おはようございます。前半、なかなか攻撃の糸口を見つけられないうちに、中島に裏抜けで先制され、その1点を取り返せずにいました。この試合、リードされたまま終わるのかと思われた終了間際、またしても達哉がやってくれました。達哉は、「オレが勝たせる」オーラを纏いはじめたと思います。
9/3(水)19:00 ルヴァン杯 準々決勝 1stLeg 浦和 1 – 1 川崎 埼玉スタジアム2002
得点:22’中島(浦和)、90+5’伊藤(川崎)

浦和レッズ 3-5-2
―――――――12Tサンタナ ――――――――
― 9原口―――10中島――――21大久保―
―――――22柴戸―― 6松本――――――
―88長沼―28根本―5Mホイブラーテン―14関根―
―――――――16牲川―――――――――
34分 5MホイブラーテンOUT → 3DボザIN
67分 9原口OUT → 24松尾IN
67分 10中島OUT → 8MサヴィオIN
73分 14関根OUT → 4石原IN
73分 22柴戸OUT → 26荻原IN
川崎フロンターレ 4-2-3-1
――――――――38神田――――――――
―23マルシーニョ―――14脇坂――――24宮城―
―――――― 8橘田――19河原―――――
―13三浦―22Fウーレ―4ジェジエウ― 5佐々木―
――――――――98山口――――――――
46分 23マルシーニョOUT → 17伊藤ĪN
61分 24宮城OUT → 91LロマニッチĪN
73分 38神田OUT → 6山本IN
73分 22FウレモヴィッチOUT → 31VW際ĪN
81分 4ジェジエウOUT → 27神橋ĪN
この試合は、週末のリーグ町田戦を劇的な等々力劇場にて殴り勝った後、中2日で迎えるルヴァン杯、準々決勝1stレグの浦和戦となります。
平日開催ですが、仕事をやりくりしながら、休みを取って、川崎から都内を抜け、埼スタまで行ってきました。
前日から試合会場の埼スタ付近は、雷雨の予報が出ていたため、多くのフロサポは、昨年の埼スタでの記憶が新しいこともあり、滝行を覚悟している人がおおかったと思います。
ただ、雷雨による中断で、長いハーフタイムを再現されるのは勘弁してもらいたく、雨はともかく、雷は試合中に落ちないよう、祈りながら埼スタに向かいました。
話は逸れますが、僕は、電車で浦和美園駅を降りて、埼玉高速鉄道の車両基地を横目に、 20~30分の間、緩々とスタジアムまで歩いて向かっている際の時間が結構気に入って います。
道が一本道で迷うこともないし、車も入ってこないので、試合前にスタメン予想やら 誰が活躍するやら、いろいろ考えながら歩き、試合後も頭の中でセルフ感想戦をしながら、歩いて帰る、そういう時間にちょうどいいと思っています。
なお、U等々力だと駅まで一本道ではないし、交通状況を確認しながら帰るので、そうもいかないんですよね。さすがに地元なので等々力迷宮に迷うことはありませんが。
さて、仕事など、所要を終えてからの到着だったので、すでにスタジアムの入場は始まっていました。僕は、空いている席を確保して試合開始を待ちました。
この時点では、まだ曇っていて、雨が降り始めるかもしれない可能性もあったので、一 応、カバン類は大きなビニール袋に入れて、いつ雨が降ってもいいように準備はしておきました。
この日のスタメンですが、GKは瑠伊で継続。
CBにジェジとウーレのコンビで、右SBに旭、左SBに颯太が入りました。
ボランチは、健人と創のダブルカンテシフト。トップ下は泰斗が継続し、左WGにマルシーニョ、右WGは前節の活躍を買われたのだと思いますが、天が入りました。
そして、1トップは、奏真がつとめました。なお、エリソンはベンチにもいませんでしたから、休養させたのだと思います。
それからベンチには、これまで行方不明だった秀斗とロマが帰ってきました。あとは、カミ(神橋)、裕人、斗哉ら若手と実績ある悠樹、達哉、際が控えている状況です。
浦和側は、僕が選手層をよく把握できていないので、選手の状態はよくはわかっていませんが、リーグ戦の前節から9人入れ替えたとのことでした。
やはり夏場の中2日というのは大変で、選手を入れ替えていかないと連戦に耐えられるものではないのだと思います。
試合前、川崎の選手らがアップする際、選手らは皆、35番のTシャツを着て出てきました。35番は丸さんの背番号で、丸さんが負傷し、今季中の復帰が厳しいとの報道があったところだったので、丸さんともに、この試合、ひいては、今季の残り試合を戦っていくのだという意志と一体感を感じさせられました。
さて試合です。
川崎は、開始早々ボールを大きく蹴り出し、サイドに捨てて、陣地を取ることから始めました。PSGがよく行っているようで、これで、ボール保持をまず捨て、前からプレスに行き、ボールを奪って攻め落とすという作戦なのでしょう。
この後も川崎は、ボール保持は度返ししていて、ロングボールを入れる作戦を行います。一方の浦和も、序盤は、同じようにボール保持にこだわらず、ロングボールを入れようとします。
なんだか、10年前の風間ミシャ体制の頃、双方ボールを持ちたがっていたチームなので、隔世の感があります。
浦和のプレスは、そこまでガツガツ来る感じではないですが、中盤を閉じて、川崎がビルドアップをしようにも、ままならなかった感じです。
しかし、ロングボールを入れても、なかなか前線で収まりません。
前半で唯一と言っていい川崎のチャンスは、15分、天が右サイドからクロを入れ、前線で創が落として、そのボールを泰斗がシュートに行こうとしたところでDFホイブラーテンに対応され、泰斗が撃てなかったシーンでしょうか。
そこで得たCKからも跳ね返され、旭、健人と連続してシュートを試みますが、弾き返されます。
逆に浦和は、右サイドの関根にボールを預けられて、川崎のプレスを剥がされるシーンが多かったです。そして、失点シーンもその関根からでした。
浦和の22分、関根が右サイドから前線にロングボールを入れると、中島が裏に抜け出します。正直、ボールが長かったので、中島には届かないか、届いても足に当たるだけで、上手くキープできないのではと思いましたが、甘かったです。
中島の右足は届き、ボールの勢いを殺して収め、たまらずGK瑠伊が出てきたところを浮き球のシュートを撃たれ、裏抜けからあっけなく決められてしまいます。
一瞬のスキを突かれてやられてしまいました。元日本代表10番はダテじゃないことを証明されてしまいました。
その浦和にアクシデント。少し前のマルシーニョとの接触での影響なのかわかりませんが、34分に、Mホイブラーテンが負傷ということでボザが代わって入ります。
その後も浦和の裏抜けは徹底していて、35分、ホイブラーテンの交代直後も右サイド深いところからのボールを中島が中盤で収め、そして即座に前線に走りだしたTサンタナにスルーパスを通すと、Tサンタナと瑠伊は1対1の状況になり、シュートまで撃たれます。が、ここは瑠伊がビッグセーブを見せて、事なきを得ます。
ここで2点目が入っていたら、この試合は、ほぼ終わってしまっていたので、デカすぎるセーブでした。
さらには、40分、原口が中盤から前線左サイドに流れていた松本にパスが通り松本は、切り返してシュートまで持っていきましたが、枠外でこれも助かります。
他にも42分に、関根に一気に右サイドの深いところまで侵入されてクロスを入れられる場面もありましたが、これは、ジェジが跳ね返します。
前半、浦和のロングボールを通され、失点する一方、川崎は収まらず、攻撃の糸口すら見つけられず、前半、浦和に1点リードされて折り返します。
後半から、精彩を欠いていたマルシーニョを下げ、達哉を投入します。そして、後半開始時は、天が左に入り、達哉は右にポジションが代わっていました。
達哉は、最近好調であることもあって、シュート意識が高く、入って早々、47分にバイタルで天から預かったボールを積極的にシュートに行きます。しかし、これは枠を大きく外します。
川崎は、達哉が入ったのだけれども、それだけではボールが前線で収まらず、なかなか決定機を作れないまま、時間は進みます。
一方の浦和は、57分、川崎のパスミスからボールを奪い、中島にドリブルでボックス近くまで侵入されると、右ペナ角付近からミドルシュートを撃たれます。
これも枠内に飛んだ危ないシュートでしたが、このシュートも瑠伊が触って枠外に弾き出します。これも危ない場面でした。
その後の浦和の連続CKもしのぎきります。
61分、前線でボールが収まらないこともあって、川崎は天に代えてロマを投入し、奏真とロマの2トップにシステム変更します。この時、達哉が右SH、泰斗が左SHとなり4-4-2となります。
対する浦和は、その変更も受けて、67分に中島、原口を下げて、Mサヴィオ、松尾を投入してきます。嫌な選手が入ってきました。
さらには、関根が足をつったこともあって、73分に関根、柴戸に代えて、石原、荻原を入れてきます。同時に川崎は、ウーレと奏真を下げて、際、悠樹を入れます。
この時点で、ロマの1トップとし、健人を左WGに上げます。健人のマルチロールっぷりがなせるシステム変更だったと思います。
これで息を吹き返すかと思われた川崎でしたが、今度は川崎にアクシデント。79分に、ジェジが足を痛め、付いていたMサヴィオを追い切れず、独走を許します。最後にMサヴィオが中へ入れたクロスを全力で戻った悠樹がカットしてくれて事なきを得ます。ここも危ない場面でした。
このジェジの負傷によって、81分、ジェジに代わってカミ投入です。カミは名古屋戦と同様に、スクランブル投入となりましたが、それでも落ち着いて対応できていました。
途中、どこかのタイミングで気づいたら、右WGが健人で左WGが達哉に代わっていました。
悠樹が入ったあたりから、川崎がボールを持って押し込み、はじき出されてもせこぼれ球を拾えるようになっていき、チャンスも増えていきます。
もちろん、終盤で浦和はリードしており、守りの時間帯に入ったこともあると思います。
87分には、際からのクロスを泰斗が落とし、こぼれたところを悠樹がダイレクトにシュートを撃ちますが、GK牲川のビッグセーブに阻まれ、そのこぼれ球を創が詰めますが、これも弾かれと連続攻撃を行います。
しかし、最初の泰斗のところで、そもそもオフサイドだったようで、浦和にしのがれます。
90分が過ぎ、その後も押し込み続けますが、決めきれないまま時間が過ぎていきます。
ラストチャンスとなった90+5分、右サイドの攻防で競り勝った旭が前に持ち上がえり、ボックスの手前で、左サイドへ横パスを入れると、ロマが後ろ向きで受けます。
ただ、ロマは、ボールを受けた体勢が後ろ向きだったこともあり、即シュートが撃てる状況ではなかったので、自らのエゴを出さず、冷静に周囲を見て、左サイドの達哉にパスを出します。
達哉は、達哉で、ボールを受けると一度触ってタイミングをずらして、冷静にDF2人の位置を確認し、2 人の間を抜くシュートを決め切ります。
こうして第1戦、敗戦濃厚だった試合が、達哉のゴールで1戦目のうちに同点とすること に成功しました。そして、試合終了です。
雑感ですが、前半は、浦和にいいようにやられました。前線のマルシーニョ、奏真、天でほとんどシュートを撃てていないので、いい形で前線にボールが入らなかったことを意味します。
川崎が息を吹き返したのは、達哉、悠樹らのレギュラーメンバーがピッチに立ってから。また際が入ったことでマルチロールできる健人が前線に出て、機能しはじめたからもあると思います。
また、シゲさんがコメントしていたように、浦和はリードしていたこともあって、攻める意思はあったと思いますが、潜在意識は守りに入ってしまったのでしょう。そのため、受けてくれたので、川崎が攻めきることができたました。
これが、もっと体の動く涼しい時期ならば、そこまで影響しなかったかもしれませんが、メンバ 一を入れ替えたとはいえ、真夏の中2日で思うように体が動かないとなると、浦和の選手らの潜在意識として守りたいという気持ちが勝ってしまったのがわかります。
ゴール裏で、飛んで、叫んでいるだけだった僕も夏場は結構キツいので、ピッチ上の選手はなおさらでしょう。
しかし、何よりこの試合は、伊藤達哉でした。
達哉は、後半からの投入で、他の選手に比べれば、相対的に体力が残っていたこともあったのでしょうが、アディショナルタイムに、ダイレクトで撃たず、ボールを持ち直し、相手DFに当たらないコースを見つけて、蹴り込む冷静さがありました。
このゴールについて言えば、達哉に渡す前のロマも左サイドの達哉へ渡した判断は冷静でしたし、ロマに横パスを通した旭も素晴らしかったです。
体力的なところで言えば、フル出場で、途中からCBにポジションを移し、前線まで上がっていた旭が一番キツかったのかもしれまません。
それでも敗色濃厚な中で、冷静に決め切った達哉が、やはり素晴らしかったと思います。
達哉は、これで新潟戦から4戦連発と大爆発中。出てさえくれれば、何かしらやってくれそうなオーラをまとってきたと思います。
憲剛 FROも達哉本人にそう言っていたようで、言われた達哉は達哉で自己暗示がかかり、ゴールが決まったら決まったで、さらに自信を深めるという好循環に入ったのかもしれません。
いずれにしても達哉がゴール量産してくれれば何でもいいです。次の2ndレグは、フラットな状態で臨めます。あとはこの試合に勝つだけなので、シンプルでわかりやすいです。
しかも、会場は、ホームのU等々力ですから、ホームアドバンテージもあります。まだチケットも売り切れていないようなので、青に染まった満員のU等々力で選手らを後押ししましょう。
2ndレグは、川崎はエリソンを温存しましたが、浦和は、グズタフソン安居金子らを温存しているので、選手層としては、浦和に分があるかもしれません。
しかし、次は、中3日ありますし、その次も一週間空くので、思い切りやれます。勝って、昨年敗れた準決勝も突破し、2019年以来のタイトル獲得を目指してもらいましょう。
なお、この試合は、カワフロなる、カワイイが渋滞している企画が目白押しとのことです。とんでも企画に慣れているフロサポに比べて、耐性が劣るレッズサポをまずは、カワイイの虜にしてやりましょう。すると、いつもの迫力を出せないでしょうから、なおさら川崎のホームアドバンテージが強化されることになると思います。
まずは、日曜日、勝って、次に進めるようにフロサポは、全力で後押ししに行きましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また読みたいと思っていただければ、押していただきたいと思います。