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虹羽(こう)です。
私の私による私のための
勝手な(笑)日本史における、
3大スーパーヒーロー
というのがありまして、
その三人というのが、
★役小角(えんのおづぬ)
★小野篁(おののたかむら)
★安倍晴明(あべのせいめい)
であります。
(普通は戦国武将とか
なんでしょうけど)
役小角は、
役行者とも呼ばれ、
飛鳥時代の呪術者で、
山岳信仰、
修験道の開祖としても
知られる人物です。
小野篁は、
百人一種では参議篁(さんぎたかむら)
の名で知られる、
平安時代の公卿であり文人です。
最近は漫画(『鬼灯の冷徹』)
に登場したりして、
若い人たちの間でも
一躍有名になりましたね。
夜な夜な
六道珍皇寺にある井戸から
地獄に降りて、
閻魔大王の裁判の補佐をしていた、
という伝説もある面白い人物です。
そして、安倍晴明といえば、
言わずと知れた、
平安時代の陰陽師。
陰陽師といえば安倍晴明、
と代名詞になるくらい
超有名ですね。
その彼が著したとされる
陰陽道の指南書が、
『簠簋内伝(ほきないでん)』
です。
ただ、本当に
晴明の手によるものなのか、
疑わしいとされていますが、
その内容は
なかなか興味深いものがあります。
実はこの『簠簋内伝』、
現代語訳されていて、
普通に読むことができます。
なんとも
有り難いことでございます( ;∀;)
「晴明が伝えた幻の書」
を全巻収録で、
陰陽道の奥義を
解説してくださってます。
とは言えワタクシ、
この現代語訳総解説は、
安倍晴明に対する
憧れだけで買って、
持ってるだけで
満足していました( ̄▽ ̄;)
内容も、
日本の民間陰陽道に関する
迷信のようなものが多く、
それほど重視していませんでした。
ただ、
擇日(たくじつ、日選びのこと)
については、中国古来の
伝統風水の基本を踏まえていて、
改めて読み直してみたら
面白かったです。
といっても、
それを教えてくださったのは
師事している先生でしたが(^▽^;)
この『簠簋内伝』を参考資料に、
民間信仰における
「金神(こんじん)」
についてのお話から、
その方位の見方と風水からの見地、
自然災害との関連性などについて
講義をしていただきました。
千年前の日本の陰陽道からも
まだまだ学ぶ事があるなあと
反省した次第であります。
資料も持っているだけで
先生のように
使いこなせなければ、
全くの持ち腐れで、
ホントに勿体無い、
というお話でございました(^^;;
改めてきちんと
読み直そうと思います。