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 東京地方は、最高気温は25度前後、しかし、湿度が低いために、気持ちのいい季節です。熊本地震で、避難生活を送っている方々や被害にあわれた方々には申し訳ないような気持もありながら、忙しかった仕事も一段落し、今日ははじめて茶道の教室へ出かけました。

 京都勤務の時には、三千家や藪内家の初釜に一種の”役得”で出かけていましたが、そうしたことや、ひょんなことから茶道具を我が家に引き取り、茶道具の由来や茶の湯の歴史を調べる中で、茶の湯が元々は男性のものだったことを知り、「60歳の手習い」で茶の湯を楽しんでみようと思いたちました。同居している義母が20年ほど前から習っている先生が、たまたま我が家から歩いて10分ほどの所で教えていらっしゃる、また、土曜日にも教室を開いている、月謝も安い、そんなことから、今回、初めて教室に行ってみました。
 先生の教室のPRをするわけではありませんが、土曜日に教えてくれるところはあまりないようです。我が家から、これまた10分ほどのところに茶道会館がありますが、こちらも、週末は茶会に使用されているようで、平日しか教室は開かれていないようです。

 さて、10時すぎに、教室に到着、まずは蹲で、両手を洗ったり、口を漱ぐことから教えていただきます。にじり口の入り方、畳の部屋での振る舞いも教えていただきます。正座はまだ無理ですが、正座しながら、どうお辞儀をするか、そのお辞儀にも3種類あり、真・行・草でのお辞儀の仕方も教えてもらいます。今回、わかったのですが、正座しながら、動くときは、両手を握り、腰を浮かしながら、こぶしを畳につけて、腕の力で移動するのが楽ですね。また、お道具を拝見する際の作法、これは京都時代に教えてもらっていましたが、つい忘れていました。先生から注意を受けて、思いだしました。
 また、袱紗のさばき方も教えてもらいましたが、これもすぐ忘れてしまいました。しかし、先生が優しいかたで、「習うより、慣れろ」「楽しむことが一番」と口癖のようにおっしゃいます。
 考えてみれば、今の茶道の作法は江戸の初期のころに確立したものかと思います。あるいは、明治になって、女性のたしなみとしての茶の湯が確立したころの作法かとも思いますが、いずれにしろ、今のような様々な楽しみや娯楽がある時代ではありません。こうした作法や所作を、当時の人々は楽しんだのではないでしょうか。また、しばしば指摘されますが、こうした作法や所作はたぶん、合理的なのではないでしょうか。それはにじり口に入るときの入り方でもわかります。

 昼の休憩をはさんで、午後3時まで、私は客扱い。茶の湯を長くやっている方々の薄茶や濃茶を楽しみました。次の段階は、私自身が主人となって、薄茶や濃茶を入れるのでしょうが、さて、どうなることやら。
 先生も生徒さんもすべて女性ばかりで、なにやら気疲れしました。この教室は月2回ですので、次回は28日になりますが、まあ楽しみながら、のんびりとやっていくつもりです。また、我が家のテーブルで薄茶を楽しむのもすでにやっていますが、いずれにしろ、大袈裟に考えずにやっていこうと思います。

 明日は大江戸骨董市、天気もよさそうなので、中国の青銅器の残金を払いがてら、東京国際フォーラムに出かける予定です。

如庵