「東京三大どら焼き」を食べたってblog記事を読んで、急にどら焼きが食べたくなった。

台東区方面に集中する「三大どら焼き」に対抗して「地元三大どら焼き」をリストアップ。

1日に全部買っても食べられないから一種類づつ攻めるとして・・・

まずは板橋区民なら知らない人はない
石田屋のどら焼きをチョイス


どーん!と大きい


中にはつぶ餡と、大きな栗の甘露煮が一個丸々入っている。

ここ石田屋さんは「ひと本」という、栗の甘露煮丸ごと一個入った栗饅頭が有名で、私が東京で働くようになって出会った「三大感動のお菓子」のひとつ。

(因みに他の2つは、仙台出身の看護師長が買ってくる「萩の月」と、往診先でご馳走になった「鴎の玉子」だ)

しかし、こちらのどら焼は幻の一品。

何しろ毎日限定400個が朝のうちに完売してしまうので、私らが夕方のこのこ出向いても買えることは決してない。
毎朝開店前から行列になっているのだ。

なので、今朝は8時45分開店の所、8時半に現地到着。
既に15人ほどの行列になっていた。


あまりの人気で今は一人10個迄の制限があるから、ここに並んだ人がみんな10個買っても売り切れってことはないな・・・とひと安心。

石田屋さん実はケーキも有名で、どーんと太いロールケーキ一本1050円とか、苺ショートやモンブランも350円とか、お値段庶民的で美味しいらしい。

が、今日の目的はどら焼なので、どら焼10個と、ミニ水無月、ミニわらび餅、ダーリンリクエストの抹茶饅頭各一個を買って帰った。

お店の脇に製造所がある。
だから本当に出来立てが買える。



さてお味だが
甘くて美味しい・・・当たり前か。
栗の甘露煮は甘すぎなくて、栗好きとしては大変嬉しい味。
つぶ餡は少し甘いかな?
皮はふんわりと弾力性があって良いと思う。さすが焼きたてだ。
そして何よりボリュームと、一個170円という庶民的お値段が気に入った。

行列していたお客さん達、どら焼2個とか4個とかの買い方をしている方もいる。もしかしたら毎朝とか週に何回も、こうして並んで買っているのかも知れない。おやつや軽食にもなるし。

10個買ったから、お隣さんと階下のお友達に二個ずつお裾分け。

お友達は板橋区出身。石田屋は勿論知っているし「ひと本栗饅頭」なら食べたことあるけど、どら焼はいつも売り切れで食べたことがない、と喜んでくれた。

お隣さんはお母さんお留守で高校生のお嬢さんに渡してきた。
こちらは最近お台場の方から越してこられたので石田屋は知らないと思うけど、気に入ってくれたら嬉しい。