身も蓋もない、ストレートな題である。
本屋で買うのは気恥ずかしい・・・
間違いなく60歳の俳句初心者なんだから、何の問題もないのだが・・・
 
今回図書館で借りてきた3冊の本のうちの一冊。
職場の昼休みに広げて読むには恥ずかしいので、無印良品でもらった紙の手提げ袋を再利用して ブックカバーを付けた。ブックカバーの方は、見付けたスタッフが「めっちゃ可愛い」とほめてくれて満更でもない。
 
本はとても面白く、俳句がますます身近になり、もっと学びたい・・・という気持ちを引き出してくれる。
私が今のところやっているのは東京新聞の俳壇への投稿と、俳句の先輩リア友さんに教えてもらった掲載されると500円の図書券がもらえるらしい「しんぶん赤旗」、それからNHK俳句への投稿も始めたところだ。
こんな感じで続けて行けばうまくなるかな~と思いつつ、読み進めて巻末近くの俳句上達のために・・・ってところまできて、う~んと悩んでしまった。
 
・書き留める  俳句を思い付いたらすぐに書き留める
・句帳を持つ  書き留めた俳句に推敲を重ねるための句帳。安いメモ帳でよい。
・毎日俳句をする  作ったり、推敲したりを毎日する。
 
この辺は既に実行している
 
 
・一人ではダメ
 独断・独りよがりになってしまいがち
わかるよ。だから新聞に投稿したりしているんだ。あと夏井いつき先生の俳句チャンネルを登録した。
 
ところが
先を読むと、新聞や専門雑誌への投稿
これで俳句上達を望むのはなかなか難しいとある。
選者は所詮遠くにいる知らない人。
載ることが目的になって選者好みの句を作ったり・・・
投稿は自分の俳句が形になってからの楽しみでいい。
 
で、結論を言えば、俳句の上達を目指すなら、
直接先生の指導を受けるべし。
具体的に言えば、添削指導を受ける・句会に出る・結社に入る
 
句・会・・・!?!?
結・社・・・!?!?!?
 
いや、ハードル高すぎるでしょう
 
確かに夏井いつき先生もネットで何度も句会に出ることを勧めている。
俳句の指導をする方はみなさん「句会がいいよ」「句会に行こう」「句会は楽しいよ」とおっしゃる。
でも、こういうのってどなたかのお誘いとかないと行き辛いでしょう?
はじめまして~ここ座って良いですか~?
みたいな?
むりむり。
 
 
試しに区のホームページから区内の俳句サークルを探してみた。
するとあるんですわ~いくつも。
 
その中に、楽天ブログにホームページを持つ結社を見つけた。
区の文化センターなどで定期的に句会を催していて、
コロナ禍の昨今ではインターネット句会も行われている。
別料金だけど添削指導もしてくれる。
 
blogに掲載されている会員の方の俳句は多様。個性的。
失礼な表現かもしれないけど、とても面白い。あ~そういう視点があったんだって感動。素敵。
 
で、悩みに悩んで、主催の先生にメールを送った。
すると、その日のうちに返信が来て
数日後には同人誌が送られてきて
数日後には、半年分の会費6000円を振り込んでしまった。
 
このあたりの決断は早い。
正直なところ、思ってもいなかった展開である。
句会デビューはまだ果たしていないが、
まずは投句・ネット句会・添削指導
そういったものにチャレンジしていきたい。
 
まさに60歳からの俳句入門である。