こんばんは。チャナが移籍したタイのパトゥムUとの対戦。大弥が2戦連発で先制したところを追いつかれ、嫌な流れだったところをスーパー健人のスーパーミドルで引き離し、マルの独走、CKからの拓磨の頭で競り勝ち、これで安心して見られるかと思いきや、謎の笛と拓磨の負傷で、一時はあわやと思わせられました。それでも選手らは、アウェイ、タイの地から、勝ち点3を抱きしめタイという希望をしっかり叶えてくれました。
10/24(火)21:00 ACL GroupI 第3節 BGパトゥム 2 - 4 川崎 パトゥムターニースタジアム
得点:14’遠野(川崎)、45+1’セルゲエフ(パト)、52’橘田(川崎)、68’マルシーニョ(川崎)、77’大南(川崎)、82’ビクトル(パト)
BGパトゥムユナイテッド 3-5-2
――――――7D・アウベス―11セルゲエフ――――――
―――――18チャナティップ―――14アルバレス――――
―33ワッタナコーン―――36ピティワット――――81ワリス ―
――16ジャッカパン― 5ビクトル――55チャナパット―――
―――――――――1チャチャイ―――――――――
76分 33ワッタナコーンOUT → 15アピットIN
76分 81ワリスOUT → 24R・スチュワートIN
76分 55チャナパットOUT → 13レナトIN
84分 14F・アルバレスOUT → 8チャットモンコンIN
川崎フロンターレ 4-3-3
―23マルシーニョ――9L・ダミアン――41家長―
―――――17遠野――14脇坂――――
――――――― 8橘田―――――――
― 2登里―31山村― 3大南―13山根―
――――――― 1成龍―――――――
46分 17遠野OUT → 16瀬古ĪN
70分 23マルシーニョOUT → 33宮代ĪN
70分 9L・ダミアンOUT → 18B・ゴミスIN
89分 3大南OUT → 4ジェジエウIN
90+1分 41家長OUT → 29高井IN
リーグ戦のアビスパ福岡戦をしっかり勝ち切ってからのACL、グループリーグの3戦目。ここまでACL、2戦2勝で幸先よくきているだけに、このアウェイ、タイの地でもしっかり勝って、首位で折り返したいところ。
福岡戦では、ベンチにも入っていなかったノボリが、この試合ではスタメン復帰していました。怪我をしたのかと心配していたところだったので、その疑念が晴れ、ひとまずホッとしました。
そして、怪我からの復帰と言えば、ジェジエウ。リーグ第3節の怪我からようやくこの日、ベンチ入りを果たすことができました。おかえりジェジエウとフロサポ皆が思っていたと思います。
日本では10月に入り、涼しいどころか肌寒くなってきたのに、タイの気候は、さすが、熱帯で安定の30℃。湿度も70%越えの蒸し風呂状態でした。
ずっと、現地にいるパトゥムの選手らは、気候に慣れている状態だと思いますが、寒くなってきたところから急に暑いタイに行った川崎の選手らは、体力と自律神経を消耗させたと思います。
特に、福岡戦を戦ったメンバーは、中3日で、移動もあったので、その消耗度も相当なものだったでしょう。
試合ですが、入りのところ、川崎は、観察から入ったのか、相手とのシステムが噛み合わなかったのか、暑さ故に慎重だったのか、まだ疲労が残っていたのか、いろいろ想像はしましたが、動きがいつもより重い感じがしました。
一方のパトゥムも川崎の国内でやるときの対戦相手より、ハイプレスでガツガツ来ないので、川崎がボールを持っている時間帯は、安心して見ることができました。
なかなか攻守に苦しんだ感じの川崎ではあったのですが、14分に、右サイドからアキがL・ダミアンにボールを預け、アキが前に出たタイミングでボールが戻り、右サイドをえぐると、アキは、中の大弥に折り返し、これをGK股抜きの抑えの効いたいいショートを打ち抜き、先制に成功します。
大弥は、福岡戦に続いて、2戦連発。もともとシュートは上手いのですが、更に上位のシュートのコツを掴んだのではないかと思いました。
前半、1点リードのまま、危なかったシーンもありながら、何とか耐えてきたのですが、前半のアディショナルタイムに右サイドからクロスを入れられ、セルゲエフに頭で合わせられて、同点を許してしまいます。
ソンリョンが一歩も動けなかったくらいなので、頭で綺麗にコースに飛ぶように合わせた、いいヘディングシュートだったと思います。
川崎にしてみれば、前半の終わるタイミングの、あと数十秒守り切れば終わるというところでの失点ですので、精神的に、凹まされる展開になってしまいました。
先制点を決めた大弥でしたが、後半に入って樹に代わったことで、守備的な安定感が増し、より前へ行けるように変わったと感じました。
そうなれば、川崎は、中盤でのボール奪取を制し、攻撃の機会を増やしていきます。
そして、52分、左サイドでマルシーニョがボールに追いついたことで、深いところまで、ボールを運ぶことができ、中にクロス。ややファーに流れたところをL・ダミアンが頭に折り返し、相手と競り合いになりながら、泰斗がシュート。
これは弾かれてしまいますが、そのボールが転がったところに走り込んできたのが健人。ここ最近、決まりまくっている超絶ミドルをぶち込みます。一度は相手GKに止められるのですが、あまりの威力にラインを割り、ゴールとなります。
健人のミドルは、ほぼ毎試合得点となっていますし、もう完全に覚醒した感があります。また、本人も自信を持って打てるようになったと感じ、心強く思います。
リードを奪ったことと、前半どこか噛み合っていなかったシステムも後半、ギアを上げたことで川崎優位にボールを支配する場面が増えていきます。
そして、68分、クリアボールをカウンターにつなげ、マルシーニョが左サイドから単独ドリブル突破。DF2人を翻弄し、最後、ゴール前まで侵入し、GK1対1のところまで持っていき、シュートを決めきります。
かつての薫を彷彿とさせる単独一人旅で、完結させ、圧倒的に優位となる3点目を奪取。
そして、トドメは、77分、CKから泰斗のボールを拓磨が頭で合わせて4点目。時間的にもこれで完全に勝ったと思いました。
が、ここから理解に苦しむ展開が始まります。パトゥムのロングボールをソンリョンが収めるのですが、その際、相手FWがソンリョンに突っ込んできました。
ソンリョンは、両手でボールを持っていますので、右足を上げ、その突進をガードしようとしたのだと思いますが、右足の上げ方が、膝蹴りをしたかのように見えたのか、エリア内で、ファールの判定となり、PKとなります。ソンリョンはカードをもらう羽目になります。
さすがにそれは厳しいだろうから、VARの介入もあるだろうと思いました。実際、アキは手でOFRを促すジェスチャーをしていました。
それで、審判がメインスタンド側に走ってきたので、やっぱりOFRをするのかと思いきや、寺田コーチにカードが出されます。絶句。
そして、PKが確定したようで、このPKをビクトルに決められて、1点返されます。
更に、カウンターを狙われ、競って走っていた拓磨が、足首をひねって着地し、負傷。自ら交代を促すほどだったので、相当痛かったのでしょう。
これまで、DF陣に怪我人が続出する中で、獅子奮迅の働きを見せてくれた拓磨の負傷は、あまりにも痛い。本人もつらいと思います。軽症で、すぐに復帰できることを祈ります。
そして、こんな形ではありますが、拓磨に代わって入るのは、待望の負傷から復帰のジェジエウ。ところがピッチに入ったあと、謎のイエローカードの提示。4審が入るのを促しているように思えたのですが、謎のカード。ジェジエウも苦笑いをするしかありません。
また、のちに幸大も交代で入ろうとする際も、同じようにイエローカード。主審が入れと明確に指示するまでに入ると漏れなくカードが出るルールとなったようです。ここでも絶句。
もうこのあたりは、不可解の連続で、80分を過ぎたあたりから主審の乱心が止まらない感じになってしまいました。そうなると、もう何が起きてもおかしくない心理状態になります。
選手らは、よく冷静に耐えたと思います。
僕の個人的な心情として、いつもは審判に文句を言うのは違うと思っていて、仮に過ちがあっても人間のすることだからミスはある。それも含めて受け入れて行うのがサッカーだと考えていました。
なので多少のミスや見解の相違があることに僕も怒ることはしませんが、今回はさすがに酷いと思いました。
パトゥムもチャナを中心にいいサッカーをしていましたが、終盤の主審のカード乱発が試合を壊してしまったと思います。
パトゥムのホームの圧に押されて、急にカードを出してきたのでしょうか。4点まで取って、リードしていたので、まだ見ている僕らも冷静さを保てましたが、追いかける展開であれば、それこそ発狂ものだったと思います。
PKで1点は返されたものの、試合は、2-4で、アウェイの川崎が勝利。アウェイであったことを考えると大きな勝ち点3となりました。
パトゥムもいいサッカーをしていましたし、スタッツだけ見たら、ほぼ互角の戦いをしていたデータにもなっています。それくらい、質の高いサッカーをしていたと感じました。
特に、敵になってしまったチャナは、いい動きをしていたと思います。実際、何度か危ない場面も作られました。
なので、最後の10分になって、主審が試合を壊したような形となったのは、本当に残念な気持ちでなりません。
また、拓磨が故障したこともつらいところです。今季は、怪我人が続出する中、本当に拓磨に助けられました。拓磨がいなければ、春ごろにはとっくに川崎の守備は崩壊し、今頃残留争いをしていたと思います。
何とか、天皇杯の決勝までに戻ってこられる軽症であることを祈ります。
次のACLの対戦も同じパトゥム相手です。今度はホーム等々力となりますから、同じように苦戦するわけにはいきません。
等々力の声援で、不当な判定を行わせないだけの圧を審判団に感じてもらいましょう。
また、次の試合は、リーグ柏戦です。天皇杯の対戦も控えていることや、ACLでの疲労も考慮し、ターンオーバーすることを見据えると、どこまで手の内を明かすのかということはあるので難しいところです。
それでもやはり勝ってほしいし、優勝はなくなったにしても、少しでも上の順位に上がってほしいと思っています。
一方の柏は残留争いに巻き込まれつつあるので、全力でくるでしょう。アウェイの地ながら、勝って川崎に戻ってきてもらいたいと思います。
幸い、僕もチケットが取れたので柏にも参戦予定です。今季も残り、数えられるくらいの試合数になりましたが、残り、全部勝つつもりで戦いましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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