御釈迦様と『沙羅双樹』は、
切っても伐れない深い御縁(仏縁)で結ばれています。
インドの『沙羅双樹』を栽培出来なかった日本では、仕方なく『夏椿』を代替品にして仏教界では布教活動を推進してきました。
植物学上、『沙羅双樹』と『夏椿』は全くの別種になります。
今日、『夏椿』を『沙羅双樹』と呼ぶことについて、海外の仏教界からは反対の声が出ており、年々その声が大きくなっています。
このため、日本仏教界では『夏椿』を『沙羅双樹』の代替品としたことについて事情説明がなされるようになり、『夏椿、沙羅双樹になりすます』と言われるようになりました。
近年、由緒正しい神社仏閣では『沙羅双樹』の栽培が盛んです。
こちらは、京都植物園にある本物の『沙羅双樹』です。
https://kyoto-taketo.com/2021/06/15/plante-113/
関西地方ならば、
滋賀県草津市にある『琵琶湖水生の森』に『沙羅双樹』の木があります。季節が合えば、『沙羅双樹の花』を観ることもできます。
http://www.mfutamura.com/sub75.htm
私は仏教の大学も卒業しているので、『沙羅双樹』と『夏椿』を混同して騙ったりしません。
日本仏教界はそろそろ、世界基準で『沙羅双樹』を揃えたいと願っています。
新宿御苑にある『沙羅双樹』を観ると、普通に育っていますし。
もうこの際、『なりすまし沙羅双樹』である『夏椿』を切り倒して、神社仏閣においては本物の『沙羅双樹』を育てる必要があると考えます。
21世紀の時代に、『沙羅双樹』になりすます『夏椿』は詐欺師同然です。訂正するなり、修正するなり、早期の解決を求めます。
なりすまし常習者の沙羅は、
滋賀県に一人で十分です。