2018 天皇杯 2回戦 川崎vsソニー仙台 レビュー 簡単な試合などない | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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こんばんは。

今日は、ホーム等々力で天皇杯ソニー仙台戦でした。相手のカテゴリーは、JFLですし、すでにACLに敗退している以上、天皇杯は狙って行かななければならない大事なタイトルです。

 

こんなところでジャイキリされているようでは、先が思いやられるところでしたので、なんとか勝ってホッとしています。

 

6/6(水)19:00 天皇杯 2回戦 川崎 3 - 2 ソニー仙台 等々力陸上競技場

得点:19' 藤原(S仙台)、33' 三浦(S仙台)、52' 長谷川(川崎)、66' エウシーニョ(川崎)、89' 家長(川崎)

 

川崎フロンターレ 4-2-3-1

-------------81阿部--------------

--16長谷川---28脇坂----41家長----

---------19森谷---25守田---------

--7車屋--23エドゥ--5谷口--18エウソン--

-------------1成龍----------------

38分 28脇坂OUT → 20知念IN

59分 23エドゥアルドOUT → 2登里IN

86分 8阿部OUT → 27鈴木IN

 

ソニー仙台FC 3-3-3-1

-------------25丹代-----------------

--17藤原------7吉森-------15杉田---

-----13森原---4瀬田---2三浦--------

-----20田中--23金子--19菅原--------

--------------32瀧本----------------

65分 15杉田OUT → 16小泉IN

76分 2三浦OUT → 9内野IN

86分 7吉森OUT → 18秋元IN

 

冒頭にも書きましたが、勝って良かったです。昨日の試合の最大の収穫は、勝利に尽きます。当たり前ですが、天皇杯は、負ければそれでお終いの一発勝負。カテゴリーの上下に関係なく、勝った方が勝ち上がります。

 

そのため、一瞬の油断が命取りになり、毎年のように、ジャイアントキリングと呼ばれる下のカテゴリーのクラブが上のカテゴリーのクラブを倒す、下剋上が行われます。この試合でも、3つ下のカテゴリーにあたるJFLのソニー仙台FCに昨年度のJ1王者の川崎フロンターレが追い詰められる、あわやの展開でした。

 

川崎は、最初の15分くらいは、押せており、チャンスも作れていました。シュートも枠内に飛んだものも数多くあり、開始直後をいみれば、簡単に勝利できるものだと思われました。

 

ただ、それは、選手も同じことを思ったのでしょうか。簡単に勝てると思ったのでしょうか、ソニー仙台のハイプレスに苦しみ、ボールが前に運べない状況が散見されるようになります。

 

するとカウンターからの失点。さらにパスカットからのミドルまで決まり、前半だけで2失点。序盤は、チャンスを作っていましたが、決まらなくて、焦りも出てきます。さすがにヤバイんじゃないのかという空気が等々力に漂います。特定の選手を批判することはしたくありませんが、疑問符をつけたくなる選手がいたことも事実だと思います。

 

それでも前半の知念の投入でやや前線に起点が作れるようになり、後半のノボリを投入によって、ようやくリズムが作れるようになります。

 

後半の早い時間帯で、竜也が1点返してくれたことで、等々力の雰囲気も持ち上がり、行けるぞという雰囲気に好転していったように感じました。

 

60分過ぎたくらいからは、ソニー仙台の選手の足も止まりはじめ、川崎がやりたいようにボールを回せるようになり、エウソンの同点ゴールを呼び、終了間際の家長の逆転ゴールを決めてることができました。

 

それにしてもです。こんなに苦しむとは。確かにソニー仙台、いいチームでした。上のカテゴリーのチームである川崎に対して、憶することなく、堂々とハイプレスをしかけ、狙い通りにカウンターで先制、追加点。守っては、GKセーブをはじめ、決定機をことごとく防いで見せます。

 

球際でも負ける場面が多くありましたし、パスカットもよくされて、カウンターの起点になっていました。多くない決定機を着実に決めてきってきて、前半を終わった時点では、本当にジャイキリが起こるかもと思いました。昨年の王者が、これでは洒落にならんと本気で心配しました。それだけ、ソニー仙台の思い通りにやられてしまっていたのです。

 

あの中で、あの雰囲気で、よく巻き返せたと思います。こうした難しくしてしまった試合を逆転して勝てたことが唯一無二の収穫だと思います。

 

ただ、選手らに言いたい。本当に簡単な試合など1試合もないと。サッカーは何が起こるかわからないスポーツ。ほんのわずかな気の弛みで敗退し、これまで何度もタイトルを逃してきたことを忘れたわけでもあるまいに。

 

また、こうしたふわっとした気持ちで試合に入ると痛い目を見ると改めて感じたでしょうから、これを中断明けまで忘れないで気持ちを維持しておいてもらいたいです。

 


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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