おはようございます。等々力に嘉人が敵として帰還するし、開幕戦であった柏戦を見ても難しい試合になると予想はしていましたが、予想以上に難しい試合になりながらも、期待以上に両チームのFWが躍動し、好ゲームとなりました。C大阪の嘉人に2度もリードを許すも、現エースL・ダミアンらの活躍により最後は試合をひっくり返してくれました。
3/3(水)18:00 J1 第11節 川崎 3 – 2 C大阪 等々力陸上競技場
得点:5’大久保(C大阪)、7’L・ダミアン(川崎)、22’大久保(C大阪)、47’L・ダミアン(川崎)、62’三笘(川崎)
川崎フロンターレ 4-3-3
--18三笘-----9L・ダミアン-----41家長--
-----------8脇坂--25田中----------
--------------6J・シミッチ-------------
--47旗手--5谷口--4ジェジエウ-13山根--
--------------1成龍---------------
64分 6J・シミッチOUT → 3塚川IN
79分 8脇坂OUT → 22橘田ĪN
90分 9L・ダミアンOUT → 11小林ĪN
90分 18三笘OUT → 16長谷川IN
90分 41家長OUT → 19遠野IN
セレッソ大阪 4-2-3-1
-------------20大久保---------------
--13高木------10清武--------17坂元--
-----------5藤田---4原川------------
--14丸橋--15瀬古--33西尾---2松田陸--
------------1キム・ジンヒョン--------------
58分 13高木OUT → 18西川IN
68分 5藤田OUT → 29加藤IN
85分 20大久保OUT → 22松田力IN
この試合は、ACLの開催のために前倒された試合であるため、1節目の次の試合ですが、11節扱いの試合です。一方、同じくACL組であるG大阪と名古屋の試合は、新型コロナの陽性反応者が出たということで急きょ中止になったとのこと。
川崎にとっても他人ごとではなく、いつこういう形で試合ができなくなるかもしれません。今季は、試合が開催できなくなった場合、3-0での敗戦という見做し開催の規定もできました。改めて、こういう環境下において、色んな方々の尽力のおかげで、サッカーの観戦ができていることを感謝いたします。
さて、試合についてですが、川崎の嘉人だった時代は、これほど心強い選手はいなかったのですが、敵ととして対峙してみて、やっぱり嘉人は、いい選手だなと思いました。FC東京や磐田の選手として対戦した時にもしっかり恩返しゴールを決められているので、嘉人にとっても川崎は燃える相手なのでしょう。
FC東京や磐田時代にもゴールを決められましたが、対戦時の怖さで言えば、これまでの対戦の中で、一番怖かったです。ゴール前の動き出しを見ていると、3年連続得点王を獲っていた時期と遜色ない動きだったと思いました。体のキレもいいようです。
嘉人のこの試合の動きが続くならば、年齢に関係なくまだまだ活躍できそうです。今季のC大阪は、クルピ監督に代わり、嘉人のプレースタイルにも合ったのでしょう。昨年1年、J2で無得点だったとは思えない動きでした。
対戦が、川崎がでなければ、得点を取るたびに素直に喜べるのですが、恩人のゴールはうれしくも複雑な心境でした。嘉人の1点目のミドルも見事だし、2点目のゴール前での嗅覚もさすがです。今更ですが、嘉人と共にタイトルが獲りたかった。
この試合で2点も献上したのだから他クラブとの対戦でも複数得点を重ね、何としても前人未到の200ゴールに到達してもらいたい。試合後に桜色のYOSHIメーターまでも復活し、セレサポに引き継がれるとのこと。これで188ゴールとなり、200ゴールまで残り12ゴール。セレッソのサポは、もちろんでしょうが、全フロサポも応援していると思います。
ノスタルジーに浸りもしましたが、現川崎のエース、L・ダミアンも嘉人に負けず劣らず、というか上回る活躍をし、この試合もキレキレのプレーを見せてくれました。ゼロックス杯からスタメン起用され続けているだけのことはあります。
1点目は超絶ボレー、2点目の飛び込み、3点目の薫へのアシスト、全得点に絡みました。また、得点もですが、相変わらず守備でもファーストディフェンスをサボらず、前線から執拗にボールホルダーにプレッシャーをかけてくれるので、後ろは相当助かっていると思います。この試合のMOMはL・ダミアンで文句なしかと。
また、3点目を決めた薫。C大阪側は、薫を警戒してる様子がアリアリと見て取れ、常に複数人で対応していました。それ故に、薫の怪物ぶりは普段よりも目立ち難かったかもしれませんが、それでもL・ダミアンとのワンツーでしっかり決勝点を決めましたし、オフサイド・ディレイで取り消された、幻のダメ押しとなる4点目もありました。
幻の4点目は、ゴールを決めたプレーだけを切り取れば、取り消されたとは言え、決定力があること自体、改めて証明したプレーだったので、次節以降も変わらないプレーをし、今度は取り消されないゴールを決めてもらいたいです。
試合の全体的な印象で言えば、前半の給水タイムまでは、C大阪の時間帯で、昨年のC大阪に見られなかった、攻撃への意識が速く、強くという傾向が出ており、その中にあっての嘉人の決定力だったと思います。
あの時間帯、1失点後、即座にL・ダミアンの超絶ボレーで即座に1点返していなければ、もっと難しい試合になり、勝てていなかったかもしれません。
しかし、2失点以降は、嘉人にミドルを打ち込まれ、ソンリョンがスーパーセーブしたシーンはあったものの、ほぼ川崎がC大阪陣内に封じ込め、川崎の時間帯が作れていました。
ジェジエウのヘディング、(塚川)孝輝のミドルシュートや悠の反転シュートなど、しっかり枠を捉えたシュートも結構あったので、3点で終わらず、4点目以降が入っていれば、もっと楽な展開にできたかと思います。そこに改善の余地がまだまだあるかと。
いずれにしてもこの試合は、両クラブのストライカーが、これぞストライカーの働き、という得点により、試合が動き、決しました。非常に見ごたえのある試合だったと思います。
個人的にこの試合で注目したのは、孝輝と大弥。孝輝は、富士ゼロックス杯での脳震盪が疑われての交代だったので、前試合はベンチ外でしたが、この試合でベンチ入りし、最初の交代枠として使われていることでも、鬼さんが期待を寄せていることがうかがえます。
この試合でもシュートを放っていましたが、松本時代のチーム内得点王で9得点していたように、得点力でも期待できそうです。ヒデの後任として定着するのが、シミッチなのか、孝輝なのか当事者2人は大変でしょうが、見ている方は、競い合うことでチーム力を高めてもらえればと期待しています。
また、出場時間は短かったですが、大弥。富士ゼロックス杯では劇的ゴールをアシストしていたように、この試合でも積極的にシュートに行っていましたし、ゴール前での動きも上手く表現できないけれど、独特の間合い、動き出し、加速、に存在感があり、何かやってくれそうという雰囲気を感じました。
チーム内でのムードメーカーでもある大弥には、早いうちに川崎での初ゴールを決めてもらい、勢いに乗ってもらいたいと切に期待しております。
試合は、なんとか逆転勝利を収め、無事に勝ち点3を収めることはできましたが、昨シーズンのように早々に3点、4点取ってセーフティーな点差としている試合はまだありません。やはり、今季は、簡単ではないと感じます。
また、過密日程は、今季も変わらずですから、次の仙台戦、さすがに同じスタメンということもないでしょう。ならば、この試合でベンチスタートあるいはベンチ外の選手であっても活躍するチャンスが十分あるということなので、奮起してもらいたいです。
奇しくも3.11を控えた直前のアウェイ仙台戦。仙台が燃えないはずはありません。Mind-1のスローガンを掲げ、復興支援を行ってきた川崎ではありますが、試合は試合、勝負は勝負ということで失礼のないよう、全力のパフォーマンスによる真剣勝負で、見ごたえのある試合を仙台の地でしてきてもらいたいと思います。
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