今日は前から観たかった映画の予約をしておいたので、お昼過ぎにイオンシネマへ。
いや～素晴らしかった。
公開時は介護のターンで映画なんか無理。
かなりロングランしていたけど、やがて深夜・早朝になっていて・・・
だけど、その事ではなく
イオンの三階をふらふらしていて目撃してしまった虐待案件のことを
フードコートの脇を歩いていたら、飲食コーナーでいきなり怒声が響いた。
最初喧嘩か
と思ったのだけど、その声の主が通路に出て来てわかった。
四才位の女の子が大泣きしている。それをお母さんらしき女性がヒステリックを通り越してヤクザさんかと思うほどのドスの効いた大声でその子を怒鳴り付けている💦
時々手も出て、まぁそれは頭をパシパシ程度ではあるけど、四才位の女の子にはどれだけ恐ろしいことだろう。
気になって、文房具売場の陰から見ていたのだけど、「泣いて謝ってるのによくポップコーンが食べられるな💢」「わかってんのか
」と何度も怒鳴っている。女の子は泣きじゃくって「ごめんなさい」と謝っている。
女の子は象さんの形のケースを肩に掛けていてそこにポップコーンが入っているらしい。
怒鳴りつけながらその子の上着と水筒を女の子の足元に投げつけて「自分で帰れ💢」とさらに怒鳴る。女の子は「いやだー」と更に泣きじゃくる。
象さんからポップコーンがこぼれる。
またお母さんが怒鳴る
女の子がこぼれたポップコーンを拾おうとしゃがむとまたポップコーンがこぼれる。
それでまたお母さんが怒鳴る
私は胸が苦しくてたまらない。
見ると女の子の髪は長くてボサボサ。お母さんの方もだらしない格好だし、これは虐待案件だよね・・・と思うと、いてもたってもいられない。
私はオバサンだから執りなしに入ろうか・・・でもなんと言ったら飯のだろう・・・と悩む
しかし！そこは文房具のレジ付近で、更に店員さんが三人もいるのに客はいない。客同士のトラブルになると良くないと思って、その中の一人に声をかけた。
すると女性スタッフが一人出てきたけど、「どうしろと？」って感じで私を見るので、こちらに振られてもと思いつつ「せめてポップコーンを拾ってあげるとか・・・」と、間抜けなことを言ってしまう。
しかし店員さんはずっとこの怒声と泣き声が聞こえているのに、なんで見てみぬ振りをしているんだ？と不思議に思う。
その後二人のスタッフが出て来てポップコーンを拾い集めていた。でも怒鳴り声は止まない。
レジに残ったバイト風男性スタッフに「あれって虐待ですよね」って言ったけど、はぁと曖昧な返事のみ。
私は、取りあえず店員の目が入ったし、いつまでも見ているわけに行かないので引き上げたけど、ドキドキして息苦しい。
子育て中はイライラして子供に当たってしまうことはあると思う。自分の子供なのに愛せないってこともあるだろう。
でもあんなに泣いて謝っているのに恐ろしい声で怒鳴り続けるのは精神的虐待だと思う。
気になるのは
のばしっぱなしの髪も梳かしてもらっていない女の子の様子と、お母さんの身なり。
親も子も援助が必要な状態なのかも知れない。
そんなときでも店員さん達は警備や警察に連絡をしないのだろうか？
客同士のトラブルになっても私が割って入った方が良かったのだろうか？
ドキドキしながら家に帰り
風呂に浸かりながら思う
「お嬢ちゃん、いっぱいないてるね～どうしたの？ママに叱られたの？」と子供の目の高さで声をかけ、「おばちゃんも一緒に謝ってあげるね」と立ち上がり
「まぁまぁお母さん、今日のところはこのおばちゃんに免じて、赦してあげて下さいな」と優しく言う
母親は「うるせぇ他人は口出すなこのババア」くらいは言うだろう。
そうしたら
「そうねぇ、でも私は子供さんの泣く声がすると胸を潰されるほど辛いの。お母さんの叱る声も辛いの。だから赦して下さいな」とでも言うか
「黙れこのババア」と重ねて怒鳴ってきたら、ここでひと芝居かな
「く、苦しい
誰か助けて～」って大きな声で叫んだらお店の人も入って来るだろう。あぁこういう時のためにヘルプマークを持っているんだった。