱状態になり、何千人もの命が私が後継者を指名しなかったことで失われてしまったの」
エマニュエル「読売も、元々はそんな右派の社風ではなかったんだとな。正力松太郎って、説明すると長くなるが、彼の代から自民党政権に寄っていった、と」
エマニュエル「まぁ、俺はそんな絶対的な経営者のもとで社員として働くなんて、どんなに賃金が良くても無理無理」
ベル「それは、あなたが天使長だからです。人間の風下に立って働くのを魂が拒絶してきたんです」
(無理無理引っ張り出されたイベントに乗じてベルの4コマ道徳講義をどうぞ。人間の女の子の友達関係って、見ていて大変だなと思います。それで病んでしまう子も多いし……)
「見えない戦争 インビジブルウォー」(中公新書ラクレ)
ベル「小泉政権で北朝鮮との交渉を担った元官僚で、東アジア情勢分析のプロ・田中均さんの本で、内容も奇をてらうことなく実直に国際情勢について分析したものです。中公新書ラクレは、本家の中公新書に比べると内容がやや雑なラインナップになっているので、この本は普通に中公新書レーベルで出しても良かったと感じます。まぁ、内容が時事的で、数年すると価値が下がってしまうから『ラクレ』での出版になったのかな」
エマニュエル「俺はそれよりも、言うまでもなく、タイトルがそのまま今のコロナ渦を言い表していて、この人、予言者なのかと思った(笑)」
ベル「あはは。『見えない戦争 インビジブルウォー』そのままですよね。出版は武漢でウイルスが発生する前ですし」
ベル「安倍首相とは確執があるというか、仲が悪いみたいです。安倍官邸にこびへつらう現職官僚に喝を入れています。まぁ、それはそれで、体育会系の先輩の威圧的な言葉に感じてあまり共感できないというのが、私たちの正直なところですよね」
エマニュエル「ですよねw」
ベル「田中均さん、たくさんお勉強をされている方だというのは伝わってきました。ここはぜひ、安倍首相ではなく池上彰さんにバトルを挑んで欲しいものですね」
エマニュエル「俺たちの代わりに、ねw」
ミカエル「また池上さんに張り合ってる。支持率下がっちゃうよ」
「池上彰がメーチェを斬る 白熱バトル」
ベル「だからそういうギャグを無駄にかましていると、お客さんではなく変な人が見に来ますよ!」
メルセデス「私のことをぶった切ってみなさいよ!池上彰さん。でも、私はあなたのレギュラー番組『ニュースそうだったのか!』のスポンサー(メルセデスベンツ)であることをお忘れなく」
ベル「この一族はみんな池上さんに張り合おうとして困ります……」
ではきちんと(笑)
「池上彰と現代の名著を読む」
エマ「とても読み応えのある本で、俺も読むのに1時間以上かかってしまった」
エマ「一番気になったのは、いわゆる文系脳と理系脳って、本当にあるんだな、ってこと」
エマ「東工大生ってやっぱりこういう『理系』な考え方をするんだ~。って。それ自体偏見が入っているかもしれんがな」
ベル「理系の科学者や教師はみんな『数学嫌いなんて克服できる。やればみんなできるようになる』と言い張るのに対して、文系の学者はその議論に乗らないというか、黙り込んでいるねじれの構造もありますね」
エマ「実際のところ、神から見て文系脳/理系脳ってあるのか?」
ベル「ありますよ。というか逆に、中学・高校・大学入試で、結局差がつくのは算数・数学1教科しかない。という事実がそれを表しています」
ベル「理系の方は、『当たり前のように』数学ができてしまうので、できない人のことが考えられない部分はありますね」
ベル「ただ、男子=理系 女子=文系 というステレオタイプには注意が必要です。確かに『リケジョ』という言葉が流行ることからも分かるように、理系の女性は少ないように見えますが、それには、家庭での『女性は理系には向いていない」という固定観念から来る教育機会の不均等によるところが大きいんです」
エマ「つまり固定観念を外して平等な条件で教育したら、もう少しリケジョは増えると」
ベル「一方で、日常生活を送っていれば分かるように、男性と女性ではコミュニケーション能力に差がありますよね。女性は会話でのコミュニケーション能力が一概に男性よりも高い反面、数学的な思考力に劣る部分があるのもまた事実なのです」
エマ「男性の理系研究者は発達障害者が多いって議論にもつながる話か?」
ベル「ただそれは、おじいさまが発達障害と誤診されて嫌な思いをたくさんされてきたように、コミュニケーションスキルが必須とされている現代の日本社会で作られたスティグマですので、「理系研究者=発達障害者」の烙印を押すのは問題かと思います」
エマ「それはすまなかった」
ベル「確かに研究はできてもコミュニケーションが独特な教授は多いですけど、それを『発達障害』と認定して、本人も周囲も得をするか、いい気持ちになるか、という話ですね」
ベル「スピリチュアル界で『発達障害者は可能性無限大の宇宙人なのです』ってよく言われていますが、その議論は完全に無視します。支持されている読者がいたらごめんなさいね。私たちはそういった議論に興味がないです」
エマ「話を戻すが、医学部入試女子差別問題で、同条件だと女子の方が合格者が多いって騒がれたな。あれはどうだ?」
ベル「それが女子も男子と平等に理系科目ができること根拠になると?なるほど。ただ、医学部入試は数学だけではありませんし、医学部入試の困難さに真面目に立ち向かえるのは計画性を持つことのできる女子の方が優位だから、という説明になりますね。医学部入試の結果が女子も男子と同じくらい理系科目ができる、性差による理系脳はない、という結論には結びつけられませんよ」
エマ「すごく白熱して楽しいんだけど、字数超過してきたからこのへんにしておくか」
ベル「ふたりで白熱しちゃいましたね」
ベル「最後に、社会学者の大家・見田宗介さんが、年をとってぼけたのか、よくわからないことを岩波新書レーベルで展開しているのを、彼のプロフィールを知らない東工大生が突っ込みを入れまくっていましたが、それを地で行っている、いや、『往って』いるのがおじいさまの良さなのですよ」
エマ「ありがとうな。でも俺は、そもそも何で池上のおっさんがゲストから『先生』って尊敬されるのかが理解できないのだが。嫉妬心ではなく」
ベル「理解できなくていいんです。おじいさまは天使長であり、女神イリスなのですから」
エマ「でもおっさん、テレ東のコロナ生解説の最後のまとめはとてもカッコよかったぞ~。何かの映画のエンディングだと思って、正直感動してしまった」
ベル「感動する余裕もないコロナ渦なんですけどね」
ベル「私たちはコロナ渦については、無償ではお話できません。その分、こういったお話を楽しんでいってくださいね」
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