こんばんは。更新遅くなりましたが、当初の予想を裏切り、ジョホール、実に強いクラブでした。互いが相手を崩しきろうと駆け引きが随所に見られ、スコアレスでしたが見所は多かったと思います。勝ち切れれば良かったのですが、90分でスコアは動きませんでした。次の対戦では、勝って決着をつけてもらいたいと思います。
4/21(木)23:00 ACL GroupI 第3節 川崎 0 - 0 ジョホール スルタンイブラヒムスタジアム
得点:―
川崎フロンターレ 4-3-3
―23マルシーニョ――9L・ダミアン―――20知念―
――――19遠野―――― 8橘田――――
――――――― 6J・シミッチ―――――――
―15佐々木― 5谷口―31山村―13山根―
――――――― 1成龍――――――――
61分 31山村OUT → 7車屋ĪN
61分 19遠野OUT → 14脇坂ĪN
85分 9L・ダミアンOUT → 11小林IN
85分 23マルシーニョOUT → 24宮城ĪN
ジョホール ダルル タクジム 3-5-2
――――45フォレスティエリ―9ベルグソン―――――
―――4ファザル――――――10ベラスケス―――
―22コービンオング―30ナチョ・インサ―――42アイマン―
―――14ローリー――32サード―2デイヴィス―――
――――――――1マルリアス――――――――
61分 42アイマンOUT → 11ラシドIN
61分 10ベラスケスOUT → 21ファイズIN
69分 4ファイザルOUT → 8ラヒームIN
78分 9ベルグソンOUT → 17サイフラーIN
78分 45フォレスティエリOUT → 18バクリIN
DAZN観戦でしたが、画面越しでも相手サポーターの声援と太鼓の音が非常に大きく感じたので、現地にいた選手らは、さぞアウェイの威圧感を感じたことでしょう。
特に、コロナ禍の影響でJリーグではスタジアムでの声援はなかったので、ピッチ上でこれまではよく通っていたはずの声が、アウェイの声援で聞こえづらくなっていたとも想像されます。
そして、この時間帯の試合は始めてで、遅くなった分、気温は25℃まで下がっていましたが、湿度が97%とリアルサウナ企画状態の尋常ではなかったと思います。
この環境で相手のジョホールは、ホームなので勝手知ったる環境なのでしょう。3戦目とは言え、川崎にとって、初めての完全アウェイの雰囲気で、非常にやり辛かったと思います。
僕も当初、このステージでの組み合わせでは、蔚山と川崎の2強であると思っており、ジョホールについては、言ってもマレーシアのクラブと侮っていました。
しかし戦ってみてとんでもない。さすが国内リーグで8連覇しているだけのことはあるし、力のある前線の外国人と、帰化した自国人とが上手く融合し、組織だっていました。個々の能力でも高い選手が多かったです。
試合について言えば、ジョホールは最初3バックであったために、マルちゃんの裏への突破がある程度機能していたと思います。
その中で、L・ダミアンが中で合わせたシーンなどありましたが、それらは枠を外れ、決めきれませんでした。このあたりで、先制に成功していれば、この試合は随分と楽な展開になっていたと思いますが、タラレバですね。
ジョホールの選手は、最前線からプレスにくるわけではなく、後ろではある程度持たせてくれますが、一定の範囲に入ってくると、ものすごくガツガツ取りにきます。その当たりの強さは、Jリーグでのものよりも、かなり強い印象でした。
また、ジョホールの選手の当たりと、川崎の選手は、同等の当たりをしていたと思うのですが、相手の当たりの強さから、この試合ではこれくらでは笛は鳴らないと思っていたところ、川崎の選手らは、その感触が最後まで掴めなかったのか、かなり多くのファールを犯してしまっていました。
穿った見方をすれば、アウェイの洗礼で、ホームチーム有利に笛を吹かれていたようにも感じました。いずれにしても、ファウルの強度の基準は、どこから笛を吹くか吹かないかが、安定していなかったように思います。もちろん、意図したものではなく、たまたま川崎不利になってしまっただけかもせしれません。
そして、川崎の攻撃は、惜しいところまでは行くのですが、決定的、というシーンまでは作れずに時間が経過します。
逆に守備は、比較的安定していたと思います。こちらも決定的なシュートまでは持って行かれることはなかったですね。
ただ、相手の選手は、個々には力のある選手が多く、詰めすぎると、くるっとかわされ、離れるとガッと抜かれる厄介な選手が多かった印象です。その距離感を誤ると、一気に行かれてしまっていました。
また、パンチ力がある選手が多く、ミドルシュートも結構強烈なものを持っていた印象です。
前半も後半に入るとジョホールは、3バックから4バックに可変し、マルちゃんの裏を狙った突破を塞ぎにきました。
このあたりからシステム的には、ギャップがなくなり、がっぷり四つに組み合う形になりました。
前半を終え、後半に入ってもこの傾向は変わらず、一進一退が続き、紳太郎先生、泰斗の投入からよりボールが流動的に回るようになり、川崎は自分たちで試合を動かしていたという感触を持てていたと思います。
ただ、肝心の最後の崩しのところや最後のシュートの精度でミスがおきて、決定的なところまで行けません。
惜しかったのは、74分の旭はパスカットからそのままドリブルで切れ込み自らシュート放ち、ポストを叩いたシーンでしょうか。ここで決まっていれば、旭のヒーローだったところなのですが。。。
その後、天、悠と投入し、アディショナルタイムには、ロングボールを収めた悠の惜しいシーンはありましたが、枠を捉えられず、試合終了となりました。
崩し切れず、得点が取れなかったことで勝ち点が得られず、グループ2位のまま。
僕は、ジョホールをマレーシアのチームだからさほど強くないと侮っていました。
しかし、対戦してみて、シンプルに強かったです。蔚山を破ったのはまぐれではないと感じました。特に個々の当たりがいちいち強く、当たり負けも何度もありましたし、そもそもその強度に面食らっていたような感じがしていました。
また、切り返しが鋭い選手が多いし、パス3角形を作ってタン、タンとリズムよく回し、スピードも速かったです。
総合的には川崎の方が、力は上回っていたと思いたいですが、局面、局面では劣っていた部分もありました。
それでもこの試合で、結果としてはドローで終わりましたが、相手の強さもわかりましたし、アウェイのスタジアムの雰囲気、環境もわかりました。
中2日で、また同じ相手との対戦することになっています。シンプルに後半の90分の勝負と思い、次、しっかり勝ってもらいたところです。
とは言え、次に力を注ぎすぎると、その次が蔚山戦なので、そこで力を落としてしまってもやはりグループステージ突破は難しくなしります。選手の疲労具合と、起用が鍵にとなります。
相手のジョホールも、3戦連続でメンバーをほぼ代えてきていないので、選手層としては、川崎に分があるように思います。
このあたりの起用のさじ加減は、鬼さんの手腕に託すしかありません。
何にせよ、次勝てば1位突破が見えてきますし、ドロー以下なら極めて突破が厳しくなります。勝てる力は持っていると思います。勝って、1位突破を手繰り寄せましょう。
最後に余談ですが、蔚山、広州、ジョホール、この3クラブのエンブレムを見て、3クラブともシンボルの動物は虎なんですね。やはり、アジアで虎は、強さの象徴なんだなと思いました。その3匹の虎の中に1頭のイルカ…抜け出すことができるでしょうか…。
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