女子バレーボール元日本代表の大林素子さん(写真中央)主演の舞台に招待頂き、楽しんご君と新国立劇場に観劇に行って来ました
「MOTHER~特攻の母 鳥濱トメ物語~」
http://www.airstudio.jp/index_120920mother_tokyo.html
9月20~23日
新国立劇場
特攻隊員が多く出撃した基地の近くで食堂を営み、これから命を散らす多くの特攻隊員の心の支えとなり、母のように慕われた実在の人物鳥濱トメと特攻隊員とその周りの人たちの物語です
初めから終わりまで涙が止まりませんでした
はじめに断っておくと、この舞台は特攻隊を美化する内容でも無く、ひたすら悲惨さを描いた反戦な内容でも無く、全ての日本人に観て欲しい舞台でした
私は政治思想やイデオロギーの違いが交友関係を左右することは無いが、特攻隊の死を犬死呼ばわりするような人とは仲良く出来ないと思う
外道な作戦であったことは否定できないが、白人至上主義がまかり通って、アジアやアフリカのほとんどがヨーロッパやアメリカの植民地と化してた当時、有色人種の国が白人の国に戦争で負けると言うことは、植民地にされ、国民は奴隷と化し、婦女子は貞操に危険が及ぶと言うことを意味していた
特攻隊員は自らの命を投げ出して国と愛する人、自分の家族を護ろうとした
結果として日本は負けたが、日露戦争での勝利や大東亜戦争序盤で次々に連合軍を打ち破り、当時最新鋭だった大英帝国軍艦プリンス・オブ・ウェールズを戦闘機だけで短時間で撃沈させ、神風特攻隊が多くの米軍に被害と精神的に恐怖を与えたことは
有色人種は白人に勝てないと言う白人不敗神話を打ち破り、多くのアジア、アフリカ諸国に独立の気概と勇気を与え、20世紀中にアジアからヨーロッパの植民地が消滅した
私は偉大な先人の尊い犠牲と自らの命を捨ててまで国を護った勇気に心から感謝し、敬意を払いたい
そして全ての日本人にこの舞台を観て欲しい