21日(日)秋晴れの東京体育館の会議室でメンタル
トレーニングセミナーが開催されました。
指導者という立場で出席してきました(^O^)
講師は、慶應義塾大学体育研究所 永田直也氏
永田氏は、学生時代バスケットボールの選手であり、今は
教壇に立ちながらも、バスケットボール部員のメンタル
トレーナーとして活躍されておられる方です。
先に、メンタルトレーニングとは何ぞや?をおさらいします。
1950年代、アメリカで宇宙飛行士向けに開発された
プログラムです。
アポロ計画の中で、宇宙空間において常にガラスの壁の
向こうにある”死”と隣合わせの任務を遂行する時に心身共に
耐えられる様に開発された、と言われています。
メンタルトレーニングの流れは、自己分析からはじまり、自己
分析に戻ってくる、常にサークルの流れで行われています。
トレーニングで大切なものは、
”具体的な目標設定”
”振り返り”(うまくいったことも、いかなかったことも反省する)
です。
今や、メンタルトレーニングは、スポーツシーンはもちろんの
こと、すでにビジネスシーンでも注目されております。
特に、スポーツシーンにおいては、来る2020年の東京
オリンピック・東京パラリンピックを目標として、ますます
日本全国で盛んになってくると思います。
ほんとに久しぶりにいい講義を聞きました。
さてさて、緊張したときってどうしていますか?
その場から逃げますか? 逃げたくなりますよねー
それとも、
開き直りますか? ある意味正解ですo(^▽^)o
本番(試合など)が近づいてくると、必ず緊張状態がきます。
特に、直前は・・・
サッカーでいうとPKのキッカーだったり、
ビジネスシーンであれば、プレゼンの前だったり、
プロポーズをするときだったり(*^.^*)
人は、緊張をゼロにすることはできません。
が、適度な緊張は必要なんですね。
緊張の原因は2つあります。
1つ目:結果を気にすること
失敗はいやだなー、とか、失敗したらどうしよう、とか
2つ目:人を気にすること
大切な人(家族恋人や恩師など)の目が気になる![]()
大勢の観客(聴衆)の目が気になる
これらは、ネガティブ思考からくる感情です。
こうなったときは、ノルアドレナリンという脳内物質が大量に
分泌されています。
身体症状は、心臓バクバク、血圧が高く、呼吸が速く、妙な
手足の震え、喉がカラカラ、など。
おまけに、体の筋肉が硬直している・・・
もう、考えただけでもいやですね~(>_<)
でも、安心してください!!これは、ごく普通のことです。
どうしても緊張したな~!!と感じた時は、まず緊張して
いる感じを全身全霊で受け止めてください。
”あ、おれ(わたし)今、すごく緊張している~!!”
これだけで、緊張をコントロールする感覚が出来上がり
ます。
次に、意識して呼吸をしてくださいo(^-^)o
緊張状態のときは、正常な呼吸ができていません。
なので、腹式呼吸がいいです。
鼻から吸って(5秒位)、口から吐く(7秒位)をゆっくり繰り
返し行います。この反復動作が良いのです。
あ~、緊張している~~、あ、そうだ呼吸しよう!と意識して
繰り返し行うことで、適度な緊張を保てます。
その時あなたは、ベストな心身状態でより良いパフォーマンス
ができるでしょう。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます(*^.^*)