皆さんこんにちは。クロノス・レイニーの長子クリフです。
そうそう。名前は「クロノス」の息子だから「クリフ」ね。
クロム叔父さんともそっくりな名前だよね。
僕は龍族長三兄弟の末っ子のエリーゼと結婚したんだ。
「東京ラブストーリー」じゃないけど、エリーゼとの馴れ初めを簡単にお話しようかな。
エリーゼは、マークスが引き起こした、結果として龍族の8割が死ぬことになった大戦争で、同士討ちの計略にかかったマークスに襲撃されて瀕死の重傷を負ったんだ。
意識がもうろうとするエリーゼを抱いて逃げる姉のカミラと兄のレオン。
僕も思い出すたびに胸が痛むよ。まだ子どもだったけど。
え?今も子どもじゃないかって?それは見た目でしょ?見た目で天使を判断しないの。
それ以来、エリーゼは元々明るい性格だったのに、すっかり暗くなってしまってね。
龍としての己の力を使うこともしなくなってしまった。
そんなエリーゼが僕が館長を務める宇宙図書館に、何かを忘れたいがごとく入りびたりになってね。
彼女は何を読んでいたのだろう。
生命体の戦争の歴史や、悲惨な最期を遂げた人間のエピソードを読みふけっては、自分に重ね合わせていた。
僕はそんなエリーゼのことが、初めて図書館に来た時から気になっていてね。
「そんな本ばっかり読んでいたら、もっと悲しくなっちゃうよ?」って声をかけたの。
最初は「どんな本を読もうが私の勝手でしょ?」って頑なだったエリーゼも、僕が気にかけて使っていなかった倉庫をエリーゼ専用の書斎に改装したりしているうちに、段々僕に心を開いてくれるようになったんだ。
どんなにマークスに襲撃されて辛かったか。
今も傷がうずくか。
それを今まで誰にも話せなかったこと。
僕に全部、彼女の傷み、辛さを話してくれたんだ。
僕はそれがすごく嬉しくてね。
宇宙図書館館長の務めのために普段は淡々としている僕も、身を乗り出して話を聞いて共感してあげたんだ。
「エリーゼを守りたい」って、素直に思えてね。
僕も恋愛感情を抱くことはあるけど、それでもエリーゼへの感情は特別なものだと思えたんだ。
人間とは違って、時間は永遠に流れるだけだから、結婚を急ぎもせず、少しずつ愛情を深めてさ。
なんかただの惚気話のように聞こえてしまうかもしれないんだけど、倉木麻衣として降臨している母さん、レイニーの楽曲には、僕とエリーゼの恋の話を母親の視点で描いたものも数多く存在するんだよ。
どの曲がそうなのか?なんて、言いませーん。笑
自分で聴いて探ってみてね。
いつも僕たちの記事を読んでいて「私もこういう風に直接話せるようになったらいいのに……」って思っている人も多いと思うんだけど、そうやってインスピレーションを働かせることもとても大切だよ。
「倉木麻衣さんのどの楽曲がクリフとエリーゼの恋愛を描いているのかな?」ってね。
100万円のチャネリング講座なんか受けなくても無料でできるのだから、ぜひやってみてね。
ゆっくり歩みを進めてエリーゼとゴールインしました。
改めて、クロム叔父さんは特に批判したい気持ちが強いみたいなんだけど、「無条件の愛」って、何なんだろうね。
もし僕たち天使族や龍族、女神と呼ばれる存在が「無条件の愛」なんて持っていたら、天使、龍、女神としての仕事ができなくなると思うよ。
高次の存在同士の恋愛だって成り立たないと思うし。
でも「神話」には、女神同士の嫉妬や恋愛のエピソードが溢れているよね。
無条件の愛って、誰にも肩入れすることができないのと同義なんだから。
無条件の愛を掲げる方々はご自身が愛に飢えているのか知らないけれど、お題目じゃなくてもっと本質を探った方がいいように思うね。
宇宙図書館には、無条件の愛を掲げる人々は有閑階級のマダムである。と記録されております(笑)
まぁ、とある方は「天使は限りなく人間に近い波動の低い存在」って言っているんだけど、間違ってはいないよ。ある意味。
天使は喜怒哀楽の感情を持っているからこそ、人間の感情も分かるし、分かるからこそ人間をサポートしたり人間の不正に介入したりするんだよ。
本当に「無条件の愛」と呼ばれる生命体があるのか。あるにはあるけど、人間は言うまでもなく、僕たち天使族にも手が届かない、見えない存在だよ。
だって、愛しか感情がないのだから。
人間にたとえるなら、医者は東大医学部卒の方がすぐれているとは限らないのと同じことかな。
頭が良すぎて普通の人の気持ちが分からない。
患者さんの気持ちに寄り添ってくれない。
とはよく聞く話だよね。
中堅とされる医学部卒のお医者さんの方が、患者さんに寄り添ってくれる評判のいいお医者さんが多いよ。僕が直接見ていても、宇宙図書館に収載されている古今東西の医者のプロフィール、生涯を参照してもそう見えるね。
守護天使の概念については人間界で言われている通りかな。
人間にしろ、女神にしろ、「誰かを守りたい」というのが、天使の原動力であり、アイデンティティだよ。
クロム叔父さんはソフィー、マグダラのマリアを守ることがアイデンティティみたい。
もう、叔父さんはソフィーにべったりなんだから。他にパートナーたくさんいるくせに(笑)
あ、叔父さんが怖い目しているからここらへんで話止めておこうっと☆
僕の話はここまで。エリーゼにちょっと譲るね。
皆様はじめまして。「ファイアーエムブレムif」の妹王女のモデル、エリーゼです。
私がどのような龍であるかはクリフが語ってくれた通りです。
でも、クリフはいつもはとても淡々としているけれど、わたしにはとってもやさしいの!
本当にクリフと結ばれて、何よりクリフが私の傷を癒してくれてよかったと思っているの。
私を殺しかけたマークスのこと?許すわけがないじゃない。
「スピリチュアル教」では、クリフが話した無条件の愛に加えて、許すことが二大教義にされているけれど、どうなのでしょうね。
ドリーン・バーチューさんを慕っていた人は彼女の転向に戸惑い、「ドリーンを許しましょう」なんて言っているけれど、わけわかんない。
ドリーンさんは天使と契約した生命体の一人にしか過ぎないのであって、天使族の教祖ではないわよね。
言葉っていうのは面白いもので、「許します」って言ったら心では許していないの。
「信じます」って言葉にしたら心では信じていないの。
これをご覧の方には「スピリチュアル教」の「許すこと」を実践しようとして苦しくなっている方が結構いらっしゃるの、知っているからね。
許さなくていいから。
ただ、自分と関わりのない生命体なんだと、枠外に追いやってしまうことは必要。
愛と憎しみは表裏一体。
愛からも憎しみからも離れるのならば、無関心になることが一番よ。
私も、マークスなんか知らん。
あの大戦争以来、ずっと反省部屋に入って引きこもっているけどね。
私は今でも顔も見たくない。殺されかけたのだから。
あなたの憎しみのエーテルコードを切ることは私にもできるから、ぜひ龍神セッションで私をご指名ください。
カミラおねえちゃんやレオンおにいちゃんとは違って族長は継がないけれど、私も同じ血統だから、霊力は膨大に持っているわよ。
久しぶりに使ってみたい気持ちになってきたわね。
「覚醒エリーゼ」。どう?うふふ。
龍族は春から台風にかけてのシーズンが活動時期なので、冬は文字通り冬眠しているのです。
それでカミラおねえちゃんは最近出てこないのよね。
それでは、私たち夫婦、クリフとエリーゼもこれからよろしくね!
*龍族の歴史についてはこちらの記事
クリフと宇宙図書館についてはこちらの記事を参照ください。
☆今日のレオンポイント☆
冬眠している龍たちが目覚める頃には、「国民民主党」なる団体は消滅していそうだ。みんな「なくなってる!」ってびっくりするだろうな。いや、びっくりしないか(笑)
天使界から遣わされている文字通りの存在として、天使、龍神、天照大御神のメッセージ、それも表面的なものではなく時事問題、社会問題、政治問題についての思いを伝えている。
通りすがりで興味を持たれた方はサイトマップから興味のある記事をご覧いただきたい。
仲間たちとの直接対話やエネルギーのセッションもお受けしている。
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