michael-thのブログ -9ページ目

michael-thのブログ

ブログの説明を入力します。

 昨夜遅く、サッカーの国際大会、ツゥーロン国際大会の中継をテレビでやっていましたので、ついつい見てしまいました。8月のリオ五輪を控えて、U23の日本代表も招待されたようです。対戦相手はパラグアイ、こちらはリオ五輪の出場権を逃したとのこと。しかし、南米らしいいやらしいところもある対戦相手です。先制点はパラグアイ、不用意なバックパスをカットされた結果です。しかし、サッカーというのは相手のミスをいかに自分たちのものにするかというスポーツです。後半は日本のFW浅野選手のスピードを生かした攻撃で同点に追いつきます。引き分けでもいいと思った、残り10分ほど、完璧なFKを決められ、日本は1対2で初戦を落としました。まあ、リオ五輪への準備と思えばいいのではないでしょうか。しかし、名前を忘れましたが、日本のDFの選手が負傷退場、これは痛かったですが、代わりに入ったDFの選手もミスなくカバーしていました。
 U23日本代表のいいのは選手層の厚さです。今回の大会に出ている選手たちも決してベストメンバーではないようです。けがや所属チームの都合で、主力選手の何人かは参加していませんが、パラグアイ相手に、まずまずのゲームをやるのですから。くどいようですが、ある時期までの日本代表は、選手層の薄さがしばしば指摘されていたのですが、今では、リオ五輪の選手枠18人の絞り込みに苦労するといわれています。贅沢な悩みといえるのではないでしょうか。

 さて、この国際大会が行われているフランスのトゥーロンは南仏のコートダジュールにあります。現地は30度を超える温度とか。そろそろバカンス・シーズンでしょうか。四半世紀前の今頃の時期に、私もコートダジュールのニースに近いアンチーブや、香水の町・グラースを訪れました。地中海を見たときは、この海の向こうはアフリカ大陸があるんだなと、しばし感慨にふけりました。ところが、それから30年近くたった今、難民たちが地中海を渡ってきたり、シリア難民の問題など、欧州も大変な状況になろうとは思いもよりませんでした。町の名前は忘れましたが、そのとき、買ったカフェオレ用の器は朝食のスープ用のカップとして今でも使っています。器のそこには「RP」のイニシャルが入っています。

 サッカー中継は深夜に終わりました。その後、ひと眠りし、目が覚めたのは7時すぎ、快晴です。代々木公園のケヤキ並木の骨董市に出かけました。陽射しは強いですが、木陰に入ると快適です。Tシャツ1枚で十分です。ここの骨董市は8時開始です。自転車で自宅から30分ほど、到着したのは8時すぎでした。ざっと見てまわりましたが、目についたのは昭和20年代に東京・上野の業者たちが製造・販売していた樹脂製というかセルロイド製のお土産品です。遠目に見ると、その色調が鼈甲に見えます。人力車に乗る粋筋の女性と車夫、そして七福神などが手元にあります。あちらこちらの骨董市でたまに見かけます。最初に興味をもったのは数年前です。調べてみると、上野の業者たちが売っていたものだとわかりました。戦後まもないころ、まだ輸出品といってもこれといったものがないころに外貨獲得のために製造・販売されたものだろうと勝手に推測しています。人力車に芸者ガール、七福神といったいわば東洋趣味をかたどっています。今回、見つけたのは貝が半分あいていて、その中に富士山や松並木、そして駕籠があしらわれています。貝の表面にはご丁寧に龍が浮き彫りされています。焼物では、けばけばしい、あるいは毒々しいといってもいいかと思いますが、そうした色調で芸者ガール、富士山などが描かれたものがありますが、あのキッチュな感じは私自身、嫌いではありません。皿やコーヒーカップなどをもっていますが、それの樹脂製版とでもいったところでしょう。統制陶磁器と通じる、ある時代のある時期にしか作られなかった歴史資料としての価値をもつといってもいいのではないでしょか。芸術性とは関係なく、大量生産されたものでしょうが、ある時代の”日本”の俗な感じを象徴しています。
 業者さんにお値段を聞いてみると、まずはお手頃価格、譲っていただきました。これで、この種のコレクションは私の手元に3つ目になります。

 5月もあと10日ほど、1年間で一番、快適な季節にサッカー中継や、骨董をこんな感じで楽しんだという週末です。

如庵