2016 J1-1st第6節 vs鳥栖 レビュー 劇場 | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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ブログの読者が川崎フロンターレとJリーグを応援してほしいために

おはようございます。フロサポのみっちーです。金曜日ごろから体調を崩し、ようやくPCの前で作業できるくらいになりました。そのため、これまでブログの更新も滞ってしまい、申し訳ありません。そして、昨日のホーム鳥栖戦、等々力での開催でありながら、スカパー観戦する破目になってしまいました。


ホーム試合に行けなかったのは、今期初。昨期からでも覚えていないくらいなので、非常に残念です。体調管理の不徹底を恥じ入るばかりです。そんな日に限って!?試合は等々力劇場と化すヨシトの劇的決勝弾での勝利となりました。


4/10(日)15:00 川崎 1 - 0 鳥栖 等々力陸上競技場
得点:90+4' 大久保 嘉人(川崎)


川崎フロンターレ 4-2-3-1
----------------13大久保-------------------
----2登里------14中村------11小林----
----------21ネット-------16大島------------
-5谷口--23エドゥー--3奈良--18エウソン-
-----------------1成龍-----------------
41分 10大島僚太OUT → 6田坂祐介IN
72分 2登里享平OUT → 17武岡優斗IN
83分 21エドゥアルド ネットOUT → 15原川力IN


サガン鳥栖 4-3-1-2
-----------39岡田---11豊田------------
-----------------24鎌田-------------------
--16崔-------14高橋------10金-----
--2三丸--29谷口--5キムミンヒョク--8藤田--
-----------------33林-------------------
70分 39岡田翔平OUT → 9白星東IN
79分 16崔 誠根OUT → 18富山 貴光IN


ざっと振り返ります。開始早々の1分の川崎。ヨシトが右サイドにフリーで抜け出すと、DFが詰める前に思い切りのいいミドルシュートを放ちますが、これが惜しくもバー直撃で外れます。


すると、4分、対する鳥栖。左サイドで与えたFKからキムミンヒョクが頭で合わせて、あわやというシュートでしたが、右ポストに救われます。


8分の川崎、左サイドでボールを得たヨシトが右サイドで入り込んでいるユウにスルーパス。これが通ってユウは、ミドルシュートを放ちますが、GK林に阻まれます。


27分の鳥栖、右サイドから金民友がグラインダーのシュートを放ちますが、ソンリョンが難なくセーブします。


途中41分には、怪我明けでいまいちフィットしきれていなかったリョウタに代えてタサを投入します。


43分の川崎、ほぼ正面で得たFKを好調のケンゴがグラインダーで直接右隅を狙いますが、僅かに枠の外に外れます。


このままスコアレスで折り返します。前半で見ると、完全に鳥栖さんの試合。ヨシトとユウのシュートくらいしか得点の可能性が感じられませでしたし、中盤のリズムが悪すぎた。そのテコ入れにリョウタを下げたのだと思います。


49分の鳥栖、左サイドの三丸が上げたクロスに岡田が頭で合わせ、これがゴールかと思われる弾道でしたが、ソンリョンがファインセーブでゴールを割らせません。


55分、鎌田がドリブルで持ち込み、右サイドの藤田にスルーパスを通すと、藤田が折り返して、中央にクロスを入れます。このクロスに、ニアに岡田とファーに豊田の2人が走り込んでいましたが、2人とも僅かに合わず、そのまま切れていき、事無きを得ます。


65分の川崎。細かいパス交換から、左サイドに抜けたノボリが中央のエウソンにマイナスのクロスを入れるも、合わせたエウソンのボールは、わずかにポストの左に切れてしまいます。


69分の鳥栖。中央でボールを奪われ、カウンター。崔誠根から岡田にスルーパスを通され、ソンリョンと1対1の絶対絶命の状態になりますが、これもソンリョンがビッグセーブ。川崎のゴールを守り抜きます。


78分の川崎。中央でボールを持ったヨシトが左サイドのタサに出すと、タサが仕掛けている間、ヨシトが中央に駆け上がり、タサの折り返しのクロスに頭で合わせますが、残念ながら、ポストの右に外れます。


89分の川崎。やや右サイドでFKを得、ケンゴが蹴り、ヨシトが頭で合わせますが、これもゴールの左に外れます。


90+2分の川崎、右サイドの折り返しに体をごと押し込み、ヨシトが一度は、ゴールネットーを揺らしますが、これはオフサイドの判定でノーゴール。


しかし、最後の最後まで等々力の勝利の女神は見放しませんでした。90+3分、ソンリョンのゴールからのロングボールが相手ゴール近くまで飛び、そのため、DFラインを引き下げることとなり、一旦はクリアされます。


しかし、浅いクリアボールをリキが受け、縦に速くタサに入れると、ユウに繋ぎ、ユウが左サイドに仕掛けて、一瞬中を見て、素早く反転してクロスを入れると、そこに走り込んでいたのは、ヨシト。ヨシトが今度こそのドンピシャで頭で合わせて、待望の得点。この得点で1-0勝ち越し。


さらには、ヨシトは、159GでJ1単独トップに躍り出て、ケンゴの次女誕生のユリカゴダンスと、そのBGMは、等々力の爆発的な歓喜。その場に居たかった・・・。


そのまま次のワンプレーで試合終了。まさに等々力劇場という幕切れで、勝ち点3を苦しいながらもぎ取りました。


冷静に振り返ってもやっぱり、この試合、試合を支配していたのは、どちらかというと鳥栖さんだったと思います。特に前半。前からのプレスが嵌まり、川崎らしいパス回しをする前にボールを奪われ、なかなか前に進めないし、稀に進めてもシュートまで持っていけない、そんな展開でした。


とくに中盤でボールを奪われることが多く、結局、トップ下にいたケンゴがボランチの位置に下がって、リョウタにサイドに回ってもらう破目になり、タサとの交替に繋がります。


また、後半はそれでも五分五分の展開であったところを終盤の猛攻に繋がったのは、ネットとリキの交替によって生まれてリズムかと思います。リキが入ることでボールが回せるようになりました。もちろん、鳥栖の選手が疲れてきたところにという部分はあるにしてもリキは、川崎にフィットしてきているのではと感じました。


また、ゴールをアシストしたユウ、決めたヨシトにスポットが当たりがちですが、この試合、ソンリョンのビッグセーブがなければ、1点取っても焼け石に水の状態になっていた可能性が高いわけで、やはり、無失点で切り抜けられたことが大きかったです。特に岡田の2本は、2本とも決まっていておかしくなかったと思います。


また、もっとマクロ的な視点で見ると、近年の川崎は、こういったリズムの作れない試合、順位が下の相手でも勝ち点を落してきていたのですが、昨日は、苦しいながらも勝ちきって勝ち点3を得たところが、いつもと違う川崎になったと感じることができました。


これで、来週、多摩川クラシコ。昨日は行けなかったけど、味スタには参戦予定ですので、それまでに体調を整えて、絶対に勝って、首位を堅持してもらいたいです。次のリーグ戦3戦が僕の勝手な1stステージ天王山なので、なんとしても勝ち越して、タイトルに近づいてもらいたいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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