金木犀の香る頃金木犀の香る頃、心がザワつく。秋の気まぐれのような青い空柔らかい陽射しのどかな一日。風によりそい、漂う、金木犀の甘い匂い。心地いいだけの香りではない遥か昔、自分の記憶なのか、遠い祖先の記憶なのか、定かではない郷愁を感じ、切なくなり、感情に蓋をしてしまいたくなる。酔いしれることが、できないのは、香りのせいか、自分の年のせいか。冬がくる前の、穏やかさに身を委ねることは、案外難しい。でも、今を、楽しもう。今を。iPhoneからの投稿