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虹羽(こう)です。

 

今日は「精霊の日」

だそうです。

 

 

不思議な体験したことある?

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「そもそも精霊って、何?」
 
と思って調べてみたら、
これは「せいれい」ではなく、
「しょうりょう」と読み、
日本の和歌と関係があるそうです。
 
小野小町(おののこまち)、
和泉式部(いずみしきぶ)、
柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)
 
歌人として名高いこの三人の
命日が3月18日であるということで、
(あくまで伝承とのことです)
彼岸の入りのこの頃、
祖霊や言霊に対する畏敬から
生まれた記念日のようです。
 
 
花の色はうつりにけりないたづらに
我身(わがみ)よにふるながめせしまに
(小野小町)
 
あらざらむこの世の外の思ひ出に
今ひとたびの逢ふこともがな
(和泉式部)
 
東(ひむかし)の
 野に炎(かげろひ)のたつ見えて
 かへり見すれば 月かたぶきぬ
(柿本人麻呂)
 
 
巧みに情熱的な恋愛を詠った小野小町、
華麗でストレートな表現の和泉式部、
スケールの大きな柿本人麻呂、
と三者三様、それぞれが
とても魅力的な作品を残していますね。
 
ちなみに小野小町は
昨日も登場した小野篁の孫、
もしくは娘ともいわれています。
歌の才能は遺伝するのでしょうか。
(それとも環境?)
 
現代人の私たちにとって、
「読む」という行為は
目で文字を追って、
「黙読」することだと思いますが、
平安時代の頃は
「音読」が普通だった、
と考えられているそうです。
 
あの『源氏物語』にも
そんな当時の場面が
描かれているそうです。
女房が貴族の姫君に
物語を読んで聞かせ、
姫君は絵を見ながら
お話を楽しんだのですって。
 
耳から聞き、
イメージを膨らませて楽しむ。
 
もし私が当時の貴族の姫君だったら、
イメージ膨らませすぎて
すんごい妄想を楽しんでいただろうなぁ、
と思いました(〃艸〃)ムフッ
 
また、音読をすると
文字を目で追いながら
句読点に気を付けるので
色々と注意を払ったり、
声を出すことで腹筋に力が入ったり、
など、
意外と頭と体を使うのだそうです。
 
最近の研究でわかったこと、
音読をすることで
脳の機能が維持・改善する
可能性があるとか。
 
半世紀生きてきて、
最近記憶力に自信のない私滝汗
これはぜひともやらねば?!
 
今日はまず、
3人の偉大な歌人たちの
雅な和歌を音読したいと思います。