2018 J1 第15節 川崎vs清水 レビュー BKB×YMCA | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

ブログの読者が川崎フロンターレとJリーグを応援してほしいために

こんばんは。

もう昨日になりますが、ホーム等々力で清水エスパルス戦でした。W杯前、最後の試合であり、この試合を最後に中断期に入ります。後述しますが、いろんな意味合いの詰まった試合で、何としても勝っておきたい試合だったので、快勝できてホッとしています。

5/20(日)15:00 J1 第15節 川崎 3 - 0 清水 等々力陸上競技場
得点:19' 中村(川崎)、33' 阿部(川崎)、57' 中村(川崎)

川崎フロンターレ 4-2-3-1
-------------81阿部--------------
--16長谷川---14中村----41家長----
---------10大島---25守田---------
--7車屋--5谷口--3奈良--18エウソン--
-------------1成龍----------------
72分 18エウシーニョOUT → 17武岡IN
73分 16長谷川OUT → 27鈴木IN
88分 10大島OUT → 9赤﨑IN

清水エスパルス 4-4-2
---------23北川---20クリスラン----------
--29石毛------------------30金子---
----------6竹内---17河井-----------
--26二見--4フレイレ--3ファン ソッコ--13飯田--
--------------13六反----------------
46分 27飯田OUT → 28立田IN
70分 30金子OUT → 9鄭 大世IN
81分 10北川OUT → 10白崎IN

この試合を語る前に、去る5月16日に、西城秀樹さんが亡くなられました。もう10年以上も昔から、ほぼ毎年、夏の市政記念試合のハーフタイムにヤングマン(YMCA)を熱唱してくださり、等々力の雰囲気をつくり、盛り上げてくれた恩人でした。

今年もオファーを快諾していただいていたようですが、残念ながら、もうその姿を等々力で見ることができません。毎年恒例のイベントとなっていたので、喪失感でいっぱいです。心よりご冥福をお祈りいたします。

試合前には、フロンパーク前にて、西城秀樹さんに向けた、ビッグフラッグへの寄せ書きを行っていましたので、僕もこれまでの感謝の気持ちを書いてきました。また、フロンパークも等々力も、ヤングマン(YMCA)をはじめとした西城秀樹さんの曲が流されており、ヒデキ一色の雰囲気でした。

対戦相手の清水は、アニメ「ちびまる子ちゃん」の舞台の街。そのアニメのエンディング曲「走れ正直者」を歌っていたのも西城秀樹さんですし、まる子お姉ちゃんがファンということでアニメの中にも西城秀樹さんは登場してきました。何とも縁を感じる対戦であり、清水としても、この試合でいい戦いをしたいところだったと思います。

試合ですが、悠が代表を辞退することとなった、ふくらはぎのケガにより、阿部ちゃんがワントップでした。阿部ちゃんの場合は、むしろゼロトップという表現の方がしっくりくるかもしれません。

これは、昨年も上期には、よく試されたフォーメーションであり、その時にも阿部ゴールを量産していたので、今季のこれまでにも阿部ちゃんのワントップ、もっとあっても良かっただろうに、と思ってました。しかし、鬼さん、今日ここにきて、この布陣、満を持しての投入だと思いました。

ホームでは、ここ2戦で連敗していたので、気持ちの上でも何としても勝ちたかったですし、選手らもそういった心理面がうまく作用し、前半から、完全に川崎のペースで進めることでできました。

何度かの得点機を詰め切れず得点を逃すシーンもありましたが、そこは僕らの川崎のバンディエラ、憲剛のFK一発で先制し、ワントップ起用の期待に応えた阿部ちゃんが反転シュートで追加点を奪います。前半は、完璧と言える内容だったんじゃないでしょうか。

後半、このままで終われない清水がより前からプレスをかけてきて、やや押し込まれる時間帯もありましたが、再び僕らの川崎のバンディエラ憲剛が、鹿島戦の時と同じように、相手の不注意を見逃さず、ボールを高い位置で奪って、シュート。一度は弾かれるも、跳ね返りを押し込んで、3点目。これで試合を決定付けます。

守備陣もこの3点のリードを無失点のまま守りきり、久しぶりの等々力での歓喜を瞬間を迎えることに成功しました。

欲を言うならば、チャンスに決めきっていれば、もう2~3点、点がとれたはずです。今回は、勝ち切れましたが、チャンス時の決定力をもっと磨けば、より厳しい展開となった時にも、勝ち切れる場面は増えていくはずです。

これから中断期を挟みますが、有効に活用し、独走している広島を追撃してもらいたいですね。

冒頭の話に戻りますが、YMCAは、もともとYoung Men's Christian Association(キリスト教青年会)を意味し、スラングで別の意味も持っていたようですが、西城秀樹さんは、Young Man Can do Anything(若者は何でもできる)と解釈していたようです。

ところで、憲剛は、この試合で、419試合出場となり、藤田俊哉さんが記録していた大卒Jリーガーの最多出場記録に並びました。そして、今日のマルチゴール。これも憲剛がいつまでも気持ちの部分で、若く、永遠のサッカー小僧であったから達成できたことかと思います。

まさに、Young Man Can do Anythingを憲剛は、実践し続けているのだと感じました。そして、最後のコメントでも西城さんへの感謝の気持ちとYMCAのパフォーマンス、僕らの誇るべき(B)川崎の(K)バンディエラ(B)であったと思います。

今日の勝利は、西城秀樹さんのもとにも届いたでしょうし、喜んでくれていると思います。今まで、本当にありがとうございました。

なお、誤解のないように僕の思いを書いておきますが、今回、幸いにも川崎が勝つことができました。しかし、同じく縁のある清水が勝っていたとしても、フェアないい戦いをした結果ですから、西城秀樹さんは同じように喜んでくれていたと思います。

川崎のホームでの対戦で、やり難かったかもしれませんが、清水とこのタイミングで対戦できた縁についても感謝したいと思います。

さて、僚太は親善試合の日本代表に呼ばれましたが、どう使われ、どこまで活躍できるか。そして、悠を含めて、来る本大会に選ばれるか。そういった視点で、引き続き、見守っていきたいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ランキングに参加しています。また読みたいと思っていただければ、押していただきたいと思います。


にほんブログ村

 


ブログランキング