『戦神・墨淵上神』とは、『冷静沈着』な神様で『軍人』『政治家』『教育者』だと考えます。

画像は、中国ドラマ『永遠の桃花第3話』よりお借りしました。



太古の神仙である父神『伏羲』と母神『女禍』の息子として、上古の時代に生まれました。

同級生は、東華帝君(父神がヘッドハンティングしてきた)、折顔上神(義兄)、白止狐帝(白浅上神らの父)、○○上神(鳳凰族で、後に墨淵の妻になる女神)らと一緒に、天界の『学院』で共に学びました。

2万5千歳で『上仙』に、5~6万歳の頃に『上神』になりました。

『天魔大戦』が勃発する頃には、すでに6万歳になっており『戦神・墨淵上神』の称号で呼ばれていたようです。

鳳凰族の○○上神(後の魔尊)とも婚儀を上げ、夫婦になっていましたが、子がいないまま『天魔大戦』で戦死し『妻とは死別』しています。

その少し前に『神器・東皇鐘』を造り、父神を経由して翼君撃蒼に『同盟の証』として贈り、後年の惨事を招きました。


折顔上神から小十七(白浅上神)を預かったのも、『折顔の顔を立てる』と共に『玉清崑崙扇の主』を確保し、八荒を治める青丘白家と繋がりを強める目的がありました。

崑崙虚の弟子である小十七(白浅)を連れていれば、八荒内の青丘白家の政治力・社会的機能を利用出来たからです。
また、これは小十七(白浅)が『上仙』になり、父・白止狐帝から『東荒女帝』を継承する際の一助になりました。崑崙虚での修行は経験として、役立ちました。

小十七(白浅)が『上仙』になる際の『天劫(三度の雷)』を墨淵が身代わりに受け、天に逆らったため『重傷』を負います。

これは先の瑶光上神による『小十七(白浅)誘拐拉致監禁事件』の際に、小十七(白浅)が負傷していたため、『天劫』に耐えられないと判断した『師父の愛情』でした。

墨淵は『最初の妻』に続いて、身近な女性が負傷したり、死んだりするのを避けていたようです。


『若水大戦』の際に「私を待て。」と墨淵が言い残しましたが、それは小十七(白浅)が嫌がっていた『天族皇子・桑籍君』との『婚約成立』を聞き、『異議申立』をするためでした。

父・白止狐帝が許した許嫁である桑籍君を白浅は嫌っていて、師父・墨淵が戻ってきて『破談』にしてくれる日をひたすら待ち、桑籍君から逃げ回っていました。

だから目覚めた時に、白浅が口を濁して『夜華君』の名を告げたことを『おやっ?』と感じたらしい。

天族に嫁ぐとしても『たくさんいる皇子の正妃』なら、引き続き青丘東荒で暮らせますが、『皇太子の正妃』で『未来の天后』なら自由はありません。

再び巡ってきた『政略結婚』に不安を感じた師父・墨淵が何度も小十七(白浅)に「大丈夫か?」と尋ねたのは、このためであって、墨淵と白浅の間に『師弟愛』はあっても、『男女の愛』はなかったらしい。

それは『天族太子・夜華君』の実兄として、青丘の狐狸洞まで花嫁である『白浅上神』を迎えにきたことからも、明らかです。

白浅が『皇太子の正妃』となり、数百年後に『天后』になるのを見届けると、墨淵上神は東華帝君と折顔上神にのみ『行き先』を告げ、行方不明になります。



目的は数十万年前に死なせてしまった『亡き妻(鳳凰族)』の奪還です。


『鳳凰族』は『半仙半魔(半分神仙で、半分魔族という意味。)』なので、気をつけないと『魔(ダークサイト)』に落ちてしまいます。


折顔上神も『鳳凰族』なので、『天魔大戦』の後に心配した父神の言葉により引退しました。


『魔族の魔尊』となり、生き返ったという『妻』の噂を聞いて、『夫』として取った行動でした。


原作の墨淵と、『ドラマ』&『映画』の墨淵は違う人物であることがお分かりいただけたかな?と、思います。