実際には、シロとホワイトデーを過ごしたのではないのだけど、先日シロがホワイトデーのお返しを持って遊びに来ました。


「時間がないから、すぐ帰る」と元々言われていたので、夜ご飯は用意せずにコーヒーでおもてなし。

チョコレートをもらいました。


「このところ前にも増して忙しくなっているみたいだし、お返しなんて気にしなくっていいのに」と思いました。

時間がなかったらしくて、チョコレートのブランドは在り来たりなメーカーで、

「もらっても別にねぇ…」とあまり感動はなくて、これくらいのものだったらわざわざ買い物に行ったり届けてくれるシロの時間がもったいないよって思ったのです。


でも、お返ししないとって思ってくれた事、忙しい時間を割いて買い物に出てくれた事、そして家まで届けに来てくれた事を思うとそれ自体が嬉しい。


『本当に本当に、気にしなくってよかったのに。でも、ありがとう』


シロとは何をするでもなく、コーヒーとお茶を飲みながら私の最近の話なんかをしました。

話していて楽しいのだけど、でも緊張もときめきもせつなさもない会話。

ユウくんに心をさらわれたことで、シロといるときの感動が薄れているなって感じました。

勿論、シロを好きでいる必要はない。

ただ、シロには友達以上恋人未満の関係で、いつまでもそばにいて欲しいのです。


もし他の男の子に心を奪われているのをシロに気付かれたらどうなるのだろう。

シロはよく、

「早くいい男を見つけて幸せになれよ」と言っているけど、やっぱり彼も男だから実際に私がだれか他の人を見つけたら、その時は心のどこかでおもしろくないと思う。

でもそれとは別に、引き止めたりせずにドライに私に巣立ちを促すんだろうな。

…決して気付かれないようにしなくちゃ。

元彼話のついでに、タテキのことも書こうと思います。


タテキは私が一番最初に付き合った彼。シロよりも前です。

私は初めて会った時から彼に一目惚れをして、それからずっと友達のふりをして仲良くしていました。

彼は異性間の友情をうまく築いていると思っていたようですが、私はそれでは嫌だったのでとうとう我慢できずに告白しました。


タテキがずっと彼女を作っていない事、それは過去の傷の所為で人を好きにならなくなったからだという事、私はそれを良く知った上で、

「それでもそばにいたい」と言って、無謀な挑戦をしたのです。

タテキは、

「誰のことも好きじゃない。でも水密桃のことは嫌いじゃないよ。付き合う?」って言ってくれて私たちは付き合う事になったのですが、結果、手をつなぐ事もなく付き合ったとは言えないようなプラトニックな関係のまま終了しました。


それでも、自分の心を隠すところ無く曝け出して向き合った人だったから、そしてタテキはそれを真摯に受け止める人だったから、私の中でタテキはいつまでも特別な存在でした。

苦しい迷いがあるときに頼ったり、あとに付き合ったシロのことで泣いていた時はそばにいてもらったりもしました。

タテキは常に、他人と自分に対して真っ当にいようと心掛けている人だから、大好きだし、なにより人として彼の生き様を意識して見習うべきだと思っています。

タテキとは他の友達がいる所にそれぞれ顔を出したりなどで、最低一年に一回は会っています。


先週末は久しぶりに二人きりでタテキに会ってきました。

自分の中で、この先の人生に対してぼんやりした迷いが生まれて、でもとてもぼんやりなので、相談に乗ってくれという程には話したい事が明確ではなくて、それでもタテキなら、タテキと話すなら何か見える気がすると思って、突然メールしてその日に会う約束までこぎつけました。


mixiでお互いの近況は知っていたけど、なんだかんだで会うのは八ヶ月ぶりのタテキでした。

タテキに会うといつもなのだけど、

「ああ、この人のこと大好きだったな」と、とてもとても懐かしく思うのです。

雰囲気というかオーラというか、今も昔もモテ系の見た目ではないし、特に華やかな格好をしているわけではないのに、彼という存在は私を惹き付けます。

失恋という壁を必ず一度乗り越えなければ、私は人生のどのタイミングで彼と初めて出会ったのだとしても、必ず好きになってしまうと思う。


渋谷西武の地下で昼間からグラスワインを頼んでタテキとお喋り。

初めて出会った頃から、私達は本当によく話をしてきました。

そしてその日もまた、タテキとは色んな話をしました。


「特に具体的な相談はないのだけど、なんだか最近もやもや色んな事を考えて八方塞な感じだから、目的もなくだらだらお話がしたい」

最初にそう伝えていたのでタテキはよく踏まえてくれていて、いつものように終始真剣に、でも重すぎずに一つ一つの話にきちんと向き合ってくれました。

あんまり彼との会話が心地良すぎて、私は次の約束の相手から電話が掛かって来るまで遅刻に気付かなかったほどです。


話の中でこれといった答えを得たわけではなかったけれど、久しぶりにタテキに会えて、私は自分の人生に充実感を感じる事が出来ました。


恋人としては上手くいかなかったけど、この人と出会って、今はサポートしてくれる友人としてそばにいてくれる。

この素敵な人がいつまでも友達でいてくれている。

なんて幸せなんだろう。

私は人生という構造の中に素敵なパーツをいくつも持ってるんだなあ。

幸せだなあ、って。

去年のホワイトデーに別れた元彼と地元の駅で遭遇したことをすっかり忘れてきた矢先、その元彼からメールが来ました。


会いたいとか、こないだ見かけたとかいった素直な気持ちは一切書かれておらず、くだらない事の頼みごとといった内容。

本人に対しても、

「そんなことする必要あるの?」と聞き返したいような事だし、私に払うという対価もしょぼ過ぎてお話にならないお粗末な頼みごとでした。

あまりにお粗末で読んだ直後は苦笑してしまいました。


私にも本人にもうまみがあるから持ちかけてくれた話ではなくて、ただ二人の間でもう一度やり取りをするきっかけを生み出したかっただけなんだなあということが易々と見抜けました。

それにしても、どうにも見え見え過ぎるので、馬鹿なんじゃないかと思った。いや、馬鹿なんです。

仕事じゃ物凄く稼いでいるのに、相変わらず人の心とか自分の思惑の露呈具合とか分からない人なんだなあ…。

そんな人を好きだったのかと思うと私自身が恥ずかしくなるので、ダサい事はして欲しくないものです。本当に。。。


遭遇してから一ヶ月。

その間に色んな事を思い出したり、自分に都合よく妄想して、きっかけを掴んだら復縁できるなんて身勝手な未来予想図でも書いたのでしょう。

丁度、去年地元に帰って浮気をしてきたのと同じ時期だから、今年の帰省では誰にも相手にしてもらえなかったのかもね。


今更、私を手離して惜しい事をしたと気付いてもおそい。

そう思うだろうとは予想していたけれど、一緒にいる間に気付けなければとっくに時間切れです。


関わる必要は無いし、勿論関わりたくないので、メールはすぐに削除しました。

返信する労力すら惜しいと思ったから。



けれど、一晩たって考えが変わりました。

元彼はメールの中で、

「(頼みごとと、その報酬に対して)興味があったら連絡ください」と書いていました。

メールをシカトされても、拒否されたのは自分ではなく頼みごとの内容だと自分を誤魔化して傷つかないためだと思います。知っていたけど、弱い男。

でも、その傷つかない保険のために、私が彼という存在を拒否した事をきちんと認識されないのは、気持ちが悪いと思いました。もしも、拒否をきちんと受け止めずに、またなにかしらの行動を起こしてきたら…。


私は自分が、彼にどう影響を及ぼしたいのかと改めて考えました。


☆彼に対して優しい態度で、いつまでたっても心の中で美化されて彼の拠り所となって影響を及ぼす

☆彼を批難して拒否して敵意を剥き出しにし、彼の中の自分という存在をぶち壊す


別れた時、私は前者のやり方を選択しました。

いつまでも都合よく私を美化して、他の女性と新しく出会ってもずっと私の事を思い出して引き摺らせたい。

それが最高の復讐だと思ったから。しかもなにも悪い事をせず、手も汚さず、自分の心を穏やかに保ちつつ成せる事だったから。


後者のやり方は、打たれ強い元彼にはあんまり効果がないのです。

本当は物凄く気にしいで弱い心の持ち主なのですが、本人がそれを良くわかっているので、彼は傷つかないために自分を守りこむのが得意です。前述した、シカトされてもいくらでも言い訳できるようなメールでコンタクトを取ってきたりなど、上手かどうかは別として、自分を誤魔化し、騙して守り通すのは彼の十八番。

だから、正面からの敵意や攻撃は効果が無い。


私は自分に聞きました。

『あの人にいつまでも想われていたいんだっけ?』

いやだ。

これっぽっちだって関わりたくない。


今までは、向こうが勝手に思い出している分にはべつにいいと思っていたけど、遭遇した日に非通知で電話が来たり、更にメールが来たりした事で、中途半端に相手の中に想いが残っていると、この先自分のまわりをうろうろされかねない。そんなのものすごく気持ち悪い!と強い感情が湧きあがりました。


徹底的に縁を切りたい。

そしてすっきりしたい。


彼への敵意を表さずに、けれどしっかり傷つければいい。

それでもう私には近づかないはず。


翌日、私は古いPCのメーラーからデータを引っ張り出し、履歴の隅にかろうじて残っていたメアドを探し出して、元彼に返事を送りました。


彼を批難せず、優しく柔らかく、感謝を述べつつ、彼が一番ダメージを被るだろう事を悪気などまるでないそぶりで提示して、私たちの間の溝を思い知らせ、最後に

「こういうことはもうやめてください。返事もいりません」と書きました。

謝られるのであっても逆切れした反論をしてくるのであっても、返事など来たら気持ち悪くてまた気分が悪くなるから。


無事、返事はありません。

別れたのは去年なのに、一年掛かってやっと完全な終了までこぎつけられた。

妙な達成感です。


ユウくんに出会ってから私は自分の気持ちに迷うようになりました。


本当にすぐ結婚したいの?

次が最後の恋でいいの?


三ヶ月前は迷い無くイエスと言えたはずなのに、断言できなくなってしまいました。



次が一生のうちで最後の恋でいいのかわからない。

私はユウくんを好きでいたい。

一時でもいいからユウくんのそばにいたい。


ユウくんに会いたい。



その気持ちが明確になってくるのと同時に、自分自身の人間性が結婚に見合う程成熟しているのだろうかと疑問を持つようになりました。

誰かと一生を懸けた契約を交わすほど私は大人だろうか。

もうすぐ三十歳にはなるけれど、私は誰かとつがいになるほど自分自身の人生を目一杯生きたって言えるのかな。


全然満ち足りない。

まだまだ成長したい。

シロによって色んなことを学ぶように、別の人を通じて私は違う人間に変わって行きたい。

もっと成長して、もっと力のある人間になりたい。

一人を恐れず、一人で生きてゆけて、それ故に誰かに必要と請われるような人間になっていきたい。


次が最後の恋になって、そこで伸びしろが終わってしまうのが怖い。

ユウくんが最後でなくてもいい。




私はもっと恋をして人生を存分に味わいたい。

デートゼロのあとに、

「今日は楽しく話せてよかった。じゃあ次回はお互いの近所で飲もうね」とサキくんからメールが来て、それに返信して、二日後にメールを一往復したのだけど、それから次のお誘いを待ってないもしないでいたら、サキくんとはそれきりになりました。


他にいい感じの女の子がいたのか、時間をおいてから私に対しての興味が冷めたのか、それとも私から何もアプローチしなかったから彼が自信をなくして動けなかったのかはわかりませんが、彼が行動に出ようとする程私に対して執着が無かったのだと思います。


サキくんのことは気に入っていたので少し惜しかったなという気持ちはあるけど、ユウくんのことで心が乱れているのと平行しての事だったので、私はサキくんに対して何もせずただ時間を過ぎるのを眺めていました。

後悔はありません。


サキくんはいけすから逃げてしまいました。


元彼と遭遇してしまった日の夜のことでした。

その日は家に帰ってからもずっと、元彼からメールや電話が来るのではないかと思うと怖くて携帯を見ないようにしていたのですが、お風呂に入って寝る支度が済んだので眠る前にと携帯を見たらシロからメールが入っていました。


前回会った時に、失敗したな~と思う行動を取ってしまったので、その反省と自分の気持ちを整理し常にコントロールするには時間が必要だと思って、シロにはずっと連絡していなかったのです。

最低一ヶ月は会わないし連絡しないつもりで、バレンタインが過ぎたくらいに落ち着いたらメールしようと考えていたので、シロからのメールは予想外でした。

「今日、行っていい?」と書いてあったけど、既にメールが来てから三時間近く過ぎていました。

慌てて電話を掛けると、出張のお土産を持っていこうと思ったんだけど、今日はもう予定を入れてしまった。しばらくはまた忙しくなるから、今日くらいしか体の空く日がなかったと言われました。


残念と言う気持ちより、もう会えないかもと思ってたシロから、彼の自主的な行動によって連絡が来た事自体でもう十分満足でした。

元彼の事があって自分の気持ちがぶれていたから、会わない方が良かったとも思ったし。


シロから連絡が来たのが嬉しくて、その週末に今度は私からシロに遊びに来ない?ってメールをしました。

すると、引越しの準備をしないといけないから時間がないと返事が来て、シロの引越し先がやっと決まったと言うことを知らされました。

シロのおうちは、私にとって数々の記憶がある思い出深い場所なので、新居を探している時から引っ越す前に一度遊びに行きたいって言っていたのだけど、唐突に引越しが決まったことを知って、もうあのおうちに行けなくなってしまうんだと思ったらどうにも寂しくなり、

「じゃあ、私がシロのうちへ引越しのお手伝いにいくのは?」ってメールをしました。

「何時に仕事が終わるかわからないぞ」って言われたけど、それでもその日の夜に会うことになりました。


夜、シロのおうちに先に入って、彼が帰ってくる前に片付けと整理をしました。

シロが深夜に帰ってきて、その日は私の態度によくない部分があったので注意されて反省したり、次の日の荷物運びの算段を話し合ったりしたあと、その日は取り合えず眠ることにしました。

次の日は朝から忙しいし、遅くに帰ってきて疲れているだろうからなにもしないだろうと思って、私はすっかり寝るつもりでいたのだけど、一度寝付いた後にシロの携帯にメールが来たので彼が起き上がって、ベッドに戻ってきた時に求められて、そのまましました。

でもあんまり良くなくて、私の心がすっかりクールダウンモードに入っていたのと、なによりユウくんの存在の所為だなって思った…。


シロの存在が大事で離れたくないけど、恋する人とは違うなあ。。。

でも離れられない…。


朝になって、そういえば聞いていなかったと引越し先を聞いたら、またも同じ街でした。それも徒歩二分圏内の距離…。会社があるから多少近くがいいのは分かるけど、違う所に住みたいって南青山とかで探していたのに。

思わず笑ってしまったら、しょうがいないだろ、きっと引き寄せられているんだよって反論されました。

でも、新しい街も気になっていたけど、私の思い出がずっとあるシロの街はやっぱり特別な場所なので、そのままでよかったって思った。


引越し屋さんに任せるものとは別に、スーツケースに入れて運べる荷物を二人でゴトゴト引っ張って運びました。

シロの言う通り新居はすぐ近所で、建物は古かったけど入るとなかなかデザインのいい、住みやすい間取りの部屋でした。あまりにもいい物件で私が住みたいって思った!


シロとメジャーを引きながら家具の配置を相談し、インテリアショップで新しく買うものを考えたりして日用品の買出しに出かけました。お散歩がてら二人で歩いて青山へ。

天気のいい日だったので、とても気持ちのいいお散歩でした。


買い物を終えて新居に荷物を置いてから遅いお昼を二人で食べて、それからシロが仕事に行くと言うので別れて家に帰りました。


態度の事で注意されて、

「いつまでも子供じゃないんだから、ちゃんとしていい女になれよ」って言われたことでちょっと凹みました。

自分が悪いし反省しているので、その分どうにも自分が情けなくて…。


帰ってから悶々としていたので、明るいうちから眠って夜までだらだら寝たりしていました。そうしたら、新婚旅行に行っているはずの親友からメールが来て、帰国して今日は東京に泊まるから明日の日曜に新宿で会おうと誘われ、翌日会ってきました。

何か話して慰めてもらったわけじゃないけど、久しぶりに親友に会えて気が紛れました。癒された♪

普段離れ離れになっているだけに、ちょうどいいタイミングで会えて嬉しかったです。

この数週間、心のどこかでなんとなく元彼に遭遇しそうな予感がしていました。
去年浮気に因って別れた彼です。
最寄り駅が同じなので、もともと遭遇する確率は高かったのだけど、彼の生活時間をよく知っているので出来るだけ元彼が出現しそうな場所や時間帯を避けていて今まで無事に過ごしていたのですが、向こうの仕事がオフシーズンに入ったのでしょう。イレギュラーな行動をしていたみたいです。

ある日の会社帰り、珍しくどこにもよらずに真っすぐ駅に辿りついたのですが、階段に向かってホームを歩いていたら、見覚えのある姿が視界の端に入りました。
その瞬間、脳が考えるよりも早く、私の身体は『見てはいけないもの。気付いてない振りをしないといけない』と反応し、同じ速度で歩き、視線は元彼から少し逸らしつつ前を見据えました。
「私は幸せ」と心の中で唱えながら、穏やかな顔を意識して。

最短距離で擦れ違う時、視界の端に入る元彼が私を凝視しているのを感じました。
でも多分、私が彼の視線に気付いて顔を上げようとしたら、その瞬間そそくさと顔をそらして何もなかった顔で歩き出していたと思う。
そういう人だったから。

私はそれが充分分かっていたから、気付かないフリを突き通しました。
私が気付かなければ、彼は私が視界から消えるまでずっと見ているだろう。
彼と離れた私が今、充実していて幸せだと知らしめたい。
別れたあとの私がどれだけ幸せか思い知ればいい。

そんな強がりが、ちょうど一年近く前に裏切られたことへの抵抗でした。
まあ実際今はあの頃より幸せなのだけど、ラブラブの彼氏がいるって程自慢できる状況でもないので、強がりですよね。

私は誰かに腹を立てた時によく思うのです。
「自分が幸せになる事が何よりの復讐だ」と。
今や復讐したいとか憎いとかいう気持ちすらないくらい、彼は私の世界の外の人間になったけど、でもやっぱり別れたことで不幸そうだとは思われたくない。
事実、そうじゃないし。

通り過ぎて彼から離れてゆくにつれ、
「気持ち悪い。怖い。早く帰りたい」と無性に思いました。

気分が悪くて仕方なかった。
別れてから一ヶ月後、何もなかったような顔をしてメールをしてきた元彼は、もしかしたらまたメールしてくるかもしれない。
「気持ち悪い」

憂さ晴らしでケーキと不必要な雑誌を買い込んで家に帰りました。
夜中に非通知の着信が0秒で残っていました。
それ以上になにも知る事は出来ないけど、これまで非通知の意味不明な着信はなかったので、やっぱりあの人なのかなと思わずにはいられません。

でも、ありがたいことに気分の悪い出来事はそれで終わりでした。
よかった。

今、残っているのはサキくんだけになっています。

でも、サキくんのことがすっごく好きで彼一本に絞ったと言うわけではありません。

いらない人を切ったら、ありがたいことに残った一人が向こうも会いたいと思ってくれたというだけ。


彼の反応も会っている時はよかったけど、あんまりメールもこないしどうなんだか。。。


この状況ならまた新しいお魚さんのためにオンラインサイトで漁業に繰り出すべきだと思うのだけど、なんだか私にはその気力がなくなってしまいました。

一回目の、ミツルくんとユキヒロくんと上手く行きそうで行かなかったのも影響しているし、なによりユウくんとの事で私自身の自分の気持ちが分からなくなってしまった所為です。


ユウくんと関わって少なからず心がひかれて、私は結婚がしたいのか恋愛がしたいのか分からなくなってしまいました。


自分の恋愛経験を振り返ると、上手く行かない人とずっと一緒にいてずっと好きだったせいで、所謂普通の恋愛らしい恋愛を楽しんでいなかった気がするのです。

それで自分はまだ人生を味わい切っていないって思った。


結婚までたどり着けなくても、お互いに同じタイミングで好き合って愛しあう心が燃え盛るような恋愛が世の中にはある。

私はまだ、その味を知らない。

そのままで条件が妥当だと選んだ人と最後の恋をして結婚したとして、それで後悔しないのかなと考えると、しないと断言出来ないのです。分からない…。


もう少し誰かと恋愛をしたいのかもしれない。

女として生まれてきた事を愉しみたいのかもしれない。


ユウくんと関わって、自分の心の知らない一面に気付きました。


結婚して安定することにすごく憧れていたのに、今の自分が結婚を望むのは誰かの生命力に寄生する事のように思えてきました。

それは自分自身と、自分の生き様に自信が無いからです。


誰かの何かを当てにして、その為に結婚するのって、怖いことなのかも…。

最後に頼れるのは自分なのに、自分がはっきりないままで生きていくのってダメじゃない?

そんなことを考えたりして。


TRは守るべき価値があると思うので、ずっと参考にしていこうと思っているけど、結婚に向かうゲームは一時リタイヤしようと思っています。

つまり秋から始めた婚活をやめるってだけですが。


自分自身をもっと高みに上げるために、恋愛や仕事や友情でもっともっと経験を得ていこう。

結婚はいつか分からないけど、必要な時必要なタイミングでふっと湧き上がってくる気がする。

勿論、違反ガールでいないことが重要だけど(笑)


機会がある限り気負わずにどんどん恋愛をしていくつもりなので、サキくんと進展があったらまた記録していきます。

アラタさんとはメールをしているうちにお誘いが来たので、今週六本木ヒルズのディナーでデートゼロの予定だったのですが、もともとメールの内容に違和感を感じていた上に、私の好みを聞いたくせに選んできたお店のチョイスにそれが全然反映されてない点や、時間帯の設定に気配りを感じられず、また待ち合わせを決めるメールのレスがいちいち遅いのもイライラしてしまって、物凄く相性の悪さを感じました。


そして前日、ユウくんのことで自分の気持ちが安定していない部分もあってか、急に物凄く憂鬱になってしまい、

「直前になってからで大変申し訳ありませんが、メールのやりとりの中で相性の悪さを感じました。ごめんなさい。明日のお約束は白紙にさせてください。アラタさんに良いご縁があるように願っております」とドタキャンのメールを送りました。


アラタさんからは、

「そうですか。了解しました。しょうがないですよね。また話がしたいなという気になったら、いつでもメールくださいね。水密桃さんに良い出会いがありますよう祈っています」とお返事が来ました。


その日はマサさんにもお断りのメールを送って、居直ったような返事をもらっていたので、アラタさんのメールには最後の最後でちょっとだけ心を動かされました。

色んな見方が出来るけど、『また話がしたいなという気になったら、いつでもメールくださいね』って言うのが、なんだかすごく男らしさを感じて…。

とはいえ、これがものっすごく気持ち悪いと思っている相手なら、

「ねーよ!キモイ!」って怒っていたと思うので、なんとも自分勝手な感想なわけですが…。


ちょっと寂しくて惜しい気もするけど、自分の気持ちを騙して興味のない相手と一緒にいるのは心が曇るから、これでよかったと思います。


サキくんと会った次の日、お昼少し過ぎに待ち合わせしました。

なんだかんだで年末から連絡を取っていたマサさん。


背が高くて、ハーフっぽい顔立ちの…、と思っていたのですが、電話しながら横を向いたらそこで話していた人がどうやら待ち合わせの相手のようだったのだけど、ものすごくもっさりしていました…。


背が小さくてずんぐりむっくりのこってりした日本人顔。

眼鏡の林家いっ平みたいな…。

詐欺でしょ。。。帰っていいですか。。。


挨拶をして話し始めても微妙なカンジで、気がまわらない上に『自分だけが大事』なタイプの男性のように感じました。

「ランチくらいは付き合うか…」と腹を決めてカフェに付いて行ったものの全然楽しくなくて、無意味な会話をつなげて適当にあしらってました。

時間の経つのがすごく遅かった…。


青山で眼鏡を選ぶのを付き合うことになっていたので一緒にお店に行ったのだけど、選ぶ眼鏡もイマイチ。

まあ、もともと本人がアレなので、何を掛けても映えるってことはないのだろうけど、服にしろ靴にしろ時計にしろ私の好みとは違っていて、更に言うなら、お洒落を意識しているのは感じられるけど、決してセンスがいいのとは違うカンジのファッションなのでした。


お店自体はそこそこ有名店で、且つ最近眼鏡を新調したシロが確か同じお店で買い物をしているはずなので、私は眼鏡選びをしているマサさんから離れて、

「シロと同じ眼鏡はあるかな~」なんて探していました。


マサさんに対して、いい顔をしようと思う気持ちには全然なれませんでした。

「面倒臭い。穏便に話を終わらせて早く終了したい…」とひたすら思っていました。


結局、その後しばらく歩いてからお茶をすることになって、表参道ヒルズのデルレイでクレープをご馳走になり、地下鉄に途中まで一緒に乗って、

「お酒が好きならお店を探しておくので今度はお酒を飲みに行きましょう」と言われて、相性占いをしたいからと誕生日を聞かれたりして別れました。

その日に断れればよかったのだけどどうも気が小さいので、色々と支払いを持っていただいた上で

「次回はありません」って言うことができない自分がちょっといやでした。

また会う気なんて全然ないくせに。


その日の夜、マサさんから、

「今夜は家で飲んでました。じゃお酒の美味しいお店探しておきますね~」ってメールが来たけどすぐに返事をする気にはなれず、翌日の夜に

「マサさんといて楽しかったのですが、お友達止まりかなって感じました。なので、これ以上お会いするのって、お互い良いパートナーを探していることを考えたら、無駄な時間かなって思ったのですが…」とメールしたら、

「ストレートなお返事ありがとうございます。正直言って、僕も同じ感想です。お互い良いご縁がありますように」って返事が来ました。


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また会おうって誘ったり生年月日を聞いたりしていおいて、振られたら

「僕も同じ気持ちでした」って、すごい開き直りだなあ。

呆れ笑いしてしまいました。


アレなひとだったから、早めに縁が切れてよかった…。