2023 J1第28節 湘南vs川崎 負傷者続出も凌ぐ | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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おはようございます。日曜日、国立に行ってきました。湘南主催の試合でしたが、リーグ戦では、FC東京戦に続いて、今季、2度目の国立開催です。他にもバイエルン戦もやっていますが、いずれも勝てていなかった中、苦手、湘南相手にしっかりと勝ち点3を持ち帰れたことは良かったのですが、負傷者が続出してしまいました。
 

9/24(日)16:00 J1第28節 湘南 0 – 2 川崎 国立競技場

得点:11’山田(川崎)、39’L・ダミアン(川崎)

 

湘南ベルマーレ 3-5-2

――――17大橋――29鈴木――――
――――13平岡――88小野瀬―――
― 2杉岡―――――――― 3石原―
―――――――15奥野――――――
―― 8大野―47キム・ミンテ― 4舘―――
―――――――21馬渡――――――
46分 15奥野OUT → 5田中IN
61分 13平岡OUT → 10山田IN
61分 29鈴木OUT → 19福田IN
81分 3石原OUT → 6岡本IN
83分 88小野瀬OUT → 14茨田IN
 

川崎フロンターレ 3-5-2

――――9L・ダミアン――20山田――――
―――――16瀬古――14脇坂――――
―30瀬川―――――――――13山根―
――――――― 8橘田―――――――
―― 5佐々木― 7車屋―― 3大南――
――――――― 1成龍―――――――
20分 5佐々木OUT → 2登里IN
67分 16瀬古OUT → 6J・シミッチIN
67分 20山田OUT → 41家長IN
72分 9L・ダミアンOUT → 18B・ゴミスĪN
72分 7車屋OUT → 23マルシーニョĪN

この日は、よくわかっていないのですが、湘南がJ参入30周年の記念マッチということで、いつもの平塚ではなく、新国立競技場での開催となりました。リーグでは、川崎にとって、FC東京戦に続く2度目です。

正直、平塚に行くよりも国立の方がアクセスしやすいので、ありがたいと言えばありがたいのですが、一方で、アウェイなのに、あんまり相手の地元感がなく、相手ホームに乗り込んでいく、四面楚歌のヒリヒリした感じがないので、アウェイの醍醐味は薄らいでしまうとは思いました。

FC東京の場合は、ホームタウンが東京なので、まあ、アウェイかなとも思えたのですが、湘南では感じられず、なんとなく中立地での対戦のように感じました。

とは言え、試合開始前には、湘南乃風さんのライブがあり、相手ゴール裏には、湘南サポが多く陣取り、コレオもあり、やっぱり主催側のホームなんだなと感じさせられるだけのホームの圧はありました。

小さなことですが、国立の座席の色がアースカラーのモザイクだったので、空席部分も適度に緑色の席があり、上段の埋まっていない席も湘南のライトグリーンに染められているかのように感じました。

逆の立場で川崎がやろうとすると、しっかり青黒で埋めなければならなくなるのは、大変だななんて思いながら、湘南のゴール裏を眺めていました。

多分ですが、湘南は、選手らも含め、国立開催のこの試合、相当気合が入っていたのだと思います。それにも増して、残留争いの状況からしても何としても勝ち点3がほしいところだったと思います。

試合についてですが、始まってからなんかいつもと違うなと感じつつすぐに気付かず、気が付いたのは開始してから5分以上は過ぎていたと思います。

気が付いたこととは、3バックだということです。思い込みもあったし、視来は普段から攻撃参加するということもあったと思います。

そして、L・ダミアンの1トップだと思っていたところがシンとの2トップだってことも気づきました。

まあ、素人の僕からしたら、こんなもんでしょうが、対峙するプロの湘南の選手の方々は、すぐ気づいたのでしょうか。気づいていたとしても、流れの中のポジショニングなのか、狙ってやっているのか、察知できるものなのでしょうか。

ひょっとしたら、前半の湘南は、このあたりの川崎の戦い方に非常に惑わされたのではないかと思います。そして、30周年記念試合の国立開催も気合が空回りしていたところがあったのではないでしょうか。

さらに、そこに勢いを増しのが、調子が少しづつ上向いてきたL・ダミアンとシンが前線で相当、追い回してくれました。

また、いつもに比べてですが、ロングボール多めでしたが、それらのボールをよく前線で収めてくれました。

先制点もポイントは、そこでした。まず、L・ダミアンがボールを収めてくれたことから始まります。

樹が拾い、泰斗がが左サイドのシンにスルーパスを通し、抜け出したシンが左サイドからドリブルで侵入します。

シンは、GKの動きと中のL・ダミアンの動きを見て、自らシュート、というよりもゴールにパスを通すようにファーにボールを流し込んで決めました。

先制点が取れれば、チームに勢いが出ます。一方、前半の湘南は受けてしまっていたのか、混乱していたのか、どこか定まっていない感がありました。

ただ、川崎も旭が負傷交代。のちに筋肉系のトラブルと明かされますが、旭に代わってノボリがスクランブルで投入されます。旭は久々のスタメン起用だっただけに、悔しかっただろうと思います。

それでも、そんなアクシデントも関係なく、川崎は攻め続け、相手ゴール前での攻防が続きます。国立で観戦していると、相手のゴール付近で行われているシーンは、正直細かいプレーはよく見えません。

セガちゃんと小野瀬の攻防も、現地の僕には、ファールであったのか、正当な競り合いだったのか、遠くてよく見えないので、わからなかったです。

しかし、VARからPKの確認となり沸きました。映像が現地で流れましたが、正直、主審がPKとなるファールを取ってくれるかは微妙なところかなと思いましたが、OFRからPKの判定。

ここで、L・ダミアンは一度はGKに止められるのですが、これが先にGKが飛び出していたとして、VARの確認後、やり直し。二度目は、しっかりまん中に蹴り込み決めきります。

結果、真ん中に決めますが、これ、1本目からすんごい駆け引きがあったのだろうと推測されます。

せっかく止めたGK馬渡には悪いけれど、その駆け引きが熾烈であったからこそ、先に足が離れてしまうと距離的に、L・ダミアンも修正できず、蹴り込むしかなかったのかなと思いました。

一方で、2本目は真ん中。GK馬渡は右に飛んでいるので、そういう駆け引きがあったのかなと。やり直しとは言え、しっかり決めてくれました。

L・ダミアンは1点目にも絡んでいるとは言え、そして、PKではありますが、ようやく今季初ゴール。長かった。ようやくコンディションが上がってきて、取れそうな雰囲気が出ていたので、待望の得点となりました。

これで前半2点のリード。

後半に入って、湘南は気合を入れなおしたことと、後半から交代で入った田中聡がバランスをとったからなのか、そして一方の川崎は連戦の疲労が出てきたのか、2点のリードで安心してしまったのか、後半は、湘南のゲームに傾いたと思います。

ただ、一言で言えば川崎は、よく守り切りました。最終ラインが5枚になり、途中から、いつもの3トップのアキ、マルシーニョ、バフェを入れてて、カウンターも何度か発動させていました。

さらには、紳太郎先生までもが膝を抑え込んで交代となりましたが、それでもノボリがCBに入るなど、旭の交代以降、最終ラインの組み合わせを変化させつつ、守り切りました。

後半、追加点がとれているのが、理想なのでしょうが、アクシデントが続出し、DFばかりが負傷交代した中でクリーンシートでしのげた素晴らしかったことかなと。

ただ、この試合、目の前の試合だけ考えると、これでいいのですが、ここで旭、紳太郎先生の2人が負傷したことは痛すぎます。

天皇杯、ACLと続く中で、言い方はともかく、リーグ戦は、積極的に若手起用してもよかったのではと思ってしまいます。

旭は、いずれにしても起用されていただろうから仕方ないにせよ、紳太郎先生は、温存しても良かったのではと思います。

結果論で書いているので、自分がズルイのもわかっていますが、特に紳太郎先生は、軽傷で済んで、天皇杯までに帰ってくることを願っています。

また、週末には、金Jで新潟戦です。どちらかというと苦手なチームとの対戦となりますが、新潟もアウェイはともかく、ホーム等々力ではそこまで苦手な意識はないはずです。

一方で、そのすぐ後に大事な蔚山戦が控えています。鬼さんにとって苦渋の決断になるとは思いますが、怪我人が続出してしまっている中で、上手く選手やフォーメーションもやり繰りして、戦い抜いて欲しいと思います。

少なくとも、この試合では、3バックで戦い抜きましたので、これまでの4-1-2-3に固執することはなくなり、湘南の嫌がるサッカーをして勝てたことは、一つ、前進したと思いますので、残りの試合も川崎らしくと、川崎らしからぬ戦いも含め、戦い抜いてもらいたいと思います。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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