今度のコロラド大学の教授リサイタルは、師匠が、タカーチ弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン奏者、エドワード・ドゥシャンベ氏とのデュオ、との事でPVが公開されていたのですが…

こちらのリンクがそれです↓

https://cupresents.org/event/10100/cu/faculty-tuesdays/

これを観て、私の頭には、"PV撮られる時くらい、もうちょいマシな格好したら良いのに、、、" エドワードさんは、シャツ着てらっしゃるから良いけど
という文句が浮かびましま

多分、東海岸に行けば、ちょっと服装感覚は都会的なのかもしれないのですが、なにせ、広大な大地のど真ん中、ロッキー山脈の麓に位置する、コロラド州ボルダー市 服装がとーーってもカジュアル スーツ着てる人達とか、会社員の方々にも多分殆ど居ない街でスーツ姿の人達を見かける所と言えば、ホテルのフロントくらいじゃと思えます うちの師匠が大学で教えてる時も日々、このビデオの中の感じ

さて、私が日本で通った音楽大学は、女子大で、お嬢様達が多く通ってる所だったので、まるで学校内がファッション誌のようでした私は色んな意味で場違いな感じでしたが、最低雰囲気だけは何とか混ざらないといけないから、バーゲン回って何とか、揃えてみようとはしてました パステルカラーのニットカットソーに、綺麗目の(!?)スカートに、パンプスに、それなりに見えるバッグに…みたいな
周りは、かなりの割合で、高級ブランドバッグは当たり前、多分、良く知らなかったけど、服やパンプス等全身そんな感じの人達も多かったかも
方や私は、大学入るまで、どれがヴィト◯か、◯ラダ, etc かも知らなかった程疎い女子で ピアノの道に進まなければ、無縁に終わったであろうタイプ大学入っても、相変わらずピアノが大変な状態だったし、正直服装とか気にする余裕が無かったので、実はかなり疲れました でも、まぁ、気にした所でそもそも経済的に全く無理だから、興味無くて丁度良かったかな

そして、日本では、海外からの先生方のレッスン受講、となると、中でもちょっと頑張ってきれいな格好をして行くのが慣例 な訳で、師匠のレッスンも、渡米前はそんな感じで受けてたのです
更に、"先生" という存在に対する態度も、緊張気味で、背筋をピンとして、一歩引いて、深々とお辞儀、ってな感じですよね 師匠に対してもそんな感じで接してたんですが…

受験にも受かって、私が渡米する直前の夏来日の時に、師匠に言われました " 君はまずカジュアルになる事を覚えないとね" と

それもその筈、その後コロラドでの大学生活の私の基本の格好は……ジーパン、Tシャツにスニーカー、バッグパック、というものになりました 日本で大学に通ってた時のような服装をしようものなら、目立って仕方がないから、逆に絶対に出来ない大学でちょっと疲れてた私は、この開放感が堪らず、服装構う気ほぼゼロに
そして、レッスンも、全てこのいでたち……そう、ジーパン、スニーカーで通ってました 師匠は、師匠で、綿パンにTシャツや、ポロシャツ、冬はラフなセーター、って感じで 夏とかだと、半パン、Tシャツにサンダル、みたいな  
そして、先生方への生徒達の態度も全然違う 衝撃的だったのは、博士課程のアメリカ人の女性が、ホールの座席で、立膝しながら座りつつ、"あー、先生、ここ来たら〜〜" って師匠を横に座らせてるって光景…
授業では、特に大学院生くらいになると、かなり好き放題自分の言いたい事を言い出す それが良しとされてて、先生方も話に乗って、しょっ中脱線して議題が逸れて行く

渡米後、その雰囲気の中で暮らし、慣れ出した後、夏休み中の師匠の来日中が面白かったです コロラドでいつも、そういう超ラフな格好で顔を合わしてる師匠と私が、日本では、私はその時々の一張羅 で、もちろん、スニーカーじゃなく、パンプスで、師匠は、コロラドではかなり特別ーな行事の時以外着る事のない、スーツのジャケットとか来て、顔を合わして 内心吹き出しそうになってました

さて、5年弱の在米生活を経て、カジュアルになる事はすっかり覚えちゃっての帰国後、日本に馴染み直すまでが容易では無かったのは、言うまでもありません……師匠に対しては、今でも相変わらず、日本的感覚からすれば、ホントに師匠と思ってるってな感じで態度デカいです 同じ態度で日本の先生方に接したら、間違い無く即破門かと 
師匠は、最初日本に来出した頃、全て先生が先、先生が奉られてる感じに凄く違和感を覚えたそう 昔、アメリカでは先生は全然生徒達に敬意を払ってなんか貰えない、ってな事言ってた事も

いつも、纏まりの悪い文章、読んで頂いてる皆様、ありがとうございます