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 東京地方は週末、寒くなりましたが、今日は月に1回の護国寺の骨董市があります。散歩がてら、護国寺に行ってみました。歩きスマホはいけないのですが、赤信号の間にスマホでニュースをチェックしていたら、ELPのキース・エマーソンが亡くなったとのニュースが目に入りました。まだ、71歳。つい先日にはデビッド・ポウイも60代後半の若さで亡くなりました。
 私の世代はビートルズ世代というよりも、ELPやYES、KING CRIMSON、PINK FLOYDなど、プログレッシブ・ロック世代です。ELPのタルカスに出会ったのは高校時代、こんな音楽が地上に存在するのかという驚きでした。数年前のNHK大河ドラマ「平清盛」で、タルカスが挿入曲として使用されていましたが、「平清盛」のテーマ音楽を担当した方は、ほぼ私と同年代、うれしく思いました。私が一番、好きなプログレッシブ・ロックのバンドは実はFOCUSです。オランダのロック・グループです。

 そうこうするうちに、護国寺へ。1時間ほどあれこれ見て回りました。帰り道、不忍通りと目白通りの交差点からは、西新宿の高層ビル群が見えました。坂道をくだりきったところにあるのが、真言宗の南蔵院です。幕末から明治にかけて活躍した落語家の三遊亭圓朝の落語「怪談乳房榎」ゆかりの寺だそうです。「怪談乳房榎」のストーリーはご存知の方もいるかと思いますが、まあ、簡単にいえば、因果応報の話とでもいうべきしょうか、絵師の妻に懸想した浪人が思いを遂げるために、弟子入りし、その妻と関係し、さらに絵師の財産まで手に入れてしまう、絵師の妻は、真相を知り、お乳が出なくなってしまう、絵師の子はお乳が出る榎の木で無事、成長し、父の敵である浪人をみごと、仇討ちし、本懐をとげるというお話しです。森まゆみさんのご著書に「圓朝ざんまい」というのがあります。圓朝さんは怪談噺が得意だったそうで、幽霊画のコレクターでもありました。その幽霊画は、谷中の全生庵で夏に展示されるそうです。そういえば、辻惟雄さんのご著書にも「幽霊画」に関するものがありました。
 去年の秋でしたか、富岡八幡宮の骨董市で「幽霊画」を売っていました。骨董仲間の一人が気にいったようでしたが、お値段もそれなりで、どうしようか迷っていたことを思いだしました。
 圓朝さんの「怪談乳房榎は、私の下手な文章で、そのストーリーを紹介すると味もそっけもないのですが、名人の圓朝の語りで聞けば、恐いものなのでしょうねえ。
 しかし、明治の初めごろに仇討ちは法律で禁止されたはずだなどと、無粋なことを考えるのはやめておきましょう。

如庵