アシェット武蔵の定期購読が届きました。今回は4、5号がセットで届きました。


4号はあとにして、先に5号の艦橋をチェック!

5号の部品は2つだけ

↓下に示す2つが今回の部品です。この2つのプラスティック製の部品で艦橋を組み立てます。シンプルですね。

↓早速仮組みしてみると…。左右の窓枠高さが一致せず、上下に段差ができてしまいます。


↓クローズアップしてみると、窓枠の幅も異なります。パーツの合わせ目もはっきりしています。パーツのエッジがシャープではないので、合わせ目が太く見えていることが原因です。

また、パーツの位置決めピンが左右の部品で0.2mmほど上下にずれているため、位置決めが正確にできません。

結果として窓枠や羅針盤艦橋の下の段の部分が上下にズレています。


↓艦橋の後ろ側の合わせ目がくっきり。あちこち隙間が目立ちます。これ、単に組み立てるだけなら割と悲しい完成度かも。隙間を埋めたくなります。

↓窓は抜けていませんが、窓枠はシャープなモールドです。今回はこのままにしようと思います。

↓見本の艦橋。段差は目立たず、隙間もありません。一方、羅針盤艦橋の前面窓枠の幅が左右で異なっています。やはりこのあたりは金型の精度がよろしく無いようです。製造から時間が経ち、傷んだ金型を使っているように見えます。パーツの内側は角部のエッジが立っていないところもあり、そもそもプラスティック用の金型なのかわかりません。

パテ盛り

↓流し込み接着剤で部品を貼り合わせました。ズレを解消するためにピンを切断し、強引に矯正して接着しました。接着は流し込みタイプで。

↓合わせ目にパテを盛り、隙間を埋めていきます。
この段階で、窓枠の左右の幅が違う点も修正しました。ついでに小さなヒケがある部分にも溶きパテを盛っておきました。

↓艦橋の薄ろ側にもパテを使っています。極力合わせ目にだけパテを使い、仕上げが楽になるようにしました。こうなると単に大きなプラモデルですね。

↓乾いたパテを紙やすりで削り、面を整えました。



↓サーフェーサーを吹いて、合わせ目が消えたのか見ています。

大まかには整ったように見えます。もうしばらく乾燥させて様子を見ます。

↓右舷から。大和にはあまり詳しくありませんから、後でじっくり図面と比較してみます。

↓煙突や後部艦橋が付くところはまだ仕上げておりません。


素直な感想としては、この武蔵、今のところ大きなプラモデルといった風情です。