おはようございます。
まだ、静かな朝です。
先週 エネルギーについての討論番組に
ずっと前に勤務していた食品会社の役員が出演していました。
「電力の原価が上がってそれを商品価格に転嫁しようとしても
お客様に受け入れてもらえない。
小麦粉の値上げ分さえ得意先に拒絶されているのだから。
安価な電力からの切り替えには国からのサポートが必要。」
だろうなぁ・・・
原料が公然と値上げされるのだから、その分どうにか工夫して
実質的な値上げをするしかないでしょう。
でも、その会社のカテゴリーというのは
競合と売り場でしのぎを削るというよりは、
導入の時点で絞り込まれてしまいます。
なので、もし競合が
「うちは値上げしません」と頑張ってしまうと
負けてしまうのです。死活問題です。
当時在籍していたマスコミ系の会社を早く辞めたいがために
商品に疑問を抱きつつも転職してしまい
「やっぱり、私好きになれません」
とあっさり辞めてしまった会社です。
お惣菜がスーパーの売れ筋カテゴリーになり、ぐんぐん伸びていた時代でした。
営業が互いを
「安売り大王。安売り王子。」
と呼び合い、利益を脇に置いて導入を勝ち取るようなことをしていました。
もちろん、紅一点の私は
安売り女王( ̄▽+ ̄*)
でも、商品を愛せない。
自分の家族に食べさせたくない。
買って下さるお客様に心から感謝できない。
辞めなくては。
入ったのが間違いm(_ _ )m
申し訳ないけれど、間違いは気付いたら早く正すべし。
そうやって、去った会社です。
対照的なのは現在のドイツのパートナー企業。
今年4月。
3.11の後食事をしながらエネルギーの問題についてひとしきり。
彼らの姿勢は毅然としています。
ドイツ政府のすばやい対応にも誇らしげです。
「自社で発電設備を持って賄うことも検討している」と自信に満ちた笑顔。
彼らにも競合がないわけではありません。
前出の、私が勤務した会社の何分の1かの規模の小さな会社です。
でも、存在感があります。
他社とは切り口が違うのです。
ドイツにはシーベリー(ドイツではsanddorn)の商品がいろいろあります。
飲料メーカーのたくさんの種類の一つがシーベリー。
お茶のメーカーのフレーバーの一つがシーベリー、という具合です。
弊社のパートナーはシーベリーを自社栽培して、原料供給をはじめ、
自社でシーベリーの加工商品を製造している
シーベリーの専門メーカーです。
だから、彼らを選んだのです。
彼らの商品は、小売店で他社商品より頭2つほど高く販売されています。
価格競争に巻き込まれないことは
こんなにも自信をもたらすのだということを実感します。
「いまどき高額商品は売れない。
価格ありきでしょう。」
という意見もあります。
誰の目にもわかりやすい、安価な商品の方が売りやすいのだとは思います。
でも、シーベリーに寄せる想いを同じくする
ドイツのパートナー企業は、決してそればかりではないことを教えてくれます。
ようやく販売開始したところで、まだまだよちよち歩き状態のやえもんです。
とても偉そうなことは言えないのですが、
愛する商品を
家族にも提供し、
お客様に心から感謝できる
この奇跡のような出会いに感謝しています。