久しぶりに9000歩超え
疲れました~
大分道に迷って無駄に歩いたからね~
 
今日は新宿区大久保の高麗博物館に行って来ました
 
「博物館」と言っても・・・
 
 
この雑居ビルの七階
 
辺りはこんな街
大久保って新大久保だもの
職安通りとか、コリアタウンとか呼ばれる一帯
歌舞伎町にも近くて、私なんか東新宿で地下鉄を降りるはずが新宿三丁目で降りてしまったんで、昼間の歌舞伎町をいっぱい歩いてしまった💦
 
この辺り夜は一人では歩けない猥雑な街
ホストクラブがたくさんあって、
今月の1位!なんてホストさんの写真入りの看板?
その向こうのホストクラブの店先にはダメージジーンズのすらりとした若い人が
所在なげにスマホをいじっていた
女の子に「今夜は絶対来て!今月こそ1位になりたいんだ」なんてメールしていて
夜にはキラキラキラキラのホストになるんじゃないかと妄想。
 
無事にいかがわしいエリアを抜けて
この博物館にたどり着いた。
 
ちょっとドキドキ
 
私は大学で日朝近現代史を専攻していたんだけど
ゼミの人達は殆んどが院生。
現役学生は4人いたけど その半分は学籍が他大学の所謂「教授公認のもぐりf学生
 
みんな意識が高くて高くてアセアセ
 
院生と言ってもうちの大学卒では無くて
東大卒の院生
もぐり学生と言っても現役東大生在日韓国人二世の女子
 
私なんかまるっきり甘ちゃんよ
なんとか卒論出して卒業したけど、けっこうトラウマになっているの。
 
だからこの博物館の中の人って、あの意識と偏差値(あえて)のめっちゃ高い
ちょっと苦手な人達の同族かもしれない・・・
あなたも差別者なんですよ!って言われたわけじゃないけれどじわじわ攻める目が怖い・・・
また妄想しちゃって(((^_^;)
 
でもいざ入って「中の人」にご挨拶すると柔らかな物腰の、にこやか年配の男性で、ほっとした。
 
今開催中の企画展は「ハンセン病と朝鮮人ー壁をこえてー」というもの
 
樹木希林の映画「あん」でもテーマになっていたけど、戦前はハンセン病(当時は癩病)に感染した人は「療養所」に完全隔離されて、親兄弟にも会えない。故郷の家族もまわりにばれたら差別や村八分になるから・・・「砂の器」の世界よ
 
でそこには労働力として日本に徴用された朝鮮人も多かったの
基本的に感染力の弱いハンセン病の病原菌に感染してしまうのは、重労働や貧困などに苦しむ人が多かったから、社会の底辺に置かれた朝鮮人に及ばぬわけがなく
 
その方達の「越し方」を焦点にした特別展だから、見に行かなきゃなぁだったのですわ
私も ちょっとだけ 小さい小さいかかわりがあったから
でもちょっと規模が・・・会議室みたいなサイズの展示だから企画に関する展示は
ほぼ「知っている」内容だった
(400円でチマチョゴリ試着体験が出来るのには惹かれた)
とはいえいつも意識していることは出来ないからこういう機会は嬉しい
 
学生時代多摩全生園で2年間
聞き書きしたハンセン病かつ在日朝鮮人の方々のお名前を
展示の中に数名見つけたことは喜びだった
 
今でもハンセン病への誤解は根強く
在日韓国・朝鮮人へのヘイトはますます強くなっている。
「私には何も出来ない」ではなくて
「私には何が出来るか」って考えていきたい
 
因みに帰り道も勘違いして迷ってしまった
グーグルマップはちゃんと見ていたのに
「目的地」を勘違いして入力していたみたい爆  笑