まずは「住吉踊り」について簡単に説明

 

住吉踊りのルーツは、平安時代くらいに遡るのかな?とにかく昔々。

大阪の住吉神社で行われる御田植神事の「お田植え踊り」がもとになっているらしい。

それがいつの頃からか勧進坊主(つまり乞食坊主)の門付け芸みたいになって、

戦国時代頃には各地に広がってったそうな。

江戸時代にもそういう坊さんが踊り、さらに大道芸のようになってにぎわったらしい。

 

寄席で踊られるようになったのは、古今亭志ん朝師匠(いい男だったよね~噺もしみじみよかった)が復活させて以降で

今は古今亭志ん彌師匠が座長を務め

年一回浅草演芸ホールの中席昼の部の大喜利の恒例になっている…

(因みに大喜利っていうのは笑点でやっているあれもそうだけど

とりが終わって最後に噺家が芝居をしたり、大勢で余興をすること)

 そして今も落語協会の噺家さんが中心になって大勢参加している。

お気に入りの古今亭圓菊師匠は、志ん彌師匠の兄妹弟子だからか

それとも単に好きなのか、毎年練習が始まると熱心に参加しているみたい。

Facebookにもたびたび住吉踊りの途中経過なんかをアップしている。

 

私は圓菊師匠は大好きなんだけど

浅草演芸ホールは遠くってこれまで不参加だったの

でも行って良かったわ~

噺家さんたちが揃いの浴衣に赤いパッチ姿で

「伊勢音頭」の”お伊勢ナー”とか

「奴さん」"エーエェ奴さんどちら~行く”とか下座さんの三味線と唄に乗って踊り狂うの。

特に最後の「かっぽれ」は総踊りで迫力満点。

観客も手拍子で参加して、舞台と客席がまさに一体化

ペンライトこそないけど

ライブみたいなもんよ。

 



当日の出の噺家さんは勿論

座員大集合

漫才のすず風にゃんこ・金魚さん、特に金魚さんはたくましく

マジックの踊りのお師匠さんみたいな風情の皆子さんはしとやかに

古今亭始ちゃんはイケメングループとしてかっこよく登場して

白酒さんも曲芸さんも。

 

でね、圓菊師匠の踊りがまたいいのラブラブ

上手いし、かたちが良いっていうのかな?

少し余裕がある、粋な感じで踊るのよ

ほれぼれしたわラブラブ

惚れ直すってこんな感じねラブラブラブラブ

 

 

最後の写真サービスタイム
圓菊師匠

始ちゃんは右の方で🕶️かけているよ~


始ちゃんサービス写真

楽しかった!