2023 J1第33節 川崎vs鹿島 リーグ戦での相性 | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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こんばんは。金曜日でしたが、リーグ戦としては、最後の等々力での試合。試合後、監督らのセレモニーも行われる中で、負けるわけにはいきません。相手は、近年はともかく、かつて何度も跳ね返された鹿島でした。序盤こそ押されながらも徐々にペースを掴み、効果的に3点を奪い、快勝。重要な試合が残る中でしっかり勢いをつけてくれました。

 

11/24(金)19:00 J1 第33節 川崎 3 - 0 鹿島 等々力陸上競技場

得点:34’L・ダミアン(川崎)、63’L・ダミアン(川崎)、84’脇坂(川崎)

 

川崎フロンターレ 4-3-3

―23マルシーニョ――9L・ダミアン――41家長―
――――16瀬古―――14脇坂――――
―――――― 8橘田――――――――
― 2登里―31山村― 3大南―13山根―
―――――― 1成龍――――――――
71分 23マルシーニョOUT → 33宮代IN
87分 16瀬古OUT → 17遠野IN
87分 9L・ダミアンOUT → 18B・ゴミスĪN
87分 41家長OUT → 11小林ĪN
87分 2登里OUT → 6J・シミッチĪN
 

鹿島アントラーズ 4-4-2

―――――40鈴木―13知念―――――
―33仲間―――――――――27松村―
――――21D・ピトゥカ ―25佐野――――
― 2安西― 5関川―55植田―16須貝―
―――――――29早川―――――――
46分 5関川OUT → 3昌子IN
54分 33仲間OUT → 14樋口IN
65分 13知念OUT → 37垣田IN
79分 27松村OUT → 8土居IN
79分 16須貝OUT → 22広瀬IN
 

リーグ戦、ホーム最終節の試合は、鹿島だったのですが、日程が発表された頃は、このあたりで、鹿島と川崎が優勝争いをして、天王山になる試合ではないかと勝手に夢想していました。

 

残念ながら、川崎にも鹿島にも、そこまでの重要な位置づけとなる試合にはなりませんでした。

とは言え、あの鹿島です。個人的には、16年シーズン、チャンピオンシップと天皇杯で立て続けに敗れ、普段のリーグ戦では、勝てても、ことタイトルのかかった、落としてはいけない試合は絶対に立ちはだかってくるというトラウマを与えられた、強い印象があります。

この試合は、両者にそこまでの何かがかかった試合ではないので、さすがにそこまでの圧は感じませんでした。

ただ、鹿島にしてみたら、今季のホーム(川崎にとってのアウェイ)、カシマスタジアムで、勝ちが濃厚だった展開から川崎に退場者も出ながら10人でひっくり返された悔しさは、トラウマ級だったと思います。

そう考えると、鹿島は、絶対に序盤から激しく、勝ちにくるだろうことは予想されていました。もっとも鹿島はいつも激しく勝ちにくるのですが。

僕から見た鹿島は、決して相性がいい与しやすい相手なんかではなく、難敵でありながら、運にも助けられ、1試合、1試合、たまたま負けずに来ることができた相手であるということ。

この試合で、負けるかもしれないと常に思わせられる嫌な相手です。相性がいいとは言われていますが、鹿島に対する僕の思いはそんな印象です。

それから、この試合で、大南が帰ってきました。もう少し時間がかかるかもしれない、天皇杯、出られるだろうかと心配してところだったので、それよりも前に戻ってこれたので、ホッとしました。

また、ヤマがこの試合でJ1、200試合出場達成。それがJリーグ入りした当初のクラブである鹿島相手に達成しているので、不思議な縁を感じさせられました。

前置きが長くなりましたが、試合です。想像どおり、鹿島は強度が高く、開始早々からハイプレスを仕掛け、川崎はなかなか前に進めず、我慢の展開から始まりました。

正直、この時間帯に点が取られていたら、結果の点差は真逆になっていてもおかしくなかったと思います。

ただ、この時間帯の鹿島の攻撃を川崎は、最後の最後では、詰めきっており、鹿島にいい体制でのシュートは打たせず、耐え抜きます。

徐々に川崎がボールを奪って、持って、運べる時間帯が増えてきます。すると34分、左サイドでノボリがマルシーニョにボールを預けるとマルシーニョは左サイドを突破し、仕掛けます。

最後のDFを抜いたところで、連動し、L・ダミアンも動き出しながら中にコースを変えたところに、マルシーニョがパスをおくり、L・ダミアンがダイレクトでシュート。

GKの頭上を越え、バーに当たり、ピンボールのように跳ね返ったボールは、ゴール内に入り先制に成功します。

その後も一進一退の攻防がありながら、見ている限り、川崎が押し始めているように感じました。

とは言え、鹿島も攻撃は脅威で、佐野や優磨の動きは、嫌らしかったと思います。

それでも前半を1点リードで折り返すと、後半から主導権は、再び川崎に移ります。

鹿島に対するボール回収は、いい時の川崎が戻ってきましたことを感じさせてくれました。連動して動き、複数人でボールを狩りに行く守備が、今季で一二を争うくらい上手くできていたと思います。

すると63分。おそらく視来のミスキックだと思われるボールが左サイドへ流れました。このボールを一度は鹿島のDFに回収されるのですが、すぐさまマルシーニョが追いつき、奪い返してきました。

そして、DFを抜き去り、GKと1対1状態になりますが、冷静に見ていたマルシーニョは中にいたL・ダミアンへパスを渡すと、L・ダミアンが冷静に詰めて沈め、2点目。

さらには、82分、L・ダミアンが右サイドのボックス内で倒されてPKとなりました。現地で見た時は、最初は外かなとも思われましたが、VARが入り、中との判定でPKです。

このPKもさすがにハットトリックがかかっているので、L・ダミアンが蹴るのかと思いましたが、最近キッカーを任されている泰斗に代わります。

泰斗は駆け引きもしていたのでしょう。しっかり相手が動いてから逆を突いて決めきり3点目です。

その後、鹿島の猛攻をしのぎきり、久々のクリーンシートでの勝利。鹿島相手にシーズンダブル。もっと言えば、川崎は、8年間、リーグ戦で負け無しとなりました。

とは言え、序盤にも書きましたが、前半最初の15分の鹿島の勢いがもっと続いていれば、川崎も耐えきれず、鹿島に負けていたかもしれません。

それを、この試合に出ていた選手らが、我慢の時間帯を我慢しきって、気迫でひっくり返してくれたと見ています。

それくらい、ボール奪取の瞬間、瞬間は激しい攻防がありました。そこはエンタメとしては面白かったのですが、ほぼ川崎が勝利できるようになるまでに時間がかかった印象です。

 

試合が終わったあと、知念が挨拶に来てくれました。カシスタの際には、挨拶に来てもらえなくて、試合に負けた悔しさを全面い出したコメントを残していたので、気になっていました。しかし、顔を出してくれて、鹿島の一員であると同時に川崎への想いを残してくれていることがわかる振る舞いで、本当にありがたく思いました。


そして、この試合、ホーム最終戦でしたから終了後、セレモニーがありました。通常なら、あとアウェイ1試合で今季が終わるという寂しいものになるところですが、川崎には、まだリーグ最終節のほかにACL2試合、天皇杯決勝が残っています。

まずは、ACL、ジョホール相手に引き分け以上を収め、グループステージ1位通過を狙いましちょう。この試合は等々力での開催ということもありますね。

僕として、今季最後の等々力の試合を堪能したいと思いますが、仕事を上手く終えて抜け出せるかが課題です。

そして、なんと言っても、まだ天皇杯決勝が残っています。鬼さんも最後のセレモニーではフロサポの声援による後押しをお願いしていたし、言われるまでもなく、後押しして、残りの4試合、全部獲りにいきましょう。勝って勝って勝って勝って今季を終えましょう。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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