ポーラ美術館企画展


ダーリンが薬局法人勤務になってから、旅行には薬事健保の宿をよく使わせてもらっている。


そのなかでも箱根の宿は近いし、この数年リピート中。退職しても使えるので嬉しいわ。


箱根に行ったら必ず行くのがポーラ美術館だ。

ここは企画展ももちろん良いけど、常設展が凄い。なんたって名画が撮影自由!



今回は渋谷のBunkamuraでポーラ美術館展をやっているので、大作はみんなそっちだろうからあんまり期待していなかったけど、その分空いていたのかな?

あのモネの睡蓮の前でこんなことも出来た!



大体の計画では、

初日は宿から近い強羅公園と箱根美術館で紅葉を楽しみ

二日目にポーラ美術館と仙石の芒原

だったのだけど、

なんと強羅公園も箱根美術館も、車イスでは殆んど身動きできないらしい。入り口から石段。しかも箱根の山の傾斜を生かして作られているので、入っても階段だらけ・・・と言われて断念。


ダーリンは一人で見てきたら?と言ってくれたけど、初っぱなからじゃねぇ


計画を前倒ししてポーラ美術館に行った。


企画展は冒頭の写真のような、抽象的な世界。


最初の三枚組の上の2つはひとつ300Kgあるというガラスの作品が転々と置かれた部屋。

一番下、金色のシートのようなのは、金を薄く伸ばしてクシュッとさせた作品で、触ると形が崩れちゃうから見張りの女性がしっかりガードしていた。



他に所蔵品展の部屋が三つあって、その中のひとつがモネの部屋だった。




お昼は美術館のレストランでお洒落ランチラブラブ


そして仙石原へ

ススキ原に一本伸びる散歩道

済まぬダーリン、ここは車椅子無理だったね。一人で行くわ爆笑





芒原の風も金色
満喫出来たのだけど、驚いたことにここでフォトウェディングしている一団に遭遇。

ススキ原は確かに美しい。
金色よ
でも、昭和のおばさんが
「ススキ」そして「男女」って言ったらまず思い浮かぶのは

貧しさに負けた
いいえ世間に負けた
この町も追われた
いっそ綺麗に死のうか
力の限り生きたから未練などないわ
花さえも咲かぬ
二人は枯れすすき

「昭和枯れすすき」でしょうが爆笑

背中を大きく開けた真っ白なウェディングドレス
金色のススキ原
絵としては綺麗だけどね
今の若い人はこんな歌知らないんでしょうね。

一句出来たわ

金色の風芒野をウェディング

あと眞子さんにも一句
「さん」と呼ばれ真っすぐ前へ秋高し

逆境に負けずがんばれー