繁殖犬出身ざます!! | jujuと親方一家と若旦那一家

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ロビン・ぷりん・師匠(りん)と、石川ドッグレスキューから保護犬:親方様・びちの2匹。
2024年3月13日ロビン18歳10ヶ月
2020.7月・11月に猫3匹を保護!!
ミニチュアダックス4匹+保護猫3匹です。
よろしくお願い申し上げます。


いつもの ハチャケてる 親方一家のブログ
今回は 少し真剣な内容だよ~
(いつもは アホみたいなブログかいな)



長い内容のブログなので
 お時間がある時にお読み下さいね



ドリームさんというブロ友さんからのリブログで知った内容を、ご紹介致します。

ピースさんの家族である
コトちゃんと天夢ちゃんです
(ピースさんのご了承を得ています)



コトちゃん
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私の名前は コト
6年前に ブリーダーの人に捨てられました
そして
保護団体の人に 保護してもらいました
でも その保護団体の人も
私を ママ(ピースさん)の家に置いて…
その夜 ママが電話をかけたけど
出てくれませんでした
私は みんなから見捨てられたのでしょうか?
ブリーダーの人の所にいた 5年間も
檻の中で ウンチやオシッコは垂れ流しでした
私は 人の愛情を 知りませんでした
だから
ママとパパが 怖くて怖くてたまりませんでした
ママのところに来る前も
知らない人のお家に 行ったけど
「大変な子だ」と返されました
またまた 捨てられたみたいです
パパとママを認めるまで 時間がかかりました
私は とてつもなく神経質で
人嫌いでした
ママが触るのを許したのは
4ヵ月後でした
触るのを許したからといっても
ママを認めた訳ではありません
1年 2年 3年位した頃に
少しづつ信じれるようになってきました
それでも 私はとっても神経質なのは
変わりませんでした
やっと馴染んできた 5年目
壊死性髄膜脳炎と診断されました
生まれてから 5年間
ゲージに入れられ
 人の愛も貰わずにきた私には
普通ということが 分かりませんでした
ただ ただ 全てが怖かったです
愛するコト



天夢ちゃん
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私の名前は 天夢
去年の冬に 捨てられたよ
お目目も見えなくて
乳ガンの腫瘍を引きずって さまよったよ
保健所に収容されて
アルマさんに 助けてもらったよ
そして 幸せになれるようにと
皆さんで 天夢という名前を付けてくれたんだよ
その後 優しい ファロンママさんのお家で
預かってもらってたよ
でもね…
私 病気だし お目目もこんなだし
なかなか 里親さんが決まらなかったの
譲渡会にも 行ったよ
お洋服着て おめかしして行っても
みんなには 沢山の人が集まっても
私には 誰も来てくれなかったよ…
でもね
 それはママと赤い糸で結ばれてたからだよ
東京から京都まで ママに会いに行ったよ
ママは ひと目で私の事 気に入ってくれたよ
私も 鳴いたりしたことがなくて
心が死んでたの…
でも ママと暮らすうちに
自己主張 出来るようになったよ
寂しくなったら ママのこと 呼ぶんだよ
「ワンワン!」ってね



ピースさんからの メッセージ
ワンちゃん達も 人間と同じ感情があります。
人間以上に 敏感に感じていると思います。
ワンちゃん達の 身体や心を傷つけないで下さい!
これ以上 純粋で健気な子達の 血と涙は 見たくありません!
どうか どうか 動物達に優しい平和な世界が 訪れます様に…
是非 コトと天夢の様な子達が 沢山いることを 1人でも多くの人に知ってもらいたいです。

 ダックスのピースと2チワワ、シーズー+猫のピースさんのブログ



クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー

以下の内容は 目を背けたい写真も含みます
気分を害される方は 御遠慮下さい

でも これが繁殖工場の現実です
本音を言えば…
jujuのブログを読んで下さる
ワンコを溺愛する ブロ友さんには
現実を受け止めて欲しいです
受け止めることによって 自分に何が出来るのか
自ずとわかってくるからです
押し付けでは ありませんよ






我が家の 親方様

元 繁殖犬でした

当時 富山県の廃業したブリーダーの所に、65頭ほどの 犬がいました。
(全盛期には200頭居たそうです)
87才の爺さんが、1人で世話をしていました。
当然 世話は行き届かず、爺さんは 薬の世話になりながら、杖をついてやっと歩いている状態で、いつ倒れてもおかしくない状況でした。

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親方様と びち
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親方様に寄り添っているのが、生後2ヵ月の びちです。
びちの兄妹達は、もうペットショップに卸され、びちだけが 残っていました。
残された理由は…
後ろ足を 引きずってたから売り物にならない。
だから、繁殖犬として使うために残されていました。

チワワの♀
下顎と歯がありません。
何年も産まされ続けた結果なのです。
高齢犬で、大きな大きな乳腺腫瘍があり、それが邪魔して足をつくことが出来ませんでした。

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保護された後に、病院での検査の結果…乳腺腫瘍ではなく、腸ヘルニアであることがわかり、腸閉塞の危険があるので、手術を受けることになります。足は腫瘍がつっかえて…ではなく、パテラのグレード4でした。
狭い檻の中に何年も閉じ込められ、両膝が曲がらなくなり、放置され、ほぼ歩けない状態になっていました。



爺さんのバリカンにより、皮膚のあちこちが切られ、化膿していました。
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不妊手術の際に、ハサミでザックリ切られた状態を、病院で縫合されました。
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おいおい…医療の事も知らずに、自分でハサミで切ってたなんて…この子の痛みは相当だったと思います…



光も差さない冷たいコンクリートの上で、ただ…衰弱して死ぬのを待つだけの日々…
ドックレスキューさんに保護される2ヶ月前に行われた保健所の調査で、2匹居たコーギーは、ドックレスキューさんが行った時には、1匹になっていたそうです。
♀のコーギーは、ここから出ることなく亡くなったようです。
この子達の育った、繁殖工場の爺さんは、犬にも感情があるということが、理解出来ません。

コーギーの、もう諦めた悲しそうな目を、私達は忘れてはいけない!

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コーギーが閉じ込められていた犬舎の壁全面には、必死にそこから出ようとしたであろう犬達の爪痕が隙間なく付いていました…。

レスキューさん曰く…ここだけではなく、"こういうことが当たり前" という日本の実情があるそうです。


ゲージ内は、糞尿まみれ、ネズミの死骸も転がっていました。
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"仔犬・仔猫 大特価" …安易に命が売買されています。その影で、沢山の命が消えていっているのです。



何年も何年も狭い檻に入れられ、身動き出来なかった子達。
この子は、狭い檻から動けず、足が変形してしまっていました。

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何ヶ月もかかって、60匹あまりの命が保護されました。

その中に、親方様・びちが居ました。
暑い夏…2014年 7月の話です。
2ヵ月だった、仔犬の びち。
猛暑だったあの夏、レスキューさんに助けられなかったら、今の びちはいません。
親方様も、繁殖犬として生涯、あの光の届かない犬舎に居たことでしょう。



全国に存在する、ボランティアの保護団体さん、そのスタッフさん、頭が下がります。
jujuは、保護する訳でもなく、現場に足を運び目の当たりにした訳でもありません。
でも、出来ることはあるよ!

「ワンコのブログを書いたらいいんじゃない?」と友達に言われ、初めは意味のわからない、干し柿の話なんか書いてみたり(笑)
ワンコの事を書き出したら、多くのワンコブロ友さんと知り合い、お友達も出来ました。

ワンコのおやつを手作り・ワンコの身につける物を作り、材料費だけ頂き、保護犬の為に寄付するお友達。
フリマをして、売上金で毛布を買い、保護センターに寄付するお友達。

自分にも、何か出来ることはないかな…
jujuは器用じゃないし、何も作れんし…
あっ!
皆さんのフリマの支援物資は送ることは出来る!
こうして、ブログからでも、多くの人に何かを伝えることは出来る!


今まで、、知らなかった…
うんうん!それ当たり前!
お金を出して買った可愛い家族が居てくれるからこそ、色々 知ることが出来たんだよ
繋いでくれたんだよね

「お母さん、知ってる?僕達、私達のお母さん犬は、凄いことになってるんだよ…」って、伝えに来てくれたのかもしれない。
引け目を感じること、全然ないですよ。
今から、始まるんだもん


保護犬を家族に迎えることも大切だけれど、今、そばにいるワンコを、お金を出して買ったとしても、この子達の命は同じ位 大切です。
最期まで一緒に居てあげてね





juju家にいる親方一家のメンバー

★ロビン…ペットショップのオープン記念特価で、半額の7万円
★ぷりん・りん…異母姉妹で、無理な繁殖から生まれた子達です。
ぷりんは、生まれながら目に傷がついていて、見えにくく、皮膚疾患あり。
りんは、アルビノで、色素が薄い。体も弱いです。
★親方様・びち…保護犬


親方様・びち
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親方一家
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親方様
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土俵入りでは ございません








 石川ドッグレスキューな日々