私がこの中国ドラマを観ていて思ったのは、素素は夜華君に『絶望』したのではないか?
素素は夜華君を愛していたのに、片想いだった。何も報われなかった。
…という『絶望説』の下、原作の編集作業をしています。最近は観ると、泣いてばかりです。
画像は、中国ドラマ『三世三世十里桃花』よりお借りしました。
『絶望説』の理由、10。
1・夜華は素素の『両目』を平然と奪える
2・夜華が愛しているのは、素錦である
3・夜華の正妻になるのは、白浅である
4・夜華に『好き』『愛してる』と素素は言われたことがない
5・家族に『妻』だと紹介されていない
6・天宮に来てから夜華は、話さなくなった。会いに来なくなった
7・素素が産んだ阿離は『人の姿』をしていなかった。人外(子竜)だと識らしめられた
8・夜華君が素素を天宮に連れてきた。その際に受けた事情と現在は全然違う。納得がいかない
9・婚儀を挙げるときに、浮気をしたら『貴方を捨てる』と約束したので実行する
10・『誅仙台』以外に、天宮から逃れる術がない
素素は夜華君に絶望し、『誅仙台』から飛び降りれば『死ぬ』と分かっていて飛び降りた。結果を理解していた。だから、阿離を連れずに捨ててきた。
夜華君に対して、恨みや憎しみはなかった。
そうでなければ、お腹に子供が居るずっと以前に、『誅仙台』から母子共に飛び降りている。そうすれば夜華君に、素素最大の『復讐』をすることが出来た。
夜華君は素素に執着していないが、阿離は大事にしている。子供の父親としての務めは全うしてくれそうだと、信頼した。だから、阿離は捨ててきた。
素素は、阿離の『将来』を確信できるまで生きた。その反面、いつでも死ねるように『誅仙台』までの道を何度も往復した。これは計画的犯行であり、確信犯だ。
よって、素素は夜華君との将来に悲観して『誅仙台』から飛び降りたのだとする『絶望説』を私は支持する。
以上