面白いことへのアンテナ・感度がすこぶる高い
おなじみのblog友であるほのぼのさんが紹介してくれた
きりえや偽本大全
きりえや偽本シネマ大全
買うにはちとお高いので
区の図書館をネットで検索
うろ覚えで検索したら見付からなかったのだけ
blog友さんの記事を読み直して正しく検索したら、上記二冊に加えて
「偽本図書館」も見付かって三冊全部予約してしまった
最初に届いたのがこちら
る偽本図書館
古今東西の名作の題名を駄洒落にて改変
この世には存在しないその本のブックカバーを切り絵で表現する切り絵作家さんの本なのだが、今回は図書館を舞台にしているから、一章ごとに図書館通信がつき、司書さんの推しなどあって其処が特色
見開きページの右側に切り絵の表紙
左際に粗筋や特典等が配置されているスタイルは他と同じ。
最初の1 ・2は個展やらギャラリーやら既に発表したものをまとめたものだけど
この『図書館』は書き下ろしらしい
元ネタがわからない作品もあったけど
私の推しは
1位 『ヴィヨンのくま』
2位 『曽根崎珍獣』
3位 (少し迷うが)『板場の白うさぎ 』
古事記ならぬ 『叔父記』のシリーズも捨てがたいが・・・
万が一元ネタがわからない人がいると申し訳ないから書くと
ヴィヨンの妻→ヴィヨンのくま バイトの熊がビヨ~ンと伸びる
曽根崎心中→曽根崎珍獣 心中しようとする二人の前に珍獣が
因幡の白兎→板場の白兎 大国主の兄達へ板前の白兎が復讐
さて元々の『偽本大全』と『偽本シネマ』が届いたので昨日取りに行き『図書館』は返してきた。
新しい二冊を読むのが楽しみだ