終活を始める祖母

お立ち寄りありがとうございます

結婚5年目アラサー夫婦のお気楽2人暮らし
（妊活中）
ぜひ楽しんで行ってくださいね

昨日は

母と電車で

祖母の家へ行ってきました

最近祖母は、

今まで聞いた事のなかった

過去の話をしてくれる事が多いです。

自分の両親の話

兄妹の話

自分の話

それはまるで

終活

をしているように感じます。

私から見た祖母は

裏表がなくハッキリしている

優しく大らかな人

みえていなかった

みようとしていなかった

祖母という人。

私も

初めて彼女の人生について

想いを馳せました。

ここからは、祖母の話

↓↓↓

祖母も記憶が定かでは無い中の

断片的な話です。

祖母は、九州の人で福岡で産まれました。
兄妹が多く、裕福では無い家庭。
姉が2人、兄が1人、弟が1人、双子の妹と弟。
双子の1人は、産まれて間もなく亡くなった、自宅出産だったので助けられなかった、と。
妹さんの方は、ある日祖母がお友達と遊んでいると、母に妹をみているように言われるが、子どもだった祖母は遊びに夢中になってしまう。
妹の泣き声で気付き、慌てて見に行くと、雨の中泣いていた、と。直ぐに「ごめんね、ごめんね」と抱きしめた。
その事がきっかけで肺炎になり、亡くなってしまったんだそう。祖母は責任を感じ、今でも悔いている様子。

祖母の父は、とある事故に遭ってから暴力を振るう人で、父がお酒を飲む前にいつも母から「早く寝なさい」と急かされたそう。毎日喧嘩の声を聞きながら、耳を塞いで寝たんだだとか。父と話す事は、殆ど無かった。後に母から、自分の事を心配していたと聞かされる。

兄は、出征の際、就職が決まっていた祖母に「これで自分が稼がなくても、安心していける」と伝えたそう。
父のプライドを傷付けないように、上の兄妹はそっと家賃援助などをしていたのだとか。後に家を買取っている。

学校に通いたかったが、貧乏でやりたい事ができなかった。真面目で優秀な祖母は、給仕で入った職場から、一級事務官まで昇り詰めた。
祖母は、新聞広告から独学で保育士もとり、後に働きながら学校に通い幼稚園教諭も取得。ピアノのバイエルも、たまたま練習した曲が試験ででて、他の人はみんな落ちていたのに自分だけが弾けたんだとか。神様が自分の想いを汲んでくれる、嬉しい、と言っていた。
しかし、祖母の母の反対にあい（給料が下がるから）生涯教職に就くことはなかった。その事を祖母の母は、幼い私の母に伝えていて、お金が無くてやりたい事をさせてあげられなかったと悔いているそうだった。

祖父は、肺の病気で戦時中祖母の家で匿っていた、後に結婚。（恋愛とかではない。）祖父は友人の代わりに2回戦地へ向かったりと義理堅い人。生きて帰り、実家は京都の伝統工芸の職人なので戦後に継ぐ事となる。祖母は仕事が忙しく、母は殆ど近所の人に預けられていた。育ての母と呼んでいる人がいる、私も子どもの頃何度か会った事がある。

母が3歳の時に福岡から京都へ。
同居だった為、祖母は、嫁姑で苦労したそう。（その後も祖母は家にいない事が多く、当時寂しい想いをした母は、未だに祖母に怒っているが、最近緩和。）

祖母は、富士山には3回登っている。
初めての登頂は、試験の前日。（東京に試験を受けにいくついでに登ったんだとか🤣同行者はリタイヤ。）装備にお金が掛かった。

靖国神社に祖母の兄が祀られているので、祖母の母、祖父、私の母で参拝に行ったことがあるそう。（なぜか祖母は行かなかった）
銀座をみんなで歩いて、何でも買ってもらえた、と母。（遺族にお金が入ってくる）

当時の福岡の家には祖母の弟の嫁が住んでいたが、今は施設に入っているようで連絡がつかない。母が育った家は取り壊されていて、近くに夫婦の家はあった。この夫婦に子どもは居ない。お金の事で揉めた事があるようで、良いイメージはないように感じる。（母の兄が、お金を貸したが返してない？）
祖母は55歳で周囲の反対を押し切って運転免許を取得。母と一緒の時期に教習所へ通い、恥ずかしかったと母。祖母は座高が低いので、運転前には座布団を2枚手に抱えて待っていたそう。
今は90を超える祖母だが、祖父が亡くなってから、80代が1番楽しかった、と(笑)

ざっと聞いた祖母の話は

こんな感じです