断捨離の途方にくれて冬薔薇

 

冬薔薇は「ふゆそうび」と読む。

今回の通信句会で代表から特選を頂いた!

参加39名195句の中で代表の先生がトップに選んでくれたのだからこれは超嬉しい。

 

そうなのだ。

夫の回復期リハビリ病院での入院期間は6ヶ月。退院したら、おそらく介護用ベッドを入れなければなるまい。

訪問診療や訪問看護も頼むとなれば、我が家の大改造が必要になる。

 

そのためには先ずは断捨離だ。

 

わかっちゃいるが、進まない。

私は物をため込む人なのだ。

 

衣類は定期的にうわ~っと棄てる。

これはあんまり心は痛まない。

そもそもブランド物とかは無縁。

ユニクロや無印良品がせいぜい。

 

今我が家を占領している困ったものは

本とキャンプ用品

古い写真 夫が丁寧にファイリングした古い年賀状をはじめとする思い出の品々。

五月人形に雛人形・・・かな?

 

 

本の断捨離は心を鬼にして

買い溜めた重松清はじめ、思い出の絵本、片っ端から段ボール箱に放り込む。

宮部みゆきはまだ捨てられない。

 

でもその先の方針が決まらない。

ブックオフに持っていってお金になるような本はあんまりない。

なりそうなもの(発売されて10年以内で綺麗な本)だけ別の段ボールに詰めているけど、

他は資源ごみ行きかな。

メルカリに出す元気はない。

 

断捨離をするとすっきりすると言うけど、

あんまり気持ちは浮かない。

途方にくれているのだ。

その気持ちを季語の冬薔薇に託した。

 

さて、荒んだ心を癒してくれたのは、結局ジュンク堂だったりして(*≧∀≦*)

 

共済組合の冊子の「私の趣味・リフレッシュ法」というコーナーに句会の楽しさを書いて、

クオカード2000円分をゲットした。

 

以前同じ冊子の「東京近郊の祭り」というコーナーに謝楽祭の事を書いて、やはり2000円ゲットしている。

 

近所の本屋ではクオカードは使えないので、池袋のジュンク堂に行って俳句の本を買おうと思った。

 

同じく共済組合の文化助成で、千円以上の本を買うとレシートで千円いただける。本当は演劇や映画鑑賞、スポーツ観戦に使える助成だったけど、コロナ禍の昨今、規定が変わって書籍購入でも使えるようになった。年に三回までだけど、あと2回分残っている。

稼いだ4000円で本を買って2000円バックしてもらえたら6千円の得?

よく分からないけど、期限が2月末だから急がなきゃね。

 

で、結局

夏井いつきの新しい句集「鶴」 2200円

金子兜太の第15句集「句集百年」3000円

池田澄子句集(文庫)  800円

金子兜太句集(文庫)  900円

東京かわら版 特集追悼柳家小三治 800円

 

計7700円

 

池田澄子という俳人は

じゃんけんで負けて蛍に生まれたの

ピーマン切って中を明るくしてあげた

などの口語俳句で有名だ。

素敵でしょう?

私の師匠が「口語の新しい俳句を勉強したかったら池田澄子さんだ」と先日言っていらしたので買いたかった。

 

さて

クオカードで4000円支払って残り3300円のうち2000円はバックされるから持ち出しは1300円。

 

これはまぁまだ予算の範囲内だから

この程度は散財ではない。

 

でも久々の池袋だ。

朝早めに行ったから、普段は行列で近づけない東京チューリップローズにもまだ行列はできていない。

 

なのでこんな可愛らしいお菓子を買ってしまう。

 

 

チューリップローズ ベリー

 

 

さらに、最近ハマっているつぶあん(田舎汁粉)作り用の小豆とザラメも高級製菓材料店で買ってしまったりで

トータルの出費は明らかに予算オーバーなのだが

 

最近ろくなものを食べていなくて落ち込んでいるメンタルに元気を注入するには必要経費だと思う。

 

それにしても・・・

 

断捨離で本棚にスペースが出来たので

買ってきた本を置く場所がたっぷりあるのは嬉しいラブラブ

 

 

 

 

問題は

それでは全く

ダーリンの介護用ベッドを置くスペースが作れないことである(*≧∀≦*)