例によって自作本のホンの一部抜粋をご紹介します。
自作本と言っても世に出しているものではありません。出し方がわかりません。
最も注意したことはコピーライトに抵触する可能性を悉く排除したことです。
すべて私または私の補助者による10年間に亘る現場の取材に基づいています。
パラワン航路と観光リゾート、エルニド
シベリア高気圧が発達する典型的な西高東低の冬の季節になると、日本海側に
大雪が降る。南シナ海もその影響を受けて逆に低気圧となり、季節風が強くなる。
マラッカ海峡を抜け、日本に向かって北上する船はエンジン全開でも前に
進まなくなる。そこで船長は南から北に細長く伸びたパラワン島スレスレの
所謂、パラワン航路 (Palawan Passage)の針路をとる。
「パラワン」という言葉はそれ位しか知らなかった。
マニラに来てからパラワンとはフィリッピンのリゾートの代名詞であることを初めて知った。
マニラに日本人駐在員の人達で構成する「マニラ親睦会」というものがある。
皆さん、奥さんを日本の留守宅に置いてマニラに単身赴任している方々である。
その約何名の人達は、マニラにマガンダババエを持っている。「持っている」と
言っても小荷物や箪笥などを持っているという意味ではありません。
(注) マガンダババエ:可愛いお嬢さん(タガログ語)
そのライブ(生身)のマガンダババエと一緒にパラワン一番のリゾート、エルニドに出掛ける。
実にうらやましい。でもそれをとやかく言う筋合いは毛頭ない。
ただ、「可愛い」と思ったのは二人っきりで出掛けるのではなく
グループで行くと聞いたからである。銭と暇を思いっきり使った一種の「合コン」である。
私は昔、営団地下鉄の交通費だけ使った「合コン」は大学の時に卒業した。
「奥さん! お宅のご主人のことを言っているのではありません!」
いつもごくろうさまです。