おはようございます。この試合、平日のしかも早い時間で、途中からなんとか見ることはできたのですが、ブログ更新の時間的な余裕もなく、遅くなりました。もっとも、自分の備忘録のつもりでいますので、マイペースやらせてもらいます。
さて、清水と戦ったリーグ戦から中2日、相手よりも1日ですが日程的に厳しい状態で、鹿島との対戦。さすがにそろそろ川崎に綻びが出てもおかしくないのですが、鬼さんの強気采配や泰斗らの活躍により比較的早い時間帯で3得点を取りきり、天皇杯準決勝に駒を進めることができました。
10/27(水)18:00 天皇杯 準々決勝 川崎 3 - 1 鹿島 等々力陸上競技場
得点:32’オウンゴール(川崎)、48’旗手(川崎)、51’脇坂(川崎)、90’荒木(鹿島)
川崎フロンターレ 4-3-3
―23マルシーニョ――9L・ダミアン――41家長―
――――47旗手――― 8脇坂――――
―――――――22橘田―――――――
―2登里―5谷口―4ジェジエウ―13山根―
――――――― 1成龍―――――――
67分 23マルシーニョOUT → 10大島IN
67分 2登里OUT → 7車屋IN
67分 9L・ダミアンOUT → 20知念ĪN
75分 41家長OUT → 11小林ĪN
77分 8脇坂OUT → 28山村IN
鹿島アントラーズ 4-4-2
―――――18上田― 8土居―――――
―17A・カイキ――――――――7J・アラーノ―
――――21D・ピトゥカ ―20三竿――――
― 2安西―28町田―33関川―32常本―
――――――――31沖―――――――
54分 7J・アラーノOUT → 13荒木IN
54分 17A・カイキOUT → 11和泉IN
77分 8土居OUT → 25遠藤IN
77分 18上田OUT → 9エヴェラウドIN
リーグ清水戦から中2日での試合であったので、先発の何人かは、入れ替えてくるのかと思っていましたが、川崎はスタメンそもままだったので、少しばかり驚きました。
そうなると当然途中交代を想定しているのだろうとは思いましたが、試合が始まってから、入りのところで鬼さんの強気采配、いわば鬼気采配があったと思います。
というのは、中2日で交代ありきなのだから、逆に前半から全力で行けと。
これが、前半、鹿島に対してもハマったのだと思います。鹿島にしてみれば、中3日で体力的な優位性があるはずなのですが、それでも普通は中3日は体力的に厳しいものです。だから、鹿島は、前半、徐行運転から入ってしまった。
そこに本来体力的に不利なはずの川崎の方がアクセル全開で襲ってくるのだから、鹿島としては、面食らったところがあったのでしょう。
試合開始直後の序盤では、互角の部分がありましたが、10分、15分と時間が経過してくると、川崎が押し込み始めていたと思います。
先制点は32分に川崎でした。その先制点は、CKからのオウンゴールでしたが、そこに至るCKを取るまでの攻撃のところですでに一連の川崎の攻撃の形ができていたと思います。
そしてその得点となったCKですが、泰斗の蹴ったボールが秀逸で、マルちゃんのヘディングによるものかと思われましたが、鹿島DFのオウンゴールを誘っての得点となりました。
得点そのものは嬉しい先制点には違いないのですが、当初は、マルちゃんの初得点かと思われていたので、オウンゴールとなったことでそのマルちゃんの初得点も泰斗のアシストも消えてしまったのは、ちょっともったいなく感じました。
その後も前半は、先制できた勢いをそのままに鹿島の守備を掻い潜って、攻め立てることができていたと思います。
1点リードで後半に入り、早い時間帯に2点取れたことで、勝敗を決定づけました。
追加点となった2点は、狙った形では必ずしもなかったのでしょうが、泰斗が入れた速いボールにたまたま怜央の頭に当たり、コースが変わったことでゴールに吸い込まれたある意味ラッキーなゴールでした。
もっとも、当たって入った部分は、怜央本人が言うようにラッキーだったかもしれませんが、怜央の位置取り自体は、狙って侵入してきており、ある意味、必然のゴールだったとも思います。
怜央に当たっていなければ、コースに行っていたわけではないので、ゴールにならなかったと思いますしね。
次の3点目は、右サイドでアキからのパスを受けた泰斗が鹿島の寄せが甘かったことも手伝って、左足で狙いすましたミドルを放つとニアサイドに突き刺さります。
後半開始早々に3点目を入れることができた時点で、ほぼ勝負ありの状態とすることができました。
3点が入った後で、鹿島は両サイドを入れ替え荒木、和泉を投入され、その交代は機能し、荒木を起点に鹿島の攻撃の時間が増えていきます。
川崎は川崎で、予定通りの前半から飛ばしていたこともあって、後半の早い時間帯で3枚替えを敢行します。
後半の戦いを見ると、3点を取ったこともあると思いますが、川崎は鹿島の攻撃を受けに回ります。しかし、それも、鬼さんの想定どおりだったのかなと思います。
逆に鹿島の方は、1点差くらいまでのうちに、荒木らの交代を行っていて、ギアを一段上げていれば、全く違った展開になっていたかもしれません。
結局、後半の最後の30分は、鹿島の猛攻を受け続け、最後は終了間際に1点を返されてしまいますが、終了間際まで失点せずに抑えきったことで、ほぼ盤石の試合運びとなり、勝利を掴むことができたと思います。
後半、受けに回ったとは書きましたが、知念のカウンターなど、得点の匂いを感じさせる突破もありました。川崎としては、攻撃を受けはしていましたが、苦しい時間帯ではなかったとも思います。
鹿島との天皇杯というと、どうしても思い出すのが16年シーズンの最後、17年の元日決戦の天皇杯決勝でしょうか。16シーズンはリーグ戦も当時のレギュレーションであったチャンピオンシップにも鹿島に敗れたことでタイトルを逃し、そして、天皇杯も延長まで行って敗れました。
あのころ、どうやったらタイトルを獲れるのか、川崎に何が足りないのか、まったくわからず、そのシーズンに2度も鹿島にタイトル獲得のチャンスを跳ね返されていました。
サッカーの上手さは、当時風間サッカーの集大成のシーズンであって、確実に積み上げてきていたものがあり、サポも含め手ごたえを感じていたのに、最後の最後は、鹿島の勝者メンタリティーと表現するしかないような、当時まだ手にしていなかった川崎には絶対に越えられない壁に阻まれていました。
本当に当時を思い出すと隔世の感があります。
その後、17シーズンのリーグ優勝で初めてタイトルを獲ったことで、川崎が当時手にしていなかった勝者のメンタリティーを手に入れることができたと思います。
また、その後、毎年、何かしらのタイトルを獲り続けることができたことで、その勝者のメンタリティーを新加入選手らにも綿々と受け継ぎ、アップデートにも成功してきたのだと思います。
逆に鹿島は、18年のACLはありますが、その年に鹿島のバンディエラ、小笠原が引退し、国内タイトルは16年シーズンが最後に獲れておりません。ひょっとすると、勝者のメンタリティーがやや薄れてきているのではないかと感じます。
この試合で感じたのは、この数年に両クラブが辿った経緯からくる、選手らの勝者のメンタリティーがそのまま表れていたのではないかと感じました。
もっともクラブのDNAみたいなものがあるとするならば、鹿島の方が圧倒的に勝利に対する拘りは強いと今でも思います。
たまたま、この試合では川崎が勢いを出すことに成功しましたが、リーグ2戦も紙一重の勝利でしたし、両クラブの差は、他サポの皆さんが思うほどにはないと僕は思っています。
だからこそ、鹿島に悔しさを蓄積させてしまって、いつか爆発するかもしれないと思ってしまうので、鹿島ほど怖い存在は、Jリーグの中にはありません。鹿島とはそういうクラブだと、とにかく勝ちにくる怖い存在だと常に思います。
この試合でも、後半3点目が入ったあとではありますが、やはり怖いと感じさせる部分は、しっかりありました。なので、来季以降もまた、鹿島は怖い存在として立ちはだかるのだろうなと。今勝てても明日勝てる保証はないので、怖いものです。
ところで、この鹿島との対戦は、以前と同じ天皇杯の決勝戦ではなく、まだ準々決勝です。さらに準決勝、決勝と戦いは続くわけで、川崎はまだ何も手に入れていません。
勝者のメンタリティーとは書きましたが、それはタイトルを獲って改めて、鮮明に上書きされるものだと思います。
天皇杯の次は、12月に大分との対戦になりました。今のリーグ順位では川崎が上に位置しているのは間違いありませんが、だからと言って、昨年の優勝を逃した試合があったように、大分は決して侮れる相手ではないと思います。
この試合の勝利は大きいには違いありませんが、天皇杯連覇に向け、あと2つの試合を一つ一つ勝っていきましょう。
また、その前に、リーグ優勝目指し、次の浦和戦も必勝態勢で、臨めればと思います。次の試合では、他力も絡むので何とも言えませんが、できれば、ホームの等々力で優勝を決められる嬉しいですね。
もっとも、それは結果ですから、まずは、自らの勝利を目指すのみですけど。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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