2016 ナビスコ杯予選第1節 vs横浜FM レビュー 意識 | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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おはようございます。フロサポのみっちーです。昨日、仕事を早々に切り上げて、行ってきました、等々力に。試合は、残念ながら?幸いにも?ドローで終えました。


3/23(水)19:00 川崎 0 - 0 横浜FM 等々力陸上競技場
得点:-


川崎フロンターレ 4-2-3-1
-----------------9森本-----------------
--6田坂--------16長谷川-------19森谷---
-----------21ネット------5谷口------------
--20車屋---23エドゥー---4井川--18エウシーニョ--
----------------30新井-----------------
58分 6田坂 祐介OUT → 22中野 嘉大IN
69分 4井川 祐輔OUT →14中村 憲剛IN
83分 16長谷川 竜也OUT → 26三好 康児IN


横浜F・マリノス 3-4-2-1
---------------16伊藤----------------
--25前田-------14和田-------29天野----
----------6三門-----7兵藤---------
--24金井-2パクジョンス--4栗原---15新井----
----------------1榎本-----------------
55分 14和田 昌士OUT → 18遠藤 溪太IN
74分 4栗原 勇蔵OUT → 5ファビオIN
84分 25前田 直輝OUT → 8中町 公祐IN


それでは、試合を振り返ります。試合は、序盤から川崎が圧倒的にボールを保持し、試合を支配します。


まずは、3分の川崎。タツヤが右サイドをえぐり、中央のモリに預けると、モリが溜め、DFとの交錯がありつつも、再びタツヤが拾い、そのままシュート。これは、GK榎本の正面を突きますが、公式戦初出場の意気込みを見せてくれます。


そして、19分の川崎。エウソンの右サイドからのクロスをモリが頭で合わせますが、GK榎本のファインセーブによりゴールならず。


さらに21分の川崎。ネットが中央でボールを受けると、反転して前を向いてドリブルで進み、バイタル付近から強烈なミドルを放ちます。惜しくもこれは、ゴールの枠の右に外れます。


36分の横浜。ここまでシュートゼロに抑えていましたが、この時間帯になってようやくファーストシュートを打たれます。天野がバイタル付近でこぼれたボールをそのまま打ちぬき、ミドルシュート。これが幸いにもゴールの枠左に外れてくれます。離隔が僅かだったんどえ、危ないところでした。


前半終了間際の44分の川崎。イガのスルーパスを受けたタツヤがエリア内、ほぼ正面でシュートを放つも、横浜FMの金井のブロックに当たり、ボールは勢いを失い、ゴールの枠の左に外れます。


59分の横浜。前田が左サイドを突破すると、そのまま中に切れ込み、最後は、シュート性のグラウンダークロスを入れて、伊藤がこれに合わせようとしますが、GKショウタや川崎DF陣が体を張って弾き出します。


62分の川崎。バイタル付近で、タツヤ、モリのワンツーのし損ないでこぼれたボールに詰めたイガが強烈はミドルを放ちますが、これもGK榎本が飛びつき、またしてもゴールならず。


69分に川崎はついにケンゴを投入します。すると72分の川崎。バイタルでケンタロウのシュートが横浜DF陣に当たり宙に浮くと、そのボールに詰めたのは、ケンゴ。ですが、これは、GK榎本と交錯し、ファウルになります。こういったプレイからケンゴのゴールに対する意識が垣間見えます。


76分の横浜。CKを途中交替で入ったファビオがニアで合わせますが、これがゴールボストを叩くに留まり、事無きを得ます。


82分の川崎。右サイドからのクロスに中央でタツヤが頭で合わせますが、バーの僅か上を通過してしまいます。このあと、タツヤは、交替で退き、悔しそうにピッチの外を歩いているのが、印象的でした。


序盤から、ここまで試合を支配していた川崎ですが、得点を得ることができない焦りもあり、前掛りになり始めます。後半も終盤になると、川崎のボールロストが目立ちはじめ、横浜のカウンターを受けるシーンが目立つようになります。


86分の横浜。ショートカウンターから中央で三門に決定的なシュートを打たれますが、これをGKショウタが、ビッグセーブ。直上にジャンプしてボールに反応し、枠上に弾き出します。


90+3分の横浜。カウンターから伊藤にドリブル突破を許し、バイタル付近でフリーでシュートを打たせてしまいますが、ここもGKショウタがファインセーブ。ボールを枠外に弾き出します。結局、このままスコアレスドローで終わりました。


ケンゴまで投入し、試合の大半の時間を圧倒的に支配しながら、ゴールを決めきれず。そこで決めきっていれば、大勝もできた試合であった一方、終盤にカンターをくらい、ショウタのファインセーブがなければ、敗戦もあり得た試合だったと思います。


この試合がデビュー戦だったタツヤ、ゴールへの意識は高かったと思うのですが、結果として、何度かあった決定機を決めきれなかったというのは、残念だし、本人が一番悔しかったと思います。


それから、甲府戦で一応デビューはしていましたが、ネットを始めてちゃんと見ましたが、まだ、川崎のボール回しのタイミングに調整が追いついていない印象を受けました。ワンテンポまでいかないですが、半テンポくらい遅れを発生させている気がしました。


ただ、それは、ボールの受ける側の問題もあるのかもしれません。ヨシトやユウだったら、どうだったか、悩むところです。


そして、試合の中でゴールへの意識を感じたのは、やはりケンゴ。ケンゴが投入されてから、パス回しからゴールに迫るスイッチが入るようになりました。


また意識という点では、これまた途中出場ですが、ミヨシ君。時間としてはわずかでしたが、前線でゴールに直結しようとする動きを感じました。


あとは、ソンリョンに正GKの座を明け渡してはいますが、ショウタのファインセーブがこの試合の勝ち点1を拾ったと言っても過言ではないと思います。久しぶりの公式戦でどうかと思いましたが、少なくとも昨年のデビューの時に感じた危なっかしさは感じませんでした。


ただ、結局、試合はホーム等々力での試合でありながらスコアレスドローなんです。横浜FMさんの割り切ったリアクションサッカーにより、アウェイで、勝ち点1を取るという戦略にしてやられたとも言えます。


川崎は、試合スケジュールの関係で、最終節が休みなので、先行逃げ切りをしないといけない立場です。

そこでこの試合と次のホーム福岡戦の2連戦は、ナビスコ杯の予選突破をはかる上で、勝ち点6がマストだと勝手に思っていたので、極めて残念だし、今後、苦しい結果をもたらすかもしれません。


ナビスコ杯も過去のに苦渋の涙を呑んできたわけですから、川崎にとって単なる若手育成重視の大会で、タイトル二の次ではないはずです。次の福岡戦、今度こそは、ホーム等々力で勝ち点3を取ってもらいたいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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