10時予約でスカイツリーに行ったのなら、お昼は当然ソラマチへ・・・となる。
夫に、「どこか行きたい店考えといて」と言っておいたのだけど
最近旅のコーディネータ役を私に預けっぱなしの夫は、全く予習してくれなかった。
仕方なく、グーグル先生やらグルナビやらにお伺いを立て、
ソラマチ６階と７階にそれぞれ１件ずつ候補を用意して赴いた７階で
結局「林家正蔵師匠」とか書いてある寄席の幟旗と、値段の安さに吸い寄せられて
江戸味楽茶屋そらまち亭に入った。
こちらは林家一門プロデュースの落語会「天空寄席」という高座のある和風ファミレスみたいなところ。
もちろん現在は新型コロナウイルスの影響で寄席はやっていない。
まえからこちらの寄席には来たいと思っていたんだけど、「遠い」って思いこんでいたのよ。
なんだ交通費めちゃくちゃ安く来られるじゃないか。寄席が始まったら、ぜひ来たい。
あれこれ悩んで、穴子天重とお蕎麦のセットを頼む。
お蕎麦は、ま、可もなく不可もなく・・・あんまり蕎麦の香りがしない点では不可の方に近いけど
穴子の方は、とても柔らかくあぶらものっていて美味しかった。
しかし
実はこの時私は大変なことに気づき、気もそぞろだった。
実はこの時私は大変なことに気づき、気もそぞろだった。テーブルに着き、マスクと帽子をとったとき気づいた。
なんと、掛けていたはずの眼鏡がない！
どうりで、ショップでお土産物を見ていた時、なんかへんだな？よく見えないな～と感じていたわけだ。
そうか～展望台で持参の双眼鏡で街並みをよく見ようと、眼鏡（中近両用）をはずし、ワンピースの胸ポケットに入れたのだった。ツリーの展望台かエレベーターか、どこかで落としてきたんだ。
この眼鏡、眼科で作ったから、量販店で買う３倍近い高級品だ（私にとっては）。
そして、これが無ければこの先の旅の楽しさも半減する。（老眼で文字が読めないから）
料理を待つ間、すぐにスカイツリーのお問合せ番号に電話する。
そこで「落とし物センター」の番号を教わり、そちらに電話。
しかし、届いていないという。
でも、落としたばかりで時間がたっていないなら、ツリーの手近なところにいる係り員に相談した方が早いかも・・・と言われ、食べ終わったらすぐさまツリーの方に戻った。
下りエレベーターの出口付近で、少し恰幅の良い職員さんに相談すると
すぐ各展望台に連絡を取ってくれ、１０分ほど待っただろうか、無事手元に眼鏡は戻ってきた。
感謝感激、お礼を言いつつ、どこに落ちていたのか聞いたら、天空回廊の一番高いところにあったらしい。
きっと興奮して取り落としたんだと思う。本当に助かった。
気を取り直して、ソラマチを出て、バス乗り場を探す。
本当はムーミンカフェに行きたかったのだけど、貰ったパンフレットの案内図から見るとバス停とカフェは離れている。遠い。
諦めて歩いていたら、
なんと目の前にムーミンカフェがあるではないか！
後でわかったのだけど、つい最近こちらの目立つ場所に店舗が移ったらしい。
行列は無いのですぐに入れるかと思ったら、名前を控えておいて、空席が出来たら呼ばれるシステム。
多少待たされたけど３組目に案内された。
カフェとショップの間にニョロニョロとミー
そして、カフェのテーブルにはムーミン一家
ムーミン大好きの長男みこ太郎からの情報だと、
こちらのカフェ、一人で入るとこのムーミン一家の誰かがお相席してくれるシステムらしいけど
一人で入っている人は見えなかったから、真偽のほどはわからない。
メニューを見ると、かなりのお値段でびっくり。
北欧風の小皿などのスーベニア付き・・・と聞くとまあまあ妥当な金額か…
美味しそうな食事メニューがいっぱいあったけど、そらまち亭でしっかり食べた後だから、
夫は北欧風コーヒー
私はブルーベリーティーラテを頼んだ。
どうです！超かわいいでしょう？ストローでぐるぐるっとしたらムーミンがどんどんシュールに
甘ったるそうに見えるけど、好みでシロップを入れるタイプ。
大粒のブルーベリーがいくつも沈んでいて、とても美味しかった。
このすぐそばからバスに乗って、雷門に移動。
雷門前から見えるスカイツリー、良い姿だ。
そこそこの人出の雷門
人力車の呼び込みもやっていた。
ニュースで見たけど、外国人観光客がいなくなって、人力車の会社も大変だそうだ。日本人は乗っても短距離。外国人観光客みたいに何時間も利用する人はめったにいない。
にぎやかな仲見世だけど、コロナ騒動前の土曜日の午後を考えたらガラガラといっていい。外国人がほとんどいないから。
そして、これもニュースで聞いたけど、今この通りを訪れる日本人は、ほとんど買い物をしないという。
いかにも外国人向けのお土産物が多いからね。じゃ、私が一役買って何か買おうか！と思ってもそんなに欲しいものはない。仲見世商店街も大変だ。
殆どの人がマスクしているね。
していない人もちょこっと見えるけど
これから、ホテルのチェックイン１５時まで、のんびりと浅草寺の見学である。
広い浅草寺、境内をじっくり見て回ることはあまりなかったから、興味深いものがいっぱいあった。
それはまた次の機会に・・・