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追分宿郷土館で開催中の企画展「稲垣黄鶴 書の世界」に行ってきました。
信濃追分にある町の文化施設
旅籠の造りを模した建物の背後には浅間山
浅間神社に隣接した一帯は追分公園として整備され、
歴史的建物や石碑などが見られます
中山道と北国街道の分岐点となった信濃追分
追分宿は中山道いち賑わっていた宿場だったそうです
追分宿郷土館では、常設展として信濃追分の歴史を紹介。
展示品を通して、縄文期から江戸時代の賑わい、明治以降の文学や文化とのかかわりなどを知ることが出来ます。
2階の企画展示室では現在(2021年11月3日~2022年3月22日)、女流書家・稲垣黄鶴(いながき こうかく)の作品展を開催。
追分宿に生まれた稲垣黄鶴は幼い頃から書の才能を認められ、
2006年に103歳で没するまで書道一筋に生きたとのこと
掛け軸や額装された書の他に、遺愛の小物や自身の書で作られた百人一首や日常の書き物などが展示されています。
自身が詠んだ句や短歌の作品からは、生涯愛したという故郷信濃追分の情景がその心の動きとともに目に浮かぶようなみずみずしさに溢れ、また綴られた日々の言葉からは、戦中戦後の激動の時代を生き抜いた人生の重みが伝わり、書の美しさだけでなく胸に迫ってくるものがあります。
追分宿の中にある泉洞寺に稲垣黄鶴の句碑と筆塚があると聞き、訪ねてみました。
1598年(慶長3年)開祖の曹洞宗のお寺
堀辰雄や立原道造なども散策し、作品にも登場した場所
左が句碑、右が筆塚
句碑には「浅間嶺の 今日は晴れたり 蕎麦の花」と刻まれています
(ちなみに)
同じく宿場内にある追分公民館の玄関表札も黄鶴によるものだそうです。
※展示施設の開館状況は新型コロナの感染拡大を受けて変更される場合がありますので、最新の情報をご確認下さい。
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