2022 J1第10節 川崎vs浦和 レビュー 怪我の功名 | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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おはようございます。富士フィルム杯では、苦杯を舐めさせられ、今季の浦和は手強いとの印象を強く持たされたのですが、あの試合以降、結果がついてきていない浦和。対する川崎は、横浜FM戦こそ大量失点の末に敗れはしましたが、前節の鹿島戦では立て直すことができました。

 

川崎としては、ホームに帰ってきて、同じ相手に何度も負けるわけにはいかないところを、途中出場の(塚川)孝輝らの活躍もあり、逆転勝利をおさめることができました。

 

3/2(水)19:00 J1 第10節 川崎 2 - 1 浦和 等々力陸上競技場

得点:33’岩波(浦和)、62’家長(川崎)、64’山根(川崎)

 

 

川崎フロンターレ 4-3-3

―19遠野―――9L・ダミアン――41家長―
―――18チャナティップ――14脇坂――――
――――――― 8橘田―――――――
― 2登里―31山村― 5谷口―13山根―
――――――― 1成龍―――――――
26分 2登里OUT → 3塚川IN
76分 18チャナティップOUT → 17小塚ĪN
76分 19遠野OUT → 11小林IN
88分 14脇坂OUT → 6J・シミッチIN
 

浦和レッズ 4-4-2

―――――15明本―33江坂―――――
― 8小泉―――――――――14関根―
―――――22柴戸― 3伊藤―――――
― 6馬渡―28ショルツ― 4岩波― 2酒井―
――――――― 1西川―――――――
63分 3伊藤OUT → 40平野IN
76分 8小泉OUT → 27松崎IN
76分 14関根OUT → 7K・ユンカーIN
76分 33江坂OUT → 21大久保IN
 

この試合、前節活躍した、知念、旭はメンバー外。鬼さんの試合後のインタビューでは体調不良とのことでしたが、いずれにしても本職DFがベンチにいないスクランブル状態でした。

富士フィルムスーパーカップでも浦和は、よく川崎のことを研究していて、前線からのプレスが効果的であったと思います。

さすがに前回対戦ほどのプレスの圧力は感じませんでしたが、それでも前節鹿島戦の素晴らしい前半を見ていただけに、この試合の前半は、川崎の良さより浦和の良さが出ていました。

結局、前半は浦和に押し込まれる展開が続き、明本のシュートなど、ポストに救われたものもありました。

そして、この試合のターニングポイントは、26分にノボリが負傷交代してしまったところ。冒頭書いたとおり、ベンチにDFはいません。

ここで、守備的な対応ができる選手でチョイスすれば、(瀬古)樹という選択肢もあったのでしょうが、鬼さんは、ここで孝輝を交代で入れました。

しかも、本職がアンカーですから、健人を左SBスライドさせて、アンカーに入れるのかと思いきや、そのまま孝輝に左SBをやらせます。

その孝輝も、最初は自分のサッカーではなく、左SBのサッカーを意識したのか、交代直後はぎこちなかったです。まあ、普段やっていないポジションをぶっつけ本番でやっているのだから無理はありません。

まだ、左SBの対応に慣れていない時間帯の32分に孝輝は、江坂にファールしてしまい、しかもカードまでもらい、FKを与えてしまいます。

このFKを蹴る前、馬渡、岩波がなにやら相談してしていましたが、その成果もあって、馬渡がFKを蹴るとドンピシャで岩波が頭で合わせ、先制点を浦和に奪われます。

前半、押され傾向であったし、この流れは、富士フィルム杯と同様、川崎が自分たちの流れを作れる前に失点してしまったので、厳しくなったなと感じました。

前半、攻めようとする姿勢はなんとなくわかるのですので、どこか少しずつパスがズレていたのか、上手くかみ合わない、モヤモヤが続きます。結局1点リードされたまま前半を折り返します。

ただ、後半に入ると、川崎の選手のギアが一段上がったように思いました。球際がちょっとずつ強くなり、浦和からボールを奪い切れるシーンが増えていきます。

その流れの中で、孝輝が縦にパスを入れ、L・ダミアンがシュートに行ったボールが跳ね返されてCKを得ます。

CKでは、泰斗が蹴ったボールは、真ん中のいたL・ダミアンを越えて、大外のヤマ(山村)を狙ったのかもしれませんが、その手前のアキ(家長)が頭できれいに合わせて同点とします。

押し込みつつもなかなか流れの中で得点できなかったところでセットプレーから同点とすることができました。

さらには、その2分後、中盤で、チャナが奪われたボールを左サイドで回収した孝輝が中の泰斗に縦パスを入れると泰斗は、ドリブルでボールを運び、囲まれながらも突破し、剥がして、相手DFを引き付けたところで右サイドの(山根)視来へラストパス。

このパスを落ち着いてダイレクトで左足を振り抜いて、ついに逆転に成功します。

ここまで単なる偶然もあるのですが、川崎の失点も含め、すべての得点に孝輝が絡んでいます。

その後、川崎は、(小塚)和季や悠を入れます。さらには、J・シミッチも。追加点こそ奪えませんでしたが、入った彼らも守備面では、集中力高く対応してくれます。

結局、このまま試合終了。苦しみましたが、ホーム等々力で逆転勝利を収めました。


この試合、ノボリが負傷したことで、本職SBはベンチにはもはやいなかったわけですが、それでも守備力を買われて起用された孝輝が、実戦では初めてであるにも関わらず、本職と見まごうばかりのプレーを見せてくれました。

これまでの孝輝は、アンカー起用のイメージでしたが、この試合を見ると、もともと視野の広い選手で、高さもありますし、背後には誰もおらず前を向けるSBでのメリットも出ていて、立派にこなすことができているようでした。

これは、本当に新しい発見。孝輝がSBをスクランブル体制下とはいえ、本職と遜色なくこなしてくれ、今後も同じように活躍してくれれば、過密日程が続いていく今季、孝輝の活躍の場がさらに広がります。鬼さんもベンチに置きたい選手となるでしょう。まさに怪我の功名

また、悠や、和季、そして、終盤に入ったシミッチも非常に守備に集中できていたと思います。

こうやって、連戦で怪我人が増えている中、しっかり勝ち点3を積み上げることができたことは、誇っていいことだと思います。

そして、こうして怪我人が増えていく中、孝輝の左SB起用は、まさに鬼さんの慧眼。練習でもやっていなかった孝輝のSB起用は、博打だったのかもしれませんが、よくぞ鬼さん、起用してくれました。

逆に浦和側から見ると、勝てたと感じられる手応えもあったと思います。実際、先制し、2点目が入っていれば、この試合の勝利は、浦和に決まっていたと思います。

ただ、後半に入り、浦和の集中も切れ強度も下がっていったことで、川崎にやられたと見ることもできます。浦和は浦和で連戦続きで、出ずっぱりの選手もいます。

そういった選手らはいくら前線からのプレスを、と言っても後半にもなると時間とともに強度は落ちていくのでしょう。浦和のリカルド監督は、選手を固定的に起用する傾向がみられるので、起用され続けた選手らの疲労もあったと思います。

一方、それでも川崎が集中し、若手や、昨年は起用が少なかった選手らが、起用され、勝ち切って成長してきています。この流れが続き、起用された選手らが次々と活躍されるのなら、3連覇も見えてくると思っています。

 

とは言え、この試合の前半を見ると、このままの状況では、3連覇を目指すクラブのサッカーではないのでしょう。アキの試合後のコメントを読むと、まだまだのところが見てとれます。

さて、連戦も次のG大阪でいったん終了。G大阪もいまいち調子に乗れていないようですが、もともと地力はありますし、何より、川崎は、大分時代の片野坂監督に何度も煮え湯を飲まされています。

次のG大阪に勝てれば、一息つけるので、アウェイではありますが、勝利の勝ち点3を持ち帰ってきてもらいたいです。

 

 

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